ドラマ
小泉光咲(原因は自分にある。)と四坂亮翔がW主演を務めるドラマ「陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい」は、秘かにBL小説を書く高校生・鈴木(小泉)と、同じクラスで陽キャ集団の人気者・芹沢(四坂)のもどかしい恋の行方を描く。発売中の本誌TVstation20号では、本作を手がける小池洋平プロデューサーのインタビューを掲載。今回は、さらに制作秘話を語ってもらった。

――本作は、椿ゆずさんの同名小説が原作です。ドラマ化する上で心がけたことをお聞かせください。
原作小説の持つテンポのいいラブコメディとしての楽しさと面白さを大切にしながら、主人公2人の心情を丁寧に描くことを心がけました。自分がBL好きで妄想BL小説を書いていることを周囲に隠している鈴木は、陽キャ集団にいるクラスメイトの芹沢芹沢との出会いをきっかけに、自分の好きなものを否定せずにいられる居場所を見つけていきます。かたや芹沢も一見、万能なクラスの人気者ですが、鈴木の前では不器用になってしまって、気持ちが伝えられない。この2人が少しずつ自分の気持ちに素直になっていく過程を大切にしています。笑ってキュンとして、胸が温かくなるような2人の恋愛を楽しんでいただきつつ「自分の好きなものをもっと素直に『好き』と言っていいんだ」と感じてもらえる青春ラブコメディを目指しました。

――小泉さん、四坂さんの現場での様子はいかがですか?
小泉さんは、自分の好きなものや世界を大切にする鈴木の繊細さと、芹沢にアプローチされて振り回される戸惑いをかわいらしく演じてくださっています。撮影現場では周りをよく見ていて、自然と場になじんでいました。
四坂さんは、スタイルが良くてビジュアル的には芹沢そのもの。お話しすると、穏やかで優しい雰囲気を持った方です。小泉さんの柔らかさと四坂さんの優しさが、鈴木と芹沢の心地よい空気感を作り出していたと思います。
――今回、小泉さんはドラマ初主演、四坂さんはドラマ初出演にして初主演となります。フレッシュな2人の成長を感じることはありましたか?
本作は2人の芝居が多く、プレッシャーもかかると思いますが、2人で頑張って乗り越えてくれました。オフでの小泉さんと四坂さんは2人だと穏やかに話していて、他のキャストが一緒になると、みんなで楽しくふざけたりしていました。
――若いキャストが集まった撮影現場の雰囲気は、いかがでしたか?
監督陣も明るくてキャストも明るい方ばかりで、活気あふれる撮影現場でした。キャスト同士は撮影が始まってすぐに仲良くなっていて、小泉さん、四坂さんと陽キャ集団を演じる木村魁希さん、田中笑太郎さん(DXTEEN)、葉山侑樹さんが同じシーンの撮影の日は、休憩時間も5人で一緒に過ごしていて。小泉さんが現場近くにどんなラーメン店があるのかを調べていて、みんなラーメン好きということから「ラーメンを食べに行きたいね」と話していました。5人で旅行を計画しているという話も聞きました。あと、四坂さんは山登りがマイブームで、小泉さんを連れていきたくて誘っていましたが、小泉さんはあまり乗り気ではないようでした(笑)。
――温かく優しい作品にふさわしい現場だったのですね。
キャスト同士の自然な関係性があったからこそ、鈴木と陽キャ集団のシーンにも友だち同士の良い雰囲気が自然に出ていたなと。鈴木と芹沢をはじめ登場人物それぞれの関係性に優しさがある物語なのですが、撮影現場にも似た雰囲気があって、このドラマを作るにあたって、とても良い影響をもたらしていたと思います。
――最後に、今後の見どころを教えてください。
6話(9/15㊋放送)から、ここまで積み重ねてきた鈴木と芹沢の関係が変化していきます。2人とも相手のことを大切に思っているからこそ素直になれなかったり、すれ違う。その機微を味わっていただければ。鈴木に関しては、人との関わりの中で傷ついた経験や、自分の好きなものを大切にしてきたからこその悩みが明かされます。鈴木が少しずつ前を向いて成長する姿に注目してください。恋愛だけでなく、鈴木と芹沢を自分らしくいさせてくれる仲間の友情も感じていただけると思います。鈴木と芹沢がどんな答えにたどり着くのか、最後まで見届けてください。

陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい
読売 毎週㊊ 深1時29分~1時59分
©椿ゆず・スターツ出版/「陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい」製作委員会