音楽

2020年末、コロナ禍によってファンと直接会うことが叶わず、活動休止に入った嵐。それから5年、2025年5月に再集結を果たした嵐は、ラストツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』を開催し、このツアーをもって“嵐としての活動終了”を迎えることを発表した。直接会えなかったファンとの「また会おう」という約束を果たすため、3月13日の札幌公演から始まり、東京、名古屋、福岡、大阪を巡ってきた5大ドームツアー。その締めくくりとなるツアーファイナルが、5月31日、再び東京ドームで幕を開けた。嵐とファンがたくさんの「ただいま」と「おかえり」を伝え合い、「⼤好き」と「ありがとう」を交わし合った、最⾼に幸せな33曲3時間半。1999年のデビューから積み重ねてきた26年半のすべてを詰め込み、“アイドル・嵐”としての歴史に美しく、誇り高く終止符を打った本公演をレポートする。
開演前、5色のペンライトが客席を埋め尽くし、ドーム全体が高揚感に溢れる中、流れ始めたOverture。そこに映し出されたのは、2020年12月31日に行われたライブ『This is ARASHI』のラストで無観客の東京ドームの空に架かった“虹”だ。「2020.12.31」で止まっていた時間が、再び動き出す――そんな感覚が会場を包み込む中、本ステージ上空に巨大なディスプレイBOX型の装置が出現。その上に青空と虹を背負った5人が姿を現し、『Løve Rainbow』が流れ始めると、東京ドームは悲鳴にも似た大歓声が沸き起こる。松本潤が「Hey! Tokyo! 嵐が帰ってきたぞ!」と叫ぶと、会場の熱量は一気に爆発。「We are ARASHI LIVE in TOKYO! 楽しんでいこうぜ!」という呼びかけに応えるようにドーム中から歓声が降り注ぎ、“5⾊の虹”となったペンライトの海が5人を迎える中、嵐とファンの愛に溢れる時間の幕が開けた。
続く『言葉より大切なもの』では、大野智の歌い出しと同時に客席が青一色に染まり、5人は大階段を下りてついに本ステージへ。大野の「ここにはー!」に応えるファンの「あるからー!」の声量はこれまで聞いたことない大きさで、ファイナルに懸けるファンの想いが伝わってくる。また5人の「上の⽅!」「もっと!」という声に、初っ端から全⼒のC&Rで応えるファンの熱量で、会場のボルテージは高まっていく。
櫻井翔の「What’s up! Party peeeeeople!」のシャウトとともに始まった『Lucky Man』では、ドーナツ型のセンターステージがリフトアップし、そのままBステージへ。「Hey! TOKYO! 始めようぜー!」という声に合わせて、客席は一気にヒートアップ!
間髪⼊れずにスタートした『Troublemaker』では、「Hey! Tokyo! 飛べー!」の煽りに合わせてドーム中がジャンプ。5人は何度も「Everybody!」「上の方!」と叫びながら会場を煽り、盛大に揺れて応える会場。5年のブランクなど一切感じさせない、“これぞ嵐ライブ”な空気が一瞬で完成していく。
最初のあいさつでは、それぞれがいつもの“常套”⽂⾔とやり取りを。松本は「楽しむ準備はできてるか! 幸せになる準備はできてるか!今から俺らが全員幸せにしてやるよ!」とクールに決め、二宮和也は「いらっしゃいませ〜! いらっしゃいませ! ⾏けるか! ⾏けんのか! OK、最後までよろしく」とニヤリ。続く相葉は「ねぇ! 盛り上がってんのぉ〜? 配信のみんなも盛り上がってんの〜? まだまだ⾏けんだろ! もっとちょうだい! もっと! 最っっ⾼だぜ!」と満面の笑顔で呼びかけ、⼤野は「はぁ〜い! はぁ〜い! はああ〜い! 今⽇も⾏けるかい? ⾏けんのかい?⾏っちゃうよー! 東京ドーム! We are ARASHI祭り!(でいっ!!)」とお茶目な表情。
そして櫻井が「ARASHI is Baaaaaaaaack! ただいまー!」と呼びかけると、会場からは「おかえりー!」との声が。続けて「Hey!Tokyo! 調⼦はどうだ! 男性陣、調⼦はどうだ! ⼥性陣、調⼦はどうだ! ⽇本列島、調⼦はどうだ! 配信を⾒てる世界中のみんな、調⼦はどうだ! 俺たちはもう準備できてるぞ。みんな、どうなんだ! もっともっともっと声ちょうだい! Letʼs get the We are ARASHI FinalStarteeeeeeeed!!」と⾼らかに宣⾔。そのどれもが懐かしく、それでいて特別。彼らは変わらず“嵐”のままだ。
その流れで披露された『Believe』では、LEDが激しく明滅する中、強靭な“サクラップ”とオリジナルの振付で力強く踊り倒す5人の姿に圧倒される。スタートダッシュの5曲で、あっという間に5年の空⽩も会場も完全掌握。嵐のライブが本当に“帰ってきた”ことを実感させた。
中盤では、本ステBOX型ステージの中にスモークと共に登場した5⼈が、「君が呼ぶなら いつでも駆けつけるよ」と歌い踊る全編英語詞楽曲『Whenever You Call』をライブ初披露。照明を極限まで落とした幻想的な空間の中、BOXステージだけが浮かび上がるような演出で、英語詞のハーモニーを丁寧に響かせる。
続く『カイト』では、暖色にともされたペンライトがドームいっぱいに広がり、5人のユニゾンが会場を包み込む。客席を見渡すメンバーの表情には、ファイナルを迎えた実感と噛み締めるような感情が滲んでいた。
嵐屈指のラブソング『One Love』では、ジュニアと本ステ⼤階段で「100年先も愛を誓うよ」と歌唱。ラストの「ラララ〜♪」では、ドーム中が大合唱に包まれ、ペンライトの波がゆっくりと波打っていた。
そして、大きなどよめきが起こったのが『Yes? No?』。イントロが流れた瞬間、長年のファンから歓声が上がる。暗闇の中で浮かび上がる“ポイ”の光、そして、あの伝説の“千手観音”パフォーマンスまで完全再現。2005年のライブで衝撃を与えた演出を、2026年のファイナルで蘇らせるという粋な構成に、会場は歓喜に包まれた。
『僕が僕のすべて』では、5人が肩を組み合いながら歌唱。「夢に向かって 悩んで 笑って 笑って」という、“笑って”の⽅が1回多いのが嵐らしいエモい歌詞が、この日の嵐そのもののように響く。苦しい時期も、迷いも、全部抱えながら、それでも笑ってきた26年半。その時間が、優しく客席に届けられた。
パフォーマンスブロックでは、“魅せる嵐”の真骨頂が炸裂。『サヨナラのあとで』では、客席のあちこちに落ちる水滴の音と波紋を使った幻想的な演出が展開され、シルバーメタリックの衣装がブルーの光に反射して幻想的な空間を作り出す。
続く『つなぐ』では、大野振り付けによる和テイスト全開のダンスを披露。炎に包まれたステージ、水を蹴り上げながら踊る『P・A・R・A・D・O・X』では、レーザー、花火、火柱が次々と炸裂し、まさに圧巻の一言だった。
びしょ濡れのステージと⾐装のまま「皆さんで⼀緒に〜!!」の掛け声を合図に始まった『CARNIVAL NIGHT part2』では、一転して“お祭り”モードへ。「C・A・R・N・I・V・A・L!」のC&Rでドーム中がひとつになり、5人も全力で笑いながら会場を煽る。
そんなお祭りモードの中、⼤野の「それでは皆さん、お⼿を拝借!」とお馴染みの⾳頭でスタートする『エナジーソング〜絶好調超!!!!〜』では、「絶好調!」「超〜!」の嵐とファンが叫び合い、東京ドームを揺らした。

MCを終え、この日のハイライトのひとつとなったのが、『スケッチ』。大野が絵を描き、相葉がTシャツにし、松本がジャケットをデザインし、櫻井と二宮が曲を作った、ファンへの感謝はもちろん、“誰よりも俺ら⾃⾝が溺愛”と歌う5⼈が「嵐らしい」と⼈気の⾼い幻の名曲だ。センターステージに現れた焚き火を囲みながら、5万人が静かに耳を傾ける時間は、まるで嵐とファンだけの“最後のキャンプファイヤー”のよう。「誰よりも俺ら自身が溺愛」という歌詞が、この日の5人の姿と重なって胸を打つ。櫻井のあおりで最後の「“ラララ〜♪」をオレンジのペンライトが灯る客席と会場全体で歌う光景は、あまりにも温かかった。
後半戦は、ドーム天井から降下してきた5つの王冠型バルーンとともにスタート。『Oh Yeah!』でバルーンに乗った5人がドーム上空を移動すると、どの席からも歓声が上がる。「上の方〜!」「もっと騒げ!」と煽りながら、3階席とも目線を合わせる嵐らしい演出が続く。「俺らと⼀緒に踊ってくれ!」「⼀緒に!」とサビの⼿振りを⼀緒に楽しんだ『ハダシの未来』では、過去ライブ映像がモニターに映し出され、過去の思い出を懐かしめるような構成に。『果てない空』では、ドームに広がる青空とともに、伸びやかな5⼈のユニゾンが染み渡った。
そのイントロだけで問答無⽤に盛り上がる『a Day in Our Life』は、冒頭からコッテリと嵐ライブの醍醐味である盛⼤なC&Rを。サビのラップ組とメロディ組の重なりと、嵐ライブの醍醐味を堪能できる最強テッパン曲で、会場は否応なしに盛り上がる。
続けて⼆宮が「ここから、まだまだ⼀緒に踊りましょう!」と呼びかけ、嵐の数あるチアソングの中でも⼈気の⾼い『GUTS!』を披露。5人はバルーンから降り、アリトロから「上のっ⽅〜!」「もっともっと!」「歌え〜!」と声の限りに叫びながら全⾝で煽り、⼤きく⼿を振り揺れるドームは⼀体感に包まれる。このブロックでは移動型バルーンを駆使し、“少しでも近くへ”精神が⾏き届いた、“どの席でも距離を感じさせない”嵐らしいライブを繰り広げた。
終盤は、嵐ライブの真骨頂とも言える怒涛の名曲ラッシュ。『Monster』では、火柱と噴水が次々と上がる中、オリジナル振り付けをそのまま披露。客席からは感嘆と歓喜の悲鳴上がり続け、続く『truth』では、唯一新たなアレンジが加えられた間奏で、上空から花⽕が降り注ぐ中、ジュニアとの群舞を見せて圧倒的な世界観を作り上げる。
『迷宮ラブソング』では、人気の“ひざまずき”の“おいで”の振り付けも。客席からは大きな悲鳴が上がり、“最後までオリジナルのままの嵐を届ける”という強い意志が感じられた。
『ワイルド アット ハート』は、ビカビカに輝く景⾊を作り続けるペンライトの海を移動しながら披露。5⼈が⼿を重ね始まる『Step and Go』では、肩を組みながら歌う5人の姿が印象的で、「いつかまたね 交点の先で」という歌詞が、未来への約束のように響き、いつも通りに歌い踊る“嵐”と“5⼈”を⾒せつけた。

松本の「俺らからのありったけの愛と感謝を届けます。受け取ってください」という言葉とともに、披露されたのは、嵐最強のラブソングにして代表曲となった『Love so sweet』。幼少期からのヒストリー映像&画像を背負って、「こんな好きな⼈に出会う季節 2度とない」とファンに歌いかけた。
そして、「限られた愛と時間を 両⼿に抱き締める」「せめて今⽇だけは消えないで」と、このファイナルステージへの想いを噛み締めるよう『PIKA☆☆NCHI DOUBLE』、「ありがとうの想いを伝えたいよ そっと 君のもとへ」という直球メッセージを捧げる『マイガール』が続けて披露されると、客席は完全に涙腺崩壊。嵐5⼈から贈られる愛と感謝を浴び、ファンからはこれまでで一番大きな「ありがとう」の声が。途中、相葉が何度も感情を堪えるような表情を見せ、そのたびに客席からすすり泣きが広がっていった。
そして、ついに迎えた最後のブロック。松本が「俺らはまだまだ届けたい曲あるけど、みんなはどうなんだ! まだ⾏けんのか! じゃあ、ここで聞くぞ! 俺らの名前は何だ? せ〜の!」と投げかると、東京ドーム中から「ARASHI〜!!」という絶叫が。その声に被さるように流れたのは、デビュー曲『A・RA・SHI』のイントロだ。原点の曲で、嵐と会場は1つに。続けて披露された『感謝カンゲキ雨嵐』では、「あらしー!」の合いの手も過去最大級の音量で響き渡った。
そして、⼆宮が「まだまだ⾏くぞ! ぶち上げろー!」、櫻井が「皆さん、ご唱和ください!」と、『Happiness』へ。ドーム中がジャンプし続ける中、櫻井が使い続けてきた「上の、上の、上のっほう〜!」が何度も⾶び出し、「We are ARASHI!」と絶叫。ラストサビでは、「Yeah Yeah Yeah」のシンガロンが広がり、東京ドーム全体を揺らすほどの一体感だった。
万感の思いで最後のあいさつを終え、涙を堪えながら再び前を向いた5人。松本が「僕ら嵐の最新曲です。聴いてください」と送り出したラストソングは、『Five』。嵐26年半の歴史、そのすべてを凝縮したような楽曲だ。
「心からありがとう言えたこと 忘れないでいよう」
ラストサビとなるその歌詞を力強く歌い上げる5人の背後で、無数のテープキャノンと吹き上げが炸裂。キラキラと輝く東京ドームの中心で、5人は互いにハグし合い円陣を組んだ後、横並びで肩を組み、「ありがとう!」「楽しかったぜ!」「バイバイ!」と何度も何度も感謝の⾔葉を⼝にしながら本ステの⼤階段を登っていく。
そして最後に、松本が「最後にもう⼀回聞くぞ! 俺らの名前は! 俺らの名前はなんだ〜! せ〜のっ!」ともう一度問いかけると、ファンからは渾身の「あらしー!!!」とのアンサーが。会場の全制御ペンライトが“ARASHI”の名前を映し出す中、5人は何度も「ありがとう!」と叫びながら、BOXステージの奥へ。最後の最後まで手を振り続ける姿に、東京ドーム中が「ありがとう」を返し続けていた。
ステージから嵐が消えたあと、モニターには果てしない道を走る“嵐バス”の映像が。そして映し出される『We are ARASHI LIVE TOUR 2026』の文字。5人の名前が浮かび上がると、⼤きな拍⼿が⾃然と湧き上がり、ライブは幕を閉じた。
嵐が嵐であり続けた26年半。活動休止を発表した2019年1月から、どんな時も誠実にファンと向き合い続けた7年間。そして、2020年、コロナ禍で直接届けられなかった想いを、6年越しにようやく届け切った最後のツアー。
たくさんの「ただいま」と「おかえり」、そして「ありがとう」と「大好き」が交差した、33曲、約3時間半。最後の最後まで、「いつもの嵐」そして、どこまでも「嵐らしい」完璧なフィナーレ。「2020年にできなかった忘れ物」を完全に回収した上で、過去も現在も抱きしめ、それぞれの未来へと繋げていく、5⼈にしかできない、この5⼈だからできた、アイドル・嵐としての⾒事な幕引きだった。
【嵐メンバー最後のあいさつ】
●松本潤
皆さん、今⽇は本当にどうもありがとうございました。
めちゃくちゃ楽しかったです!楽しんでもらえましたか。それに尽きます。
2020年に活動休⽌して、そのときはコロナがあって直接皆さんに⾯と向かって「ありがとう」と⾔う機会が作れず休⽌してしまったので、どこかで、みんなに会えたらいいな、感謝の気持ちを改めて届けられたらいいなと思っていましたが。ちょっと時間がかかっちゃいましたが実現しました。
待っててくれてありがとう。
1999年から休⽌期間も含めて26年半。短くはないよね。成⼈するし。1⼈の⽣まれた⼦供が。それだけの時間を、この4⼈とスタッフと、そして皆さんと⼀緒に過ごしてくることができて本当に幸せな時間だったなと思います。
どこかのタイミングで、それぞれ⼈によって、僕らと交わったタイミングは「あのドラマがきっかけ」とか「あの番組がきっかけ」とか、それぞれ違うと思うんですけど、俺らと縁があって、つながってくれてありがとうございます。
それが今につながって今⽇、こうやってめちゃくちゃ楽しい時間をともに過ごせてるんだと思ってるので、その縁に感謝しています。ありがとう。
この場じゃないと⾔えないから。スタッフのみんな、26年間本当にありがとうございました。楽しかったです。散々、無茶したし、散々、失敗したけど、楽しかったね。みんなが⼀緒に笑ってくれるから。僕らも新しいことにチャレンジできたし。みんなで⼀緒にその成功を分かち合えたから新しいことをどんどん出来たのだと思ってます。
ありがとうございました。マジで楽しかったです。
また、⼀緒に何か表現を作りましょう。ありがとう。
そして、私の家族、友⼈。あなたたちがいなかったら僕は、このステージにこうやってファンの⼈たちの前にこの感じで⽴てなかったんじゃないかなと思っています。普段の私を知っているみんなは、ここにいる⼈間と別⼈だと思うだろうし。でも、そんな⽀えがあったからこそ、ここまでやってくることができました。改めて感謝します。ありがとう。
そして、メンバーの皆さん。
楽しかったね。ありがとうございました。
あなたたちは最⾼です。この5⼈だったからずっとやってこれたし。
数々の困難を乗り越えられたと思うし、素敵な景⾊を⾒られたんだと思います。
愛してるぜ。
これから、今までとは形が変わるとは思うけど、また⾺⿅みたいに集まって、飯⾷って⾊んな話したいなと思ってるので。これからもよろしくどうぞ。そして、改めてになりますが、ファンのみんな、マジで楽しかったです。ありがとう。これからも、いろいろと新しいこともチャレンジしていくと思うので。これに懲りず、⼀度つながった縁をまたつないでもらえたらなというふうに思います。
26年半。ありがとうございました。楽しかったです!
●二宮和也
本⽇はありがとうございました。最⾼だったぜ。声も出てたよ。素晴らしい。素晴らしいコンサートになりました。想像していた以上の締めくくりになったのではないかなと。
改めて、ありがとうございます。
そして、何より独⽴した⼈間であるのに、嵐の時には、何も気にせず戻ってきていいよと、最後、全国のファンの皆様の前で感謝を伝える機会を⼀緒に経験していいよと…⾔ってくださったSTARTO ENTERTAINMENTの関係各所の皆様も本当にありがとうございました。
ちょっと⾃分事にはなってしまうんですが、包んでも伝わらない部分があるかもしれないので、僕なりの⾔葉で話せたらなと思っています。僕は、1996年の6⽉にジャニーズ事務所に⼊りました。オーディションを受けて。僕は最初は野球にいきたかったんだけど、親が5000円くれるっていうことでまんまとつられて⾏きました。それまでは平⽇は学校に⾏って帰ってきて、⼟⽇は野球に⾏って帰ってきて、暇な時間はゲームして。そんな⽇々だったんですが。
6⽉16⽇にオーディションを受けた後、その3⽇後には雑誌の撮影に呼ばれて、その2⽇後にはテレビに出てました。とんでもない1週間です。こんなにも変わるのかと。今、思い返すと⾃分の⼈⽣がそこで⾊づいたような気がしてます。
そこから、3年近くジャニーズJr.というところにいて、ジャニーズの先輩たちと、しこたま練習をして先輩たちのバックにつき、背中を⾒てジャニーズのエンターテインメントというものを学びました。本当に先輩たちは魅⼒的で、それを応援してくれてるファンの⼈たちも魅⼒的で、なんて素晴らしい世界なんだと思い、そこにいたからこそ、新たな夢ができて。1999年の正⽉、僕はやめると伝えていたんですが、その年の11⽉にデビューすることになります。まあ、これは1か⽉ぐらいの話だろうと思いながら活動していたんですが、気づいたらカウントダウンを⾒ていてまだ嵐だな、なんて。モヤモヤしていたんです。年が明けて2000年の4⽉、多分、5⽇だったと思うんだけれども、僕らが初めてコンサートを⼤阪で迎えることになります。その時に、びっくりして。⼤阪で活動なんかしたことがなかったのに、すごくたくさんの⼈たちが集まってくれて。すごく声援をもらったときに、⾃分の感情論では、もう動いてはいけないんだろうなと。ネガティブな意味じゃないですよ。達観したというか、教えていただいたというか、悟りをひらかせてもらったというか。これは、やっぱり⾃分が先輩たちの背中を⾒てデビューできたのに、それを蹴ってまでやることっていうのは⼀体、なんなんだろうと。このジャニーズの歴史の1ページを僕らが担わなきゃいけないんじゃないかそういうふうに思いました。そこから⾊々あって26年半経ちましたが、僕は、本当にこのツアーでは、いろいろ⽬標っていうかタスクを掲げていたんですが。全⾝全霊で全⼒で向き合うとか、ちゃんと最後まで5⼈で⽴ち切るとか、感謝を伝えるとか。いろいろある中で、最後の1つ、最終公演でしかできなかったことということで⾔うと、この約30年間のジャニーズ⼈⽣を終えようと思います。終われてなかったなと。勝⼿に終わって、勝⼿になくなっていったなという気持ちが強かったので。
勝⼿ではあるんですけども、今⽇僕は、ジャニーズ⼈⽣を終えます。
本当にありがとうございました。
まあ、これってでも、めでたいというか、ありがたいことなんですよ。最後の最後に、こんなにもたくさんの⼈たちとコンサートができるなんて。そして、配信を⾒てる⼈たちが何万⼈もいる中でこんなふうに表現できるっていうのは、改めて、幸せ者だなというふうに思いました。
最後に、僕がジャニーズで学んだことは、できるか、できないかではなく、やるか、やらないかです。できるからやるんじゃない、できないからやらないんじゃない。やるんです。だから、もしなにか⼈⽣で迷うことがあったら、教訓は強すぎるかもしれないけど、ちょっとでも思い出してくれたら前に⼀歩進めるんじゃないかなというふうに思っています。本当にみんなに出会えて良かったし。ただ、⼆宮さんファンの⼈たちは、またどっかで会いたいなと思ってますよ。なんか寂しいなと思ってる。それが⼀番寂しい。また…そう、会えるようにさ。あの…私も頑張るから。みんなも頑張りましょう。
本当に26年半、楽しかったですし、いろんな経験をさせていただいて本当にありがとうございました。配信を⾒てる皆様も本当にありがとうございました。
最⾼です。⼤好きだよ。ありがとう。
●相葉雅紀
今⽇は本当にどうもありがとうございました。
こうやって、みんなの前でみんなと同じ空気吸って、直接感謝の思い、気持ちを伝えられる場所ができて本当に幸せに思います。こういう場所を作ってくれたスタッフのみんなもそうだし、何より、来てくれてるみんなもそうだし。配信で⾒てくれてるみんなもそうだし、本当に感謝しかありません。本当にどうもありがとう。この⽇を迎えられて、活動休⽌中にメンバーでいろいろと話してやってきたことは、間違いじゃなかったんだなって確信しました。1999年、世界中に嵐を巻き起こしたいですって⾔って始まった嵐なんですけど。その時はそう⾔いなさいって⾔われて⾔ってたんですけど。
でも、26年半経ってつくづく思います。
世界中に嵐を巻き起こしてくれたのは、みんな⼀⼈⼀⼈の応援のおかげなんだって。
みんな⼀⼈⼀⼈が⽀えてくれたから、いろんなところでいろんな景⾊を⾒せてもらいました。本当に幸せ者だなって思います。何度⽣まれ変わってもこの景⾊は、絶対に⾒れないと思うので、その景⾊を⾒せてくれて、⼀緒に過ごしてくれて本当にどうもありがとう。
嵐は僕の⼈⽣のすべてだったなと改めて思うし、そんな⼈⽣すべてをかけた嵐を⽀えてくれて、応援してくれて、本当にどうもありがとうございます。嵐で良かったって思うし、この4⼈に出会えて本当によかったなと思うし、今⽇、一⼈ひとり、皆さんに出会えて本当に良かったなと思います。この経験と、この思いをしてる⾃分は、今後、どんなことがあっても、今⽇の⽇、それまでを思い出せば、絶対に乗り越えられるなと確信しました。
みんなのおかげです、本当に。
これからも、嵐としてではないかもしれないけど活動はしていきます。みんなと会えるチャンスも、いっぱい作っていきたいと思っています。なので、これからもよろしくお願いします。
26年半、本当にどうもありがとうございました!
●大野智
本⽇は本当にどうもありがとうございました。
僕は、18歳でデビューして、そして今⽇まで本当に⻑い間、僕らとともについてきてくれて、そして、ここまで持ち上げ続けてくれて、本当にありがとうございました。そして、メンバー4⼈。うん…。こんなリーダーを…。ずっと⽀え続けてくれて、受け⽌めてくれて。メンバー4⼈が、あなたたちだったから僕は今⽇まで、ここに⽴ててます。
本当にありがとうございました。
僕ら5⼈、誰⼀⼈⽋けることなく、みんなで作った嵐を26年間、守り切れて本当によかった。こんなにも真剣に⼈⽣、⽣きさせてくれて本当に感謝してます。今⽇で僕らの活動は終わりますが、みんなで作り上げたこの嵐はこれからも⽣き続けます。なので、僕も⼤切に⼼にしまって、これからも⽣きていこうと思ってます。
最後に、これまで僕らに携わってくださったすべての皆さん。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
そして、今⽇まで僕らを応援してくださった、すべてのファンの皆さん。26年半、今⽇まで本当にありがとうございました。
では!
●櫻井翔
皆さん、最⾼の時間をありがとうございました。
なんか…あっという間。あっという間に終わっちゃいました。楽しかったです。僕たちは、昨年5⽉、今、集まってくださってるファンクラブの会員の皆様に向けて、ファンクラブの会員の皆様を中⼼に活動を再開しました。この5年ほど、それぞれの⽴場で仕事してきましたので、まあ、なんというか一⼈ひとりの仕事での表情というのはあったと思うんだけど。
やっぱり嵐にいる時の表情ってみんな、それぞれ違うんだなって思いました。ああ、なんか、ほかで⾒れない顔するんだなって⾒てました。嵐してるとというか嵐でいるとというか。嵐といるとというか。楽しかったです、めちゃくちゃ。
2019年に「嵐を宝箱に閉じ込めたい」そんなコメントを出しました。2020年12⽉31⽇嵐を宝箱に閉じ込めました。でも、あの時はコロナだったので無観客でした。皆さんに直接、会うことはできませんでした。そして今、その宝箱を開けたら。誰か⼀⼈が持ってる鍵ではなくて、5⼈それぞれがそれぞれの鍵を持ち寄って宝箱を開けたら、こんなにきれいな宝⽯のような、ペンライトの海を、宝箱にきちんとしまうことができました。みんな、5年もの時間…。待っててくれてありがとうございました。
やっぱりライブで直接やってると、みんなのメッセージをたくさん⽬にすることがあります。僕たちは、皆さんに直接お礼を⾔うために、5⼈そろってステージに戻ってきました。
そんな中、⾒えるメッセージは「嵐が⽀えでした」「嵐に救われました」「嵐が⽣きがいでした」そんなメッセージでした。そんなメッセージを⾒ると、胸がいっぱいになりました。なぜならば、ファンの皆様が⽀えで、ファンの皆さんに救われて、ファンの皆さんの⽣きがいであることが⾃分の⽣きがいだったからです。
僕たちは、これからそれぞれの道を歩んでいきます。
これからも、どうか。⽀えてください、というのは、ちょっと、おこがましくて⾔えませんけれども。温かくそれぞれを⾒守ってくれたらうれしく思います。
僕たちも26年半の特⼤の感謝の思いを込めて、皆様、それぞれのことをこれからも思い続けていくことと思います。そして、嵐のたくさんの楽曲たちをこれからも愛してあげてください。僕たちのたくさんの⾺⿅やってる映像たち、何度も⾒返してやってください。
あんな、ハッピーなやつらがいたんだよって、今はまだ知らない世代だったり、まだ嵐に出会ってない⼈たちだったり、知ってもらえたらなと思います。何年か後に、また新しい嵐のファンの⼈たちが増えたら…。そんな未来、願ってやみません。
どうかこれからも嵐の⾳楽をよろしくお願いします。
松本潤、⼆宮和也、相葉雅紀、⼤野智、櫻井翔。僕たちが、嵐でした。
いや、僕たちは…嵐です。
99年、ハワイで⽣まれ落ちたその姿のまま、5⼈そろってこのようにゴールテープを切れたこと。万感の思いです。皆さんと⼀緒に⾒られた、夢のような数え切れないほどの景⾊を、これからも忘れないでいようと思います。26年半、ありがとうございました。
そして、どうか、これからも僕たちそれぞれをよろしくお願いします。最⾼の時間でした。ありがとうございました。
●ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」セットリスト
〜Overture〜
01 Løve Rainbow
02 ⾔葉より⼤切なもの
03 Lucky Man
04 Troublemaker
05 Believe
06 Whenever You Call
07 カイト
08 One Love
09 Yes︖No︖
10 僕が僕のすべて
11 サヨナラのあとで
12 つなぐ
13 P・A・R・A・D・O・X
14 CARNIVAL NIGHT part 2
15 エナジーソング〜絶好調超!!!!〜
〜MC〜
16 スケッチ
17 Oh Yeah!
18 ハダシの未来
19 果てない空
20 a Day in Our Life
21 GUTS !
22 Monster
23 truth
24 迷宮ラブソング
25 ワイルド アット ハート
26 Step and Go
27 Love so sweet
28 PIKA☆☆NCHI DOUBLE
29 マイガール
30 A・RA・SHI
31 感謝カンゲキ⾬嵐
32 Happiness
〜挨拶〜
33 Five
★2026年5⽉31⽇(⽇) 18:00公演
★会場︓東京ドーム
★全33曲披露
★ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」
全15 公演・約49万⼈動員