５月17日に日本デビューを果たした韓国発のガールズグループ、Billlie。日本人メンバーのつき、はるな、そしてハラム、ムンスア、ション、シユン、スヒョンの７人で構成され、韓国では2021年にデビュー後、日本でも話題に。特に、2022年２月に韓国でリリースされた「GingaMingaYo (the strange world)」では、つきの“表情管理”(パフォーマンス時の表情作り)が世界中で大きな話題となり、パフォーマンス動画が1200万回以上再生されるほどに。今回、日本語バージョンとなる「GingaMingaYo (the strange world) – Japanese ver. -」でデビューした彼女たちの素顔に迫るインタビューをお届けします！

——まずは、リレー形式でメンバー紹介をお願いします。
スヒョン　ハラムちゃんは、ハスキーボイスが魅力的。だけど愛嬌があって、感受性も豊かなので、ギャップがありますね。(日本語で)とってもいい妹です。
ハラム　つきちゃんは、ムードメーカーになってくれます。いつもすごくテンションが高いので、メンバーを笑わせてくれます。
つき　私が紹介するションちゃんは、同い年なので友達みたい。熱量が高くて努力家でもあるので、お互いを高め合えるような関係性も好きですね。
ション　いつもありがとうね！　次は、シユン。情に厚くて、愛嬌もあって。“マンネ”(年下組)だけど、１番身長が高いという意味では大人です。
シユン　次は、はるな。普段はかわいいところがたくさんあるけど、ステージ上ではかっこいいというギャップが魅力です。
はるな　最後に、スヒョンオンニ（お姉ちゃん）はいつも笑顔なところがステキ。特技のモノマネで笑わせてくれたり、グループの雰囲気をいいものにしてくれます。「クレヨンしんちゃん」のしんのすけのものまねが上手です！

———日本デビュー曲となる「GingaMingaYo (the strange world) – Japanese ver. -」といえば、韓国リリース時、つきさんの表情管理(パフォーマンス時の表情作り)が話題に。当時はどのような思いでパフォーマンスしていましたか？
つき　実は、練習の段階では私が１番表情管理をできていなかったんです。練習すればするほどできなくなってしまうタイプで。バズった映像は初披露ステージのもので、その時は「つき、もう心配するな。ただこのステージを楽しめ！」と言い聞かせてパフォーマンスしたんです。そうしたら、自然とあのパフォーマンスができあがって。１つ１つのステージを見比べていただくと、実は１つも同じことをしていないんです。衣装の雰囲気などに合わせて表情を変えていました。今回、日本でパフォーマンスする際は、よりかわいらしさを意識しています。私だけでなく、それぞれのメンバーが歌詞に合わせて表情を変えているので、いろんな表情を見ていただきたいです。

———昨年12月には「2022 Asia Artist Awards」(通称「AAA」)でグループとして初来日。その時の思い出は？
ハラム　たくさん準備をしたおかげで、とてもいいステージをお届けできました。その後のアフターステージもいいパフォーマンスをできたことが記憶に残っています。
スヒョン　日本のBelllie’ve(ファンネーム)が快く迎えてくださったのがうれしかったです。
はるな　デビューしてから初めての来日、想像以上にたくさんの方が来てくださって、こんなにも日本で応援されているんだ、と実感できました。メンバーとおいしいものを食べたり、観光できたのも楽しい時間でした。
スヒョン　(目をキラキラさせながら)もつ鍋!!
つき　「AAA」の前日に、もつ鍋を食べに行ったんです。みんなで「こんなに食べ過ぎて大丈夫なの!?」と言いながらも、止まりませんでした(笑)。

———「GingaMingaYo」の意味の１つに、「あいまい」があります。それにちなんで、メンバー間で「解決したい、あいまいになっている問題」は？
ション　つきが買ってきてくれたお団子がなくなってた！　誰が食べたの!?　３本あったんですけど、そのうち１本が食べられていたんです。
つき　私が休暇の時にお土産で買っていったお団子ですね。……私が食べました(笑)。でも、違うんです！　私は「みんなで一緒に食べよう」という意味で買って行ったんですけど、ションは「全部私にくれた」と思っていたみたい。だから逆に、その後お団子が全部なくなっていて、「何で!?」と驚きました。
ション　お互いに「私のお団子がない～！」ってなっていたんだね(笑)。

———もう１つの意味に「優柔不断」がありますよね。Billlieの中で１番、優柔不断なメンバーは？
シユン　(すべて日本語で)私だと思います(笑)。何かを選択する時、長い時間がかかります。１番、優柔不断です。
ハラム　私も、自分だと思います。ご飯を食べる時、何が食べたいのか自分でも“わっかんない”！
はるな　みんな優柔不断やん！(笑)
つき　私たち、全体的に優柔不断なんですよね。みんなでお昼ご飯に何を頼むか決めようという時も全然決まらなくて、結局何も頼まなかった、ということも。GingaMingaチームです(笑)。

———最後に、今後の夢を教えてください。
シユン　日本活動ではいろんなステージやイベントに立ちますが、一生懸命パフォーマンスするなかで成長して、いつか東京ドームという目標までいけたらいいなと思います。(日本語で)頑張ります！

【information】
発売中
「GingaMingaYo（the strange world）– Japanese ver. –」
通常盤1,500円(税込)　ビクターエンタテインメント

撮影／十万正人
取材・文／高橋日奈

MAKE-UP ARTIST
Ye Mijin @ OuiOui
HAIR ARTIST
Bae Areum @ OuiOui
STYLIST
Lee Jinyoung @ JIN