４／１?23時からテレ東系でスタートするTVアニメ「地獄楽」の特別先行上映会が開催。１、２話の試写の後、トークパートに小林千晃(画眉丸役)、花守ゆみり(山田浅ェ門佐切役)、木村良平(亜左弔兵衛役)、小野賢章(山田浅ェ門桐馬役)、小林親弘(山田浅ェ門士遠役)、小林裕介(山田浅ェ門典坐役)、小市眞琴(ヌルガイ役)、稲田徹(民谷巌鉄斎役) 、市川蒼(山田浅ェ門付知役)の豪華声優陣が登壇。

　小林(千)が、「妻が可愛かった。でも(妻役の)能登麻美子さんとは、アフレコでも会えなくてもどかしいです」と、作品の世界観をリンクさせたアフレコの様子を告白。画眉丸というキャラクターについて「空虚で何も思っていないように見えるキャラクターなのですが、大切な人のおかげで人間 らしさを取り戻していく」と。また花守は、自身の役について「強さと弱さのバランスがすごく難しいキャラクターで、演じていてドキドキします」と語り、それぞれに役作りへの細やかなこだわりを見せた。

　島で行動を共にする死罪人と打ち首執行人のペアの関係性も大きな魅力である本作。兄弟ペアを演じる木村と小野は、「お互いの芝居を聴きながら一緒に役を作っている」（木村）、「どうやったら兄弟感や、お互いを信頼している絆の深さが表現できるか、突き詰めて演じた」（小野）と語り、信頼と絆を感じさせるトークで会場を沸かせた。さらに小野が「頼れるのが兄さんしかいない」と語ると、木村が「彼が頼れるのは、俺しかいなくて」と、仲の良い掛け合いで笑わせた。また、付知と巌鉄斎の凸凹コンビについて市川が「しっかりしている付知と、子供っぽい巌鉄斎のコンビニも注目して」と語ると、稲田が「現場のスタッフには人気のコンビです」と明かした。

　さらに、事前にTwitterで募集した質問に答えるコーナーでは、「神仙郷に行って仙薬を探すとしたらどのキャラを相方に選びますか？」 という質問に対して、小林(千)が「自分が罪人側だったら士遠、執行人側だったら弔兵衛」と答えると、木村は 「弟しか守らないけど大丈夫？」とコメント。花守は「自分が罪人なら、典坐と一緒に行ったらとても楽しそう。熱いキャラなので、 改心してちゃんと罪を償おうという気持ちになりそう。執行人側だったらヌルガイ。守ってあげたい」と回答。

　最後に、見どころを小市が「だれが仙薬を手に入れるのか、誰が生き残るのか、ハラハラしながら楽しんでほしい」と語ると、小林(裕)が「絵のキレイさ、声優陣の熱量を感じてほしい」、小林(親)が 「１、２話で見た関係を覚えていてほしい。どんどん変化して、積み重なっていく作品なので、最後まで楽しんでほしい」と語った。

　花守は「（花守演じる）佐切は、迷いながらも自分なりに正しいと思ったことを選択出来るところが強さ。そんな 彼女と一緒に、これからも『地獄楽』という作品を彩っていけるよう頑張っていきたいと思います。」とコメントし、小林(千)からは 「スタッフもぼくら役者も本当に熱量を込めている作品。まだ出てきていないキャラや戦闘シーンを楽しみにしている方が沢山い ると思うが、期待を上回れるくらい位の面白さがある作品だと思うので、ぜひ楽しみにしてほしい」と挨拶があり、イベントの幕を下ろした。

　さらにイベントでは、、millennium parade × 椎名林檎によるオープニング テーマ「Ｗ●ＲＫ」の89秒のアニメサイズバージョンが世界初公開となった。さらにジャ ケット写真も公開され、フルサイズバージョンは４／１? 深夜０時より配信開始、5 月 17 日には CD パッケージもリリースされることが発表された。

　TVアニメ「地獄楽」は、４／１?より毎週?後11時～テレ東系で放送。

c賀来ゆうじ／集英社・ツインエンジン・MAPPA