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NEWS加藤が直木賞候補に! メンバーからの反応は?

NEWS 2020.12.18

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NEWS加藤シゲアキの3年振りの小説『オルタネート』(新潮社)が、直木賞の候補作品に内定。この知らせを受け、加藤が取材に応じた。

今回の候補内定について加藤は、「びっくりしましたね。作家ふうにいうと“驚愕”です(笑)。作家にとって憧れの賞ですので、もちろんいつかは候補になってみたいと思っていましたが、今作でなれるとは思っていませんでした」と驚きの様子。さらに、「文学賞を取りたいというのは、ずっと思っていました。というのは、純粋に賞が欲しいということではなくて。自分はジャニーズという立場だったからデビューさせて頂きましたが、本来は新人賞を取ってから作家なるのが通例だと思うんです。そういった引け目というか、『文学界におじゃましている』という感覚がずっとあったので、いつかはと思っていました」と、加藤なりの賞への思いを明かした。

NEWSのメンバーからの反応を聞かれると、「メンバーが情報解禁のタイミングで知るのもどうなんだろう、と思いまして……。前日に2人にだけは、伝えさせて頂きました。自分で言うのも恥ずかしくてマネージャーさんに伝えてもらったので、まだ直接は会えていないんです。マネージャーさんによると、増田(貴久)が『僕は本を読まないからよく分からないんですけど、すごいことなんですよね?』と。小山(慶一郎)は『本当にすごいね』と、噛みしめるように喜んでくれたようです」とそれぞれの反応を明かしたのち、「照れ臭いので、いつもメンバーにはいちいち言わないんです(笑)。それにすごくうれしいことですけど、あくまで候補ですし。はしゃがないように、粛々と、受け止めようという気持ちでいますので。でも、祝ってくれる分にはうれしいと思ってます」と喜びを語った。「メンバーに何かおねだりしますか?」という質問には、「どうなんでしょう、むしろ僕がされるんじゃないかな(笑)。小山はこの間の“ゴチ”(「ぐるぐるナインティナイン」(日テレ系)内コーナー“グルメチキンレース・ゴチになります!”)で21万円払っていたので、逆に奢ってくれって言われるかもしれないです(笑)」と笑いながら答えた。

最後に「今まで以上に若い読者を意識して執筆しました。今までは、僕自身が読んで楽しいもの、つまり読者=自分と想定して書いてきましたが、今作は広く皆さんに愛される作品を書きたいと思っていて。読んでいる間がずっと楽しくなるように、とにかく楽しく読んでもらいたいんです。今、若い世代では本を読む方が少ないので、“読書の楽しさ”というのが伝えられたらと思っています」と読者へのメッセージを語った。

 

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■「オルタネート」あらすじ

高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。全国配信の料理コンテストで巻き起こった〈悲劇〉の後遺症に思い悩む蓉(いるる)。母との軋轢により、〈絶対真実の愛〉を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、〈亡霊の街〉から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志(なおし)。恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体――。

<オルタネートとは?>

高校生限定の SNS アプリ。個人の認証が必要で、利用条件は高校の入学式から卒業式までと定められている。お互いが〈フロウ〉を送り合うことで〈コネクト〉となり、メンバー同士の直接のやり取りが可能となる。また、ユーザーが指定した条件に合わせて相性のいい人間をレコメンドする機能、ブログを投稿できる SNS 機能を持ち合わせ、高校生必須の人気アプリとして確固たる地位を築いている。

 

■書誌情報

発売日/11 月 19 日(木)、384 頁

判型/四六版ハードカバー

 

■著者プロフィール

加藤シゲアキ(かとう・しげあき)◎1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWSのメンバーとして活動しながら、2012 年 1 月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続け、今年 3 月には初のエッセイ集『出来ることならスティードで』を刊行。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。本作が小説としては 6作目、3 年ぶりの新作となる。

 

 

 

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