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有村架純が「いつ恋」アナザーストーリーをお届け!

NEWS 2016.02.08

有村メイン

 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の主題歌、この冬もっとも切ない歌として注目を集める手嶌葵の「明日への手紙」。そのミュージックビデオに、ドラマ主演の有村架純が出演。楽曲の持つ“もがきながらも少しずつ前を向いていく”詞の世界と、このドラマで描かれている世界観、2つの世界が見事に紡がれる事になった。

 MVで描かれるのは、ドラマのエピソード0(ゼロ)ともいえる音のアナザーストーリー。有村演じる大人になった音がそっと目を閉じ、幼少期の記憶の中をたどっていくというもので、第1話のファーストシーンとして描かれた、親を亡くし里子として北海道へ引き取られていく場面のまさに“前夜”の音の様子が丁寧に描かれていく。幼少時代の音を演じるのは、ドラマでもそれを務めた平澤宏々路。一人ぼっちでけなげに遊ぶ過去の自分を遠くから見守る音の繊細な表情や心の動きを、有村が丁寧に演じる。

 撮影は、1月下旬の早朝に開始。その日は東京に雪が降り積もった日であり、ドラマのファーストシーンで北海道へと連れて行かれ、雪の白さに驚きの声を上げた音のストーリーと見事に合致。また、夕焼けを狙いたいと考えていたラストシーンでは、天候が徐々に回復し、狙っても撮れないような叙情的な夕暮れに。“奇跡”ともいえる出来事が重なった撮影となった。

■有村架純コメント
 「音の記憶でできていて、懐かしさや、はかなさや、切なさ、優しさがたくさん感じられる内容です。手嶌葵さんの、聴いた人の心を優しくしてくれる歌声と、MVのたくさんの気持ちを与えてくれるストーリーで、見た方はきっと心の中で何かが溶けていくよう、そんな感覚に触れられるのではないかなと思います。見終わった後、記憶の中の幼き日の音を力一杯抱き締めたくなると思います」。

■プロデューサー・村瀬健コメント(フジテレビドラマ制作センター)
 「一人ぼっちだった過去の自分を見つめる現在の音を演じる有村架純さんの優しい表情は、ドラマ本編で音を演じてきたからこそ見せられる“特別な表情”。撮影の際には、ドラマで音の芝居を見慣れているはずの僕が思わず泣いてしまったくらいです」。

【CD作品情報】
手嶌葵「明日への手紙」 
2016年2/10(水)リリース
VICL-37147 ¥1,200+税

<手嶌葵プロフィール>
1987年、福岡県出身。「The Rose」を歌ったデモCDをきっかけに、2006年公開のジブリ映画『ゲド戦記』の挿入歌「テルーの唄」と主題歌の歌唱、ヒロイン“テルー”の声も担当しデビュー。その後、2011年公開のジブリ映画『コクリコ坂から』の主題歌も担当。聴き手を魅了するその類いまれなる歌声で注目を集める。

【ドラマ概要】
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
フジテレビ系 毎週(月)午後9時~9時54分

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