舞台『血界戦線』Blitz Along Aloneが、10月22日から東京・天王洲 銀河劇場で開幕。ゲネプロの前に、メインキャストによる囲み取材が行われた。

　レオナルド・ウォッチ役の百瀬朔は、見どころについて「第3弾ということで、これまでの生バンドや表現方法は受け継ぎつつ、今回はステージ上が目まぐるしく動いてるので、今まで以上にド派手かもしれません」とコメント。クラウス・V・ラインヘルツ役の岩永洋昭は「クラウスとしては、(作品に登場するゲーム)プロスフェアーををやるのが見どころです。駒をどう表現するか、アンサンブルの方たちが表現方法を駆使してくれているので、そこを注目していただければ」と語った。

　さらに、ザップ・レンフロ役の猪野広樹は「前作以上に総合芸術的というか、チームワークでつくる作品になっています。圧倒されると思うので、お楽しみに」と語ると、スティーブン・A・スターフェイズ役の久保田秀敏は「前作では、スティーブンがはしゃぎ過ぎてたシーンがあったんですけど、今回は相方的存在のK・K(安藤彩華)がはしゃぎ過ぎてるので、そこも見どころです」とコメントを。

　また、今回初参加のルシアナ・エステヴェス役の田上真里奈は「過去の２作品を観ましたが、今回参加して本当に総合芸術だなと。キャスト、バンド、スタッフが力を合わせないと出来上がらない作品です。ルシアナは後半からの出番ですが、登場して皆さんにパワーを与えたいです」と語った。

　ザメドル役の小野健斗は「ライブラメンバーの日常が描かれていて、ほっこりするし、愛おしくなるのがステキです。新キャラクターもいいスパイスになっていると思います」と語り、ザメドルの犬役の郷本直也は「展開がすごくて、勢いに圧倒されたので、これが一つのエンターテイメントかと実感しました。参加できたことが嬉しい。観ると元気になる作品だと思います」と明かした。

　最後に岩永が「劇場まで足を運んでくださる皆さま、配信で観てくださる皆さまのために、全力で『推して参る！』」と、役のセリフで締めくくると、百瀬は「レオ目線で様々なことが描かれる舞台ですが、皆さんもレオと一緒に振り回されて一喜一憂して楽しんでいただければ」と語った。

●公演タイトル：舞台『血界戦線』Blitz Along Alone
【東京】　2021年10月22日（金）～10月31日（日）　天王洲 銀河劇場
【大阪】　2021年11月4日（木）～11月7日（日）　梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
●原作：内藤泰弘『血界戦線』（集英社 ジャンプ コミックス刊）
●脚本・演出：西田大輔
●音楽：GIRA MUNDO
●キャスト：
レオナルド・ウォッチ：百瀬朔　
クラウス・V・ラインヘルツ：岩永洋昭　
ザップ・レンフロ：猪野広樹　
スティーブン・A・スターフェイズ：久保田秀敏　
チェイン・皇（すめらぎ）：長尾寧音　
ツェッド・オブライエン：伊藤澄也　
K・K：安藤彩華／
ルシアナ・エステヴェス：田上真里奈　
ザメドル：小野健斗　
ザメドルの犬：郷本直也／
サックス：丹澤誠二　ドラム：KEN’ICHI　ウッドベース：玉木勝　ヴァイオリン：ソンイル　ピアノ：丸木美花
アンサンブル： 岡本和樹　書川勇輝　神田愛莉　田上健太　田嶋悠理　夛田将秀　中野紗耶可　星賢太　眞実
声の出演： 萩野崇、ミシェーラ・ウォッチ：斉藤瑞季

©内藤泰弘／集英社　©舞台『血界戦線』製作委員会