オードリー春日俊彰が世界に進出するためのプロジェクト「世界の春日プロジェクト」がNHKで始動。１年前から放送が確定していた特番に向け、2023年の３月から１年間、一人極秘で英語レッスンを受けていたという春日。その成果が、３／26㊋後10時45分から放送の特番で披露される。

 

　これまでに、ボディビル、エアロビ、フィンスイミングや東大受験など、様々なチャレンジを行ってきた春日が、“世界の春日”になるべく、今回はもともとは超苦手だったという英語に挑戦。１年という長い月日を経て、今月にはロサンゼルスに飛び立ち、学習の成果を問うロケも敢行。春日の英語力はどこまで伸びたのか、そして世界進出への足掛かりをつかむことはできたのか！？

 

特番の収録を終えた春日が、インタビューに答えた。

 

 

春日「この１年、本当に誰にも言わずにやりました。１年前から、今日(収録)のスケジュールは決まってたわけですよ。『英語がもうペラペラになってる状態で番組をやるので、今日から勉強してください』って(笑)。大変だろうなとは思いました。学生時代から英語は得意じゃなくて、大学に行けるかどうかの大事な試験で、100点満点中８点を取ったことがあるくらいなので(笑)。でも、もうやるしかない、やらざるを得ないという状況でしたね。だって放送が決定してるんで(笑)。１年頑張って、今日を迎えられて本当に良かった。全然喋れなくて今日の収録が『アイ　ウォントユー○▲※▽※～・・・』とかだったら本当に地獄ですから(笑)」

 

 

春日の英語学習は、ネイティブの先生とマンツーマンで毎週２時間の英語のレッスン。“チャンク（言葉の塊）”にフォーカスしたもので、言葉を塊で丸ごと覚えてしまうという学習方法で英語の定着を目指した。さらに、片時も英語のことを忘れないために、１年間、毎日30秒の自撮り動画を英語のコメント付きで撮影した。

 

春日「授業自体は結構楽しかったですね。“春日がステーキハウスに行ったら”とか“春日がスーパーマーケットに行ったら”とか、春日のその時のタイムリーな話題を入れてもらったシチュエーションにしてもらってたんで、入ってきやすくて。台本にも、ちょっとオチがあったりとかして、先生ともコントみたいな感じで楽しくやれていましたね。

ただ“毎日の動画”は大変でした！本当365日なので、英語で話すのが…というより、毎日そんなに何も起きないから(笑)。ロケに行ったりとかしてればいいんですけど、何も起きない日の方が多いんですよ。だから、話題がないの(笑)。でも、１日も欠かさずやりましたよ。その方が面白いだろうなって。『やってやろうじゃないか！』みたいな。大概どんな企画も『スタッフさんが引くぐらいやってやろう』って思うんですよね(笑)。

(この企画中)８割ぐらいふざけてるんですけど、でもふざけてる方が覚えられるんですよ。レッスンも、外国人キャラみたいにしてやってたら褒められたりしたんで(笑)。しかも、大変な思いをして英語を習ってる人が多いなかで、私は無料でレッスンが受けられるし、なんだったらお手当も頂けるっていうね。こんなおいしい話ないですよ。これをきっかけに本当に海外の番組とか映画に出られたら面白いでしょうし。自分一人ではなかなかできないので、シーズン２とか３とかやってもらいたい！」

 

 

今回のプロジェクトについては、相方の若林(正恭)にももちろん秘密。この１年の春日の努力を知ったら、どんなリアクションが見られるだろうか？

 

春日「驚きはしないと思いますね。『英語なんだ、今回は』ぐらいの感じだと思います(笑)。『えー!?』とは絶対ならない。『今回は体動かす系じゃないんだね、いいじゃん』ぐらいでしょうね。この１年は徹底して隠してたけど、もう解禁されるので、今後は若林さんとのやり取りの中でも英語が出るかもしれない。『Pardon？』は、出るかもなぁ(笑)」

 

 

【放送情報】
「世界の春日プロジェクト」
３／26㊋後10時45分～11時44分（NHK総合）
４／１㊊後11時50分～深０時49分（NHK総合）　※再放送

出演／春日俊彰（オードリー）
スタジオゲスト／澤部佑（ハライチ）／井桁弘恵／王林／影山優佳／サッシャ ほか