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【インタビュー】アニメ『ザ・ファブル』清水岬役・花澤香菜がアフレコ現場で思うことは?

アニメ 2024.07.13

 アニメ『ザ・ファブル』(日テレ・毎週㊏深夜0時55分~放送)でヒロイン・清水 岬を演じる花澤香菜さんが、TVstation15号に登場。本誌には載せられなかったインタビューを、お届けします。

――岬は関西弁をしゃべるキャラクターですが、演じてみて難しかったですか?

 普段、関西弁をしゃべる機会がないので難しかったです。ただ現場に関西弁ネイティブな方がたくさんいらっしゃったので、皆さんに教えていただきながら演じていました。

――明をはじめ、魅力的なキャラクターが多数登場する本作。なかでも花澤さんがお気に入りのキャラクターは?

 私はクロちゃん(黒塩遼)のおバカな考え方が大好きです。とうてい殺し屋にはなれそうにないけれど、なんか応援したくなっちゃうんですよね。彼がいると笑えるというか。そういう雰囲気を持ったキャラクターだなと感じています。

――個人的にはジャッカルもすごく魅力的なキャラクターだと思いました。

 ジャッカルもいいですよね。演じる福島潤さんは、アフレコ現場でとても楽しそうに演技されていますよ (笑)。作中でジャッカルがドラマに挑戦するシーンがあるのですが、福島さんはジャッカルの芝居が下手というお芝居をされていて。それがとても面白くて、笑いながらアフレコをしていました。ジャッカルが出てくると心が安らぎます。

――その他、興津さん、沢城みゆきさん、津田健次郎さん、大塚明夫さんなどのキャスト陣が作品を彩っています。

 皆さん本当にピッタリで。アフレコ現場で聞いていても「このキャラクターはこういう風にしゃべるよね」と納得してばかりでした。皆さん迫力がすごいです。私は佐藤洋子役の沢城さんとかけ合うことが多かったのですが、洋子ちゃんの酔っ払ったときのお芝居がめちゃくちゃ素敵で! かけ合うのがとても楽しかったです。

――ボスに命じられて一年間、人殺しをしない生活を送る明。花澤さんが一年間禁止されたらつらいものはありますか?

 パンを食べることですね。禁止されたらきっと「パンをくれ~!」って暴れまわると思います(笑)。だって、パン屋さんの前を通りかかってもお店に入れないってことですよね? いやー、キツいです。

――パン屋さんがあったらスルーできない。

 あの焼きたてのパンの香りを我慢できることなんて、あります? パンは私にとって「人生」なんですよ(笑)! だから禁止されたら嫌なんです。パンがない人生は考えられないですね!


撮影/十万正人 取材・文/M.TOKU

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