ドラマ
TOKYO MX(東京エリア・地上波9ch)で放送中のラブコメディ「その結婚、正気ですか?」で、連続ドラマに初主演する長妻怜央さんに直撃インタビュー。自身と正反対の性格の完璧なイケメンを演じた心境を語った。
――「その結婚、正気ですか?」は、ズボラなアラサー女子×年下イケメン社長が繰り広げる格差ラブコメディ。どんなところが面白い作品だと思いましたか?
ヒロインの篠原奏音(岡本玲)が、僕の演じる城咲真に翻弄されるシーンが面白いんですよね。台本を読んで、奏音がその時どんな心境か分かってるので、奏音の心の声に思わず笑ってしまいそうになりました。現場では、城咲が何か言った時に「何、コイツ~」って奏音の心の声のツッコミを助監督が読み上げてくれるんですよ。
――城咲が思いのほか恋にウブだと思った、奏音の心の声が面白いですよね。
そうなんですよ。「どれ、どれ? 試してやろうかな」とか。岡本さんがニヤニヤした顔をしているので、テストの時は笑いを我慢するのが大変でした(笑)。
――格差婚ラブコメディではあるけれど、原作者のアキラ先生は世の女性に結婚に夢を持ってほしいという思いを込めて描かれたシンデレラストーリーだそうですね。
城咲はお金持ちで、優しくて、一流企業の社長っていう完璧な男性。もう非の打ちどころがないと僕も思います。でも、そんな男性が目の前に現れて「結婚しよう」って言われても、女性は戸惑うんじゃないですかね。何か裏があるんじゃないかな…とか、不安になる気持ちも分かります。なので、理想の結婚相手を夢見るだけがちょうど良かったのかな?と戸惑う女性の気持ちをエンディング主題歌の「シンデレラストーリー」(長妻怜央 from 7ORDER)で詞に綴りました。
――女性目線で作詞されたんですね。
はい。すごく面白い経験になりました。お芝居をするだけでなく、曲も作ったことで作品への理解がより深まりましたね。この曲はエンディングで流れるので、ぜひチェックしてほしいです!
――城咲のようにスマートで紳士的な男性を演じるにあたって心掛けたことは?
僕はプラプラした歩き方をしたり、チャキチャキしたしゃべり方を普段するので、そこからまず自分とは違ったんですよ。女性と並んで歩く時は、ゆっくり余裕が感じられるように歩くなど、立ち居振る舞いが難しかったです。いつもより背筋をビシッ伸ばすように意識していましたね。あと、普通ならなかなか言えないことも当たり前に真っすぐ言うんですよね。「あなたと結婚したい」とかド直球。そういうキザなセリフはちょっと恥ずかしかった。自分に自信があるから言えるのだと思いました。
――ちなみに恋に臆病なヒロインの奏音みたいな女性を長妻さんはどう思いますか。
奏音は、結婚相手は「普通の人がいい」って言うんですよね。最初、“普通”ってどういうことだろうって思ったんですけど…。社長という肩書きや高収入ということにとらわれず、自分に見合った男性がいいってことかなと。地位とか肩書きで結婚したいと思わないところがステキだなと思いました。
――では、長妻さんの理想の結婚相手はどんな方でしょう?
僕はまず笑顔がステキな明るい人がいいです。とにかくポジティブでメンタル強めな人がいいな。何かする時に楽しんで何事とも向き合える人がいいですよね。そういう人となら、何か問題があっても一緒に前向きに乗り越えられそうな気がしますから。
――胸キュンシーンもたくさんありますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
現場の裏側では僕、ずっとふざけていて。城咲は絶対しないようなあるまじき行為ばかりの連続(笑)。ずっとスマートに振る舞っていられなくて、ついふざけちゃいました。じゃないと、恥ずかしくて自分の心を保つことができなくて(笑)。城咲は息を吐くように恥ずかしいことを言いますから。
――長妻さんは相手が照れちゃうようなことは言えないタイプ?
あ、言えますよ。僕、ワンレンボブが好きなんですけど、岡本さんに「僕、ワンレンボブ大好きなんです」ってご本人に伝えましたもん。そしたら、岡本さんは「ありがとねっ!!」ってニコニコしてました。お風呂場で入浴剤をまくシーンでは、おふざけして豪快にまいてしまって。岡本さんは「何!? やめて~」って中学生女子みたいな反応をしてました(笑)。とにかく楽しい現場でしたね。
――座長として現場を盛り上げることができましたか?
岡本さんとは最初から距離を縮めようとしなくても自然と掛け合いゼリフも息があいましたね。お芝居が素敵なので、逐一「今のお芝居、ヤバかったっす!」って伝えてました(笑)。城咲の恋のライバル役の和田雅成さんは気さくで優しい方で、包容力ある声がいいんですよね。押田岳さんは人見知りだったので、僕はめちゃくちゃ話し掛けていたら、後半はずっとわちゃわちゃしながら一緒にふざけてましたね。あと、納言の薄幸さんはツッコミがすごい。僕がアドリブをすると茶々を入れてくれたりして、さすが芸人さんです。
――初主演でラブコメを経験したことは、ご自身にとってどんな経験になりましたか?
ドラマは久しぶりだった上、主演という立場だったので、原作ファンの方が見ても楽しめる作品にしたいなと思って挑みました。最初は期待と不安が入り混じってドキドキしていたんですけど、現場の明るい雰囲気が伝わるような本当に楽しい作品になったと思います。またラブコメディ、ぜひやりたいですね!
(撮影/十万正人 取材・文/福田恵子)
【番組概要】
「その結婚、正気ですか?」
毎週月曜 22:00〜22:30 <TOKYO MX1>
出演/岡本玲、長妻怜央(7ORDER)、和田雅成、押田岳、薄幸(納言)、向里祐香 ほか
【オープニング主題歌】
SARD UNDERGROUND「その結婚、正気ですか?」(GIZA studio)
【エンディング主題歌】
長妻怜央 from 7ORDER「シンデレラストーリー」
(NIPPON COLUMBIA CO., LTD.)
【製作・著作】
TOKYO MX
【配 信 情報】
▼民放公式テレビ配信サービス『TVer』にて無料見逃し配信
⇒ https://tver.jp/episodes/epsf2rfd00
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