ドラマ
7月29日にスタートするドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」(テレ朝系・毎週土曜後11時)の製作発表記者会見に、西畑大吾(なにわ男子)、石橋静河、畑芽育、堤幸彦監督が出席した。
本作は相棒かつライバルの2人の探偵・御殿場倒理(松村北斗/SixTONES)と片無氷雨(西畑)が、それぞれの得意分野で事件を紐解き、解決していく物語。西畑とともに主演を務める松村はインフルエンザのために会見に欠席。すると西畑は涙をぬぐう仕草を見せつつ「北斗くんの思いは絶対この会場に来ていると思いますし、僕の胸にも北斗くんがいるので…」と胸ポケットから顔を見せている松村のアクリルスタンドを指差し。「(ドラマ)「南くんの恋人」みたいに氷雨くんの相棒としてここにいるので、北斗くんの分まで皆さんも楽しんでください!」と笑顔で挨拶。
すると堤監督が「松村北斗代役の堤です」と挨拶。すかさず西畑が「いやいや!違います!」とツッコミがさく裂。
初めての探偵役に「僕は動機を探る探偵なので、犯人がなぜそういう事件を起こしたのかなどの思いの部分を探る。普通の探偵ものの作品とはまた違った作品になっているので、すごく楽しくさせていただいてます」とコメント。堤監督とのタッグについては「様々な作品を拝見していたので『堤さんとご一緒できるんや!』という喜びがすごく大きかったです」と興奮気味に喜びを語りつつ「でも、無茶振りをしたがるんですよ。シーンの終盤に1ボケを入れたがる」と一言。堤監督は「今回は比較的おとなしめです」と言いつつ「(西畑の)顔を見てると、1ボケ入れたくなる」と告白。すると西畑は「その無茶振りが、すごい嬉しい!『うわっ、無茶振りされてる!』っていう感覚になって、とても楽しく撮影に臨めてます」と笑顔で語った。
堤監督は松村&西畑の印象について「すごくマジメ。推理ものはセリフが長く、自分のセリフだけじゃなくて人のところも全部覚えてもらわなきゃいけないし、普段使い慣れない言葉を使わなくちゃいけない。それを全てクリアしてきてる。素晴らしい俳優さんだと思います」と絶賛。重ねて「その前提条件があれば、こっちはいくらでもボケられます!今後どんどんボケていきたい」と話した。
2人と同級生で刑事の穿地決を演じる石橋は、松村と西畑について「本当にマジメな2人で尊敬しています」と褒めながら「でも、たまに2人がじゃれ合ってるのとか見ると、小学生みたいで和みます」と現場での様子を暴露。西畑は「精神年齢は低めです!(笑)」と話すが、石橋は「私は大人なので、見守っています(笑)」との返答に「なんで見捨てるんですか!(笑)」とすかさず返し、会場を笑わせた。
探偵事務所のアルバイト・薬師寺薬子を演じる畑。「セーラー服にエプロンをつけさせていただいて、このエプロン選びは監督のこだわり」と告白。こだわりポイントを問われた堤は「イチゴです!」と力強く話し、会場を笑わせた。
続いて、探偵は観察力が大切ということで、キャストの観察眼チェック対決に。堤監督の似顔絵を必死に描く3人。
まず、畑の絵を「いいですね、名乗っているから僕以外ではない」と称賛する堤監督に「いや、ずるない!?」と西畑からツッコミが。石橋の絵にも「特徴をよく捉えていて」と褒める堤監督だが、西畑の絵は「…ありがとうございました!」とスルー。「えっ!?ウソでしょ?似てません?」とアタフタとする西畑に会場からは笑いが。
誰が一番似ていない人を選ぶことになり、堤監督は「俺、真ん中分けじゃねぇし!一応6:4なんですよ」と西畑の絵にツッコミ。「西畑さんの負けー!」という堤監督の判定で、西畑は罰ゲームのモノマネをすることに。「せっかくやし、北斗くんモノマネをしますか。”誇張した御殿場倒理”」とモノマネを披露するが、堤監督から「ちょっとよく聞こえなかった」とツッコミが入り、西畑が「半滑りが一番嫌!(笑) 北斗くんの目に触れてほしくない!」とタジタジになり、会場からは大きな笑いが起きた。
そして再びトークに。「ノックをするのに緊張したなど、ノックに関する思い出は?」との質問に、西畑は「なにわ男子がデビューして初めての『ミュージックステーション』で、タモリさんの楽屋にご挨拶した時」をあげ「CDを持ってご挨拶しに行くのがタモリさんが初めてで、何度かご一緒していたんですけど、自分のCDを渡せるっていうドキドキ感が初めてで。それはすごい覚えてます」と振り返り。「どういうどういった反応で取ってくれるんやろうなとか、どういったふうに渡せばいいのかなとか、そういうのも初めてで。本当に優しく『デビューしたんだ!おめでとう』と言ってくださって、とても嬉しかったのを覚えてます」としみじみと語った。また事務所の先輩への挨拶での思い出も問われ、「先日、木村拓哉さんにご挨拶をして。一度共演させていただいたことはあるんですけど、やっぱり緊張しますね!何回ご挨拶させていただいてもドキドキしちゃう。かっこよくて!すごいオーラなんですよ!」と大絶賛。堤監督からの「『ちょっ、待てよ』って言われなかった?」と横入りに「言われてないです(笑)」と返しつつ「すごいオーラはあるけど優しくて。今後たぶん一生慣れないだろうなっていう、第一歩がやっぱり緊張するかな」と語った。
続いて「倒理と氷雨にどんな依頼をしてみたいか」という質問に、西畑は「僕も北斗くんも庶民的な考え方で『ファンの皆さんって、なんで自分のことを応援してくれてるんだろう』っていう気持ちになるんですよ。氷雨くんにはどういう動機があって好きになったのかを聞いていただいて、倒理くんにも…なんか頑張っていただいて(笑)、そこを解明してほしいです」と話した。
ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」は7月29日(土)スタート。