Hondaが新たに開始したプロジェクト「Hondaハート」のメッセンジャーに、King ＆ Prince(平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太)が就任。新TVCM「Hondaハート はじまる。」篇が、11／8㊊から全国で放映される。また、King ＆ PrinceのメンバーがHondaのスーパースポーツを極めた「NSX」や、人気沸騰中の「GB350｣､｢CT125・ハンターカブ」など、様々なクルマやバイクを体験試乗しながらその魅力を伝えるWEB動画シリーズの第１弾「#01 Hondaハート、はじまる。」篇も、同日よりHondaハート公式サイトおよびHonda公式YouTubeチャンネルで公開される。

　人を想い、卓越したアイデアと技術で一人ひとりの喜びを実現していくというHondaハートが伝えたいメッセージを映像化した本TVCMには、King ＆ Princeのメンバーが白いツナギ姿で登場。これは、Hondaの従業員も日常業務で実際に使用している作業着で、Hondaのスピリッツを象徴するユニフォームである。Hondaが創業当時から大切にしてきた信念、そして誰かを幸せにしたいという仕事に対する姿勢を、５人が真っすぐな視線で表現していく。

■撮影エピソード

　撮影当日、ツインリンクもてぎ内のサーキットに登場したKing ＆ Prince。いつも歩いている道路とは違う舗装路面の感触を確かめるように靴底でトントンと踏みしめ、互いに顔を見合わせながら、時折笑顔を浮かべるひと幕も。隣接した別のコースでは２輪の走行が行われており、車両が通過するたび大きな排気音が響き渡っていて、バイクやクルマが大好きな５人は、撮影より走っているバイクに興味津々。平野は思わず隣のコースの方へ駆け寄り、背伸びしながら「すげ～！」と興奮を隠せない様子だったとか。

　５人の表情を正面から狙ったカットは、ツインリンクもてぎの「スーパースピードウェイ」内、それも急角度のバンクの中腹で行われた。大型の照明機器を自立させることが困難で、大勢のスタッフが力を合わせて機材を支えるなか、まずは髙橋がカメラ前でスタンバイし、「こんなとこ普通は入れないから、お父さんに話したら喜ぶだろうな～」とニッコリ。続いて登場した平野は、コースの傾斜で少しよろけながらも「この場所って縁があるのかな～」と、ミュージックビデオの撮影以来、今年２度目の訪問となるツインリンクもてぎの景色を感慨深げに眺めていた。

　動画撮影でレース仕様のNSX‐GTと対面した５人は、撮影中であることを忘れるほど大興奮。平野は「スーパーカーだよ！近づけない」と圧倒されながらも、路面に寝そべり車高の低さにウットリ。運転席をのぞき込んだ永瀬は、メカメカしいデザインに「中、すごっ！」と絶叫し、特別に乗車した神宮寺も「卵の中に包み込まれている感じ。乗るのも降りるのもひと苦労(笑)」とレーシングカーのすごさをリポートしていた。車両の性能について詳しい平野は、マニアックな機能や詳細なスペックの話題を持ち出しながら開発担当者とのトークを満喫。あまりにも楽しそうな姿を見た撮影スタッフは「カット」の合図を出せず困り顔を見せていたんだとか。

■King ＆ Prince インタビュー

――CM撮影、動画撮影を終えた感想と、印象に残ったエピソードを教えてください。

平野：『楽しかったの一点張り』と言ってもいいぐらい楽しかったですね！『Hondaといえば…』というクルマもあれば、新しい技術が詰め込まれたクルマだったりバイクだったり、いろいろ乗れてとても楽しかったですね。でもやはり印象的だったのは、昔から夢に見てたNSX。大人になって運転できたっていうのが、ボクの中での夢が今日、ひとつ叶いました！それがすごくうれしかったです。

――Hondaの開発スタッフと話をした感想をお聞かせください。
岸：皆さんのクルマやバイクに対する愛を、ものすごく感じましたね。ひとつひとつの車両に対して細かく説明してくださって、安心・安全を感じましたし、もっと知りたいと も思いました。実は何回か聞き逃しちゃったことがあったんです。隣のコースでバイクが走っていてあまり聞こえなくて(笑)。タイミングが合わなかったこともあったので、あらためてもっと知りたいと思ってます(笑)。

――今回の衣装はHondaのスタッフも着用しているロゴ入りツナギですが、皆さんもお似合いですね。
平野：光栄です！着させていただいて。
神宮寺：勝手ながら、（Hondaの）一員になったんだよね…って喜びを感じてます。
平野：この後、私服に着替えたくないもんね。
岸：ね！このまま帰りたい！

――クルマ好き、バイク好きな皆さんですが、ドライブやツーリングの思い出はありますか？
髙橋：メンバーみんなとのドライブはまだプライベートではできてないんです。いちばん最初のドライブは、父に免許センターへ連れて行ってもらって、免許証をもらって家に帰る時『運転してみろ』って言われて。父が“鬼教官”をするなか、高速道路を走ったのがいちばん最初のドライブでしたね。ちょっと恐かったけど、（免許を）取ってすぐ父と一緒に乗れたのがいい思い出です。これからは、メンバーとたくさん思い出をつくりたいです！
神宮寺：ツーリングの思い出は２個あるんです。激し目と、普通のやつ。どっちがいい？
岸：激し目は……話せるの？(笑)
平野：（インタビューで）使えるやつ？じゃあ、激し目で(笑)。
神宮寺：免許を取った次の日、岸くんに『バイクに乗りたい』って話したんです。公道を走るのが緊張するから、先輩である岸くんに『一緒にツーリングして』って言ったら、岸くんは『オレについてこい！』って。レンタルバイクで都内を走り始めてすぐ、岸君が(高速道路の)ETCレーンに向かってって……。初心者だからゆっくり走りたいのにおかしいなって思ったんだけど、ついていったら高速に乗っていて。ボクは一般のゲートで止まって、『どうしたの？』って聞いたら、岸くんが『ごめん！間違えた～！』って(笑)。
岸：ドッキドキだったね。風も強くて。
神宮寺：２人でブルブル震えながら帰りましたね。すぐ高速降りましたけど、緊張しました。それがあったから、今はどこに行っても恐くないです(笑)。

――今回撮影を行った「ツインリンクもてぎ」に、皆さんは以前も来たことがあるそうですね？
平野：3カ月前、くらいかな。ミュージックビデオの撮影でこちらにお邪魔しました。こんなにすぐ来れるとは思わなかったけど、その時も移動中にでっかいコースを見て『いいね、ああいうトコで走りたいね』って言ってたら、数カ月後にNSXで走ったんです！こんな夢物語ある!?

――Hondaハートのメッセンジャーに就任した意気込みと今後の目標についてお聞かせください。
永瀬：今日、実際に乗せてもらって、そして設計された方のお話を聞いて、とても影響を受けました。『こんなものもつくってるんや！』『こんな技術を取り込んで合体させて、こんなこともしてるんや！』と、どんどん興味が湧いてきたので、そういう興味を皆さんと共有するとともに、もともと好きな人にも、あらためてHondaの良さを伝えていきたいと思ってます。

■新TVCM概要
「Hondaハート はじまる。」篇
2021年11／8㊊より全国で放映
出演／King ＆ Prince
「Hondaハート はじまる。」篇（30秒）
「Hondaハート はじまる。」篇（60秒）