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FOD連続ドラマ「高嶺と花」高杉真宙&竹内愛紗 インタビュー

NEWS 2019.03.15

高嶺と花

 高杉真宙主演、竹内愛紗が初ヒロインを務める年の差・身分差ラブコメ「高嶺と花」が、3/18(月)よりFODで配信スタート。ハイスペックな毒舌イケメン御曹司と一般庶民の女子高校生が、10歳差のお見合いから始まる不器用だけどキュンとくる恋愛を繰り広げる。

高杉:原作マンガ・台本と読ませていただきましたが、マウントを取りあう2人の会話やテンポが面白くて。女性はもちろん、男性でも楽しく見られる作品だなと思いました。高嶺はすごく不器用な人だから、本人がカッコつけているところはあえて面白く滑稽に、逆にカッコつけてないところでカッコよくあるべきだと考えて演じました。セリフのテンポ感は、そこが2人を愛せるポイントでもあるので、やっていく中でいくつかギアをあげて、お互いが引っ張り合えたらいいなって。そこは監督や竹内さんとも一致していましたね。

竹内 私が演じる花ちゃんは表情がすごくコロコロ変わるので、原作を読みながら表情の研究をたくさんしました。普段の自分にテンション感が似てるなと思ったので、自分と重ねて役作りしたのですが、『10歳も年上の人にそこまで言っちゃうの!?』って、花ちゃんには驚かされる部分もありました(笑)。

――映画『十二人の死にたい子どもたち』でも共演されていましたが、改めてお互いの印象は?

高杉:それが、前回の現場では個人的な話を全くしなかったんです。僕の人見知りが原因で……(苦笑)。

竹内:役の設定もあってか、最初はちょっとだけ怖い印象がありました(笑)。

高杉:怖かったかぁ、そこは僕の課題ですね(笑)。緊張するんですよ、年下の方と話すのって。でも今回は、後半のほうは結構しゃべったよね?

竹内:はい。お話してみたらすごく優しい方で。アニメ好きという共通点もあって。真宙さんがアニメ好きって、意外だなって驚きました。

高杉:漫画・ゲーム・アニメは止まらないですね(笑)。竹内さんは、現場でほかの方と話しているところを見て、すごく愛されているなと感じます。明るい性格なので、花と重なる部分があるんだろうなって気がしていました。

 

――高嶺と花、お互いの役の魅力は?

高杉:高嶺は花のどこを好きになるんだろうって考えた時、“支えてくれる強さ”なのかなって。年は10歳も下なのにたくましくて。恋愛において“支え合う”ということは重要だと思うし、高嶺もそこに惹かれていくんだと思います。

竹内:私は、俺様キャラのなかでちょいちょい見せてくる高嶺さんなりの不器用な優しさがかわいらしくてステキだなって(笑)。10歳も年上だけど、相手が高嶺さんだったから好きになれたっていうのが花ちゃんとしてはあるんだろうなって思いました。

高杉:高嶺さん、頭の中は中高生だからね(笑)。

――(高杉さんへ)“俺様キャラ”への手ごたえは?

高杉:最初は自分の“俺様キャラ”というのは想像できなかったんですけど、原作の世界観を壊さないようにと思って、僕の想像し得るなかでやれる限りはやりました(笑)。26歳の御曹司ということで、まずスーツが浮かないようにしないといけないと思っていたんで、高嶺という人はどんなふうに歩いてどんなふうに振る舞うんだろうと、まずは枠を考えて、そこからキャラクターを作っていきました。僕のなかの『これはムカつくんじゃないかな』という振る舞いをたくさんしましたね(笑)。

竹内:はい、結構ムカつきました(笑)。

高杉:『今、腹立つ顔してましたね~』って言われて、うれしかったもん(笑)。視聴者の方たちからはどんな反応がくるのか、緊張するけど楽しみです。

――最後に視聴者にメッセージを。

高杉:こんな年の差・身分差って、もしかしたらリアルではないのかもしれないけど、それをどうやって現実化するかっていうのが僕らが今回やるべきことだと思っています。どんなふうに人として立たせて、どう恋愛させていくのか。そんな状態の人がいると想像しながら、楽しく演じさせていただきました。何度でも見てもらいたいほど気持ちいテンポ感です。2人の関係性が愛おしくなるように作ったので、ぜひたくさんの方に見ていただけたらと思います。

 

【作品情報】
FOD連続ドラマ「高嶺と花」
3/18(月)より配信スタート(30分×全8話)

出演/高杉真宙、竹内愛紗ほか
原作/「高嶺と花」(師走ゆき著 花とゆめ(白泉社))

 姉・緑の替え玉として才原高嶺とのお見合いに向かった野々村花。
御曹司なんて不細工に違いないと高をくくっていた花だが、そこに
現れたのは、ありえない程イケメンの高嶺だった。花は最初こそ胸
をときめかせるが、高嶺の横柄な態度と罵詈雑言に激怒。変装用に
付けていたウィッグを高嶺に投げつけ、その場を立ち去ってしまう。
破談になったかと思われたお見合いだが、高嶺は外見やステイタス
に左右されない花に興味を持ち……。

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