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「このステージに立って、最大限できることを」 渡辺翔太&森本慎太郎が決意 帝国劇場での初フライングには 渡辺が「頼む、光一!」⁉ 舞台「DREAM BOYS」記者会見レポート
舞台 2023.09.10
舞台「DREAM BOYS」のゲネプロが行われ、上演後の囲み取材に主演の渡辺翔太(Snow Man)とライバルのチャンプ役を務める森本慎太郎(SixTONES)が登壇した。
ジャニーズJr.時代に先輩たちのバックとして何度も帝国劇場、そして「DREAM BOYS」に出演してきた2人。
渡辺は「この配役で『DREAM BOYS』に帰ってくることができることに、自分の過程を感じられて胸がいっぱいです」と感無量の表情を。ただ、「帝国劇場の0番に立つということに、かなり重圧を感じます」と続け、「プレッシャーに押されて昨日もなかなか寝付けなかったです」と明かす。
そんな渡辺だが、寝不足を心配するインタビュアーから肌の状況を聞かれると「(肌の)モチモチ感は安定しています!」と力強く答え、会場を和ませた。
森本は「僕がジュニアとして出ていたのは亀梨(和也)くんが主演の時で。その頃のカズヤとチャンプはすごく憧れだったんです。かっこいい、ああなりたいって思っていた気持ちを、今のジュニアの子たちにも思ってもらえるように、理想に近づけるようにしなきゃなと思う」と決意を語った。
それぞれ初となるフライングに話が及ぶと「最高だよね!」と声がそろう2人。
コロナ禍ではフライング演出がなかったため、「DREAM BOYS」でフライングが披露されるのは実に4年振りとなる。これに「(演出を務める堂本)光一くんにおねだりしました。『どうしても帝国劇場で飛びたいんだ! 頼む、光一!』って」といたずらっぽく笑う渡辺。
森本は、「光一くんに『飛んでください』ってお願いしました。フライングの目線や姿勢の保ち方とか教えて下さって、でも『光一くんかっこいい!』って見とれちゃって稽古にならなかったです」と、堂本自らフライングの手本を示したエピソードを明かした。
今作であらためてお互いにすごいと感じたところを聞かれると、森本は沈黙。「(渡辺は)すっごい、肌がキレイ」としぼり出すと、「『DREAM BOYS』のことを言ってほしい(笑)!」と渡辺がツッコミ、仲の良さを見せる。
仕切り直して森本は「主役としてドンとセンターに立っている姿を後ろから見ることがあって。堂々としていてかっこいいなと思いました。翔太は、帝国劇場の0番に立つことが不安、とか言ってましたけど、かっこよかったです。0番が似合うな、すごいなって思います」と。
渡辺も「慎太郎は普段からユーモアのある印象が強いので、久しぶりに同じステージに立ってお芝居をしてるところ、ダンスをしてるところを見るとギャップがあるなって思います。かっこよくて面白い。これは、モテる男子だなと。慎太郎は堂々としていて、余裕が見えてかっこいいなと思います」と互いに称えた。
最後にコメントを求められ、2人は以下のメッセージを。
森本「今、複雑な思いはある。でも、僕たちがステージに立ってできることは、堂々とエンターテイメントをお客さんに見てもらって、そして新体制ジャニーズを応援してもらえるかどうかだと思う。この先どうなっていくのか分からないところは正直ありますけど、僕はこのステージに立って、最大限できることをしたい。皆さんに見てもらって、森本、SixTONES、ジャニーズの未来を想像して、安心して応援してもらえるように(公演の)1ヵ月間、頑張ろうと思います」
渡辺「事務所が大きな転換期を迎えている最中に、この初日を迎えました。こういった状況の中でも、お客さんは変わらず帝国劇場に足を運んでくださることに、本当に感謝しなきゃいけないと思っています。僕たちタレントができることは、今頂いているお仕事を全力でこなして、とにかくお客さんに楽しんで、笑顔になっていただくこと。それが僕たちが今できる最善の務めかなと思います。これからステージでお客さんを楽しませて、そういうような結果で新たな未来を構築していけたらと思っています」
舞台「DREAM BOYS」は9/28(木)まで帝国劇場にて上演される。