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【インタビュー】新感覚ホラードラマ「怖れ」主演・莉子が明かす撮影現場「髙木雄也さんがみんなを笑わせてくれました」

ドラマ 2024.08.10

 令和のホラー漫画を、映像クリエイター・小山巧が映像化。フリーターの田辺日向(莉子)は、マッチングアプリで出会った男に殺害される。が、次の瞬間、コスプレ姿でアユミと呼ばれ……。“怖れ”を感じて殺されると、次の瞬間に別人に生まれ変わる。謎の生き返りの影に、謎の女性・溝口マユ(莉子)が……。新たな感覚のモダンホラードラマ「怖れ」で主演を務めた莉子が、TVstation17号に登場。本誌に掲載できなかったエピソードをお届け。

――撮影現場で大変だったことはありますか?

 1話の撮影で山に行ったんです。小山監督がロケハンに行かれた時、ちょっと雨が降っていて、監督のなかではすごく良かったそうなんです。でも撮影当日は、ちょっと曇りぐらいの天気だったんですけど、台本上は雨が降る予定じゃなかったから、そのまま撮影しようということになって。ところが、撮影を始めたら、すごい雨が降ってきて(笑)。もう土砂降りだったんですけど、そのまま撮影を続行しました。スタッフさんも白いスニーカーとか履いてこられた方がいて、皆さん大変でしたね。監督は「全部1回でいっちゃいます」って言われたので、すごい集中力で撮影しました。大変でしたが、すごくいい映像になってると思います。

――今回、事件の謎に迫る配信者役で、髙木雄也(Hay!Say!JUMP)さんが出演されますが、現場ではいかがでしたか?

 すごくステキな方で、みんなに優しくて。スケジュール的に大変な撮影でしたが、髙木さんがみんなを笑わせてくださったので、現場が楽しくスムーズでしたね。かなりシリアスなお話なので、ゲストの方も含めて「みんなで力を合わせて頑張ろう」という現場の空気はありました。

――いろんな役を演じられましたが、一番のお気に入りは?

 ネタバレになるので難しいですが、黒い衣装を着ている役は楽しかったです。セリフの早さや言い回しも、この役だけ違っているので、監督もテンション上がって楽しそうでしたね(笑)。

――楽しみにしているファンの方へ、メッセージをお願いします。

 私も怖がりだから「怖くないですよ」とは言えませんが(笑)、今までのホラーとは違う新しいジャンルだと思います。「全然違う名前の子が出て来るけど、演じてるのは莉子ちゃんだよね?」というところから始まって、かなり面白い展開になっていくと思います。台本を最初に読んだ時、すごく難しい作品だと思ったのですが、その気持ちは1、2話見ると分かっていただけるんじゃないかと。映像もきれいですので、最後まで楽しんで見ていただきたいです。


撮影/井筒千恵子 取材・文/本誌編集部

怖れ
8/15㊍スタート
CBC 毎週㊍深0時58分~深1時30分
放送翌日後12時よりTVreにて見逃し配信

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