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「オーラがすごい!髪サラサラ!まぁかっこいい!」初共演の子役にタジタジ!? 堂本光一のゴールデンチケットは「僕と一緒にフライングを」 ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』会見レポート

舞台 2023.06.23

今年10月に東京・帝国劇場ほか全国で上演されるミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の制作発表会に主演の堂本光一らキャスト11名と、日本版の演出を担当するウォーリー木下が登壇。

ウィリー・ウォンカ役を務める堂本にとって、本作は2018年初演の『ナイツ・テイル -騎士物語-』以来5年ぶりの新作ミュージカル挑戦となる。

堂本は開口一番「この作品をやると聞いてビックリしました。おもちゃ箱をひっくり返すどころじゃない、ひっくり返してぶっ壊すくらいのとんでもない作品になるんじゃないかと自分もワクワクしています」と期待をのぞかせる。

続けて「皆さん映画のイメージが強いと思うんですけど、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の日本版がどんな形になるのか正直まったく見えていないです。ウォーリーさんの頭の中だけにあるものなので、これからみんなで稽古を積み上げていってそれを形にしていくことがすごく楽しみです」と笑顔を見せた。

本作は子役が多数出演し、本会見にはチャーリー・バケット役(トリプルキャスト)の小野桜介、チョウ シ、涌澤昊生が参加。堂本の印象を聞かれた3人は、緊張しながらも「会えるのがすっごい楽しみだったんですけど、オーラがすごくて緊張しています」(小野)、「パッと見た時に一般人じゃないとすぐ分かったし、髪がサラサラ」(チョウ)、「かっこいいのか分からなかったけど、まぁかっこよかったからプロだなと思いました」(涌澤)と三者三様の素直なコメントで会場を沸かせた。

一方の堂本は「まだあんまり話せてなくてごめんな」と労いつつ、3人のコメントに爆笑。笑顔とツッコミで応え「ステージ裏ではもっと輝きたい思います」と決意を語った。

チャーリー役の(左から)涌澤昊生、チョウ シ、小野桜介

子役たちの話を優しく見守る堂本光一

続く囲み取材では、原作でゴールデンチケットを手に入れたチャーリーがウォンカのチョコレート工場に誘われることにちなんで「堂本さんがもしゴールデンチケットを用意するなら?」という質問が。

数秒悩んだのち、堂本が「世界で5枚のゴールデンチケット、僕と一緒にフライングするっていうのはどうですか」と答えると、すかさず森公美子が「(私で)いいんですか?」と反応して会場を笑わせ、息の合った様子を見せた。

 

そこで、先ほど堂本に対してやや辛めのコメントをした子役の涌澤に、再度、堂本の印象を問うと「面白くて、かっこいいと思いました」と元気よく答え、会場は和みモードに。

最後に堂本は「この『チャーリーとチョコレート工場』というミュージカルを皆さんに届けられることを本当に楽しみにしておりますし、自分自身もこの個性あふれるキャストの皆さんとともに作品を創り上げていくことが楽しみです」と。そして「このワクワクと楽しみがステージ上にも乗って、皆さんにお伝えできると思いますので、ぜひ劇場でお持ちしております」と呼び掛け、にぎやかな会見は終了した。

 

ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」は東京・帝国劇場で10/9~㊊~31㊋、福岡・博多座で24年1/4㊍~15㊊、大阪・フェスティバルホールで1/27㊏~2/4㊐に上演される。

 

~あらすじ~

ウィリー・ウォンカの工場では、世界の子供たちに愛されるウォンカ・チョコレートが生産されていたが、その製作工程は秘密となっていた。ある日、ウォンカは世界で売られるウォンカ。チョコレートのうち5枚だけ、ゴールデンチケットを入れることを宣言する。そのチケットを手に入れた子供は工場に招待され、そのうち1名にはステキなご褒美がもらえるという……。工場に招かれたチャーリーら5人の子供とその家族は、ウォンカの案内で、信じられないような驚くべき体験をする……。

 

 

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