舞台
総合プロデューサー・鈴村健一のもと、人気声優&俳優が全てをアドリブで演じる舞台劇「AD-LIVE」が今年も開幕。
今年のテーマは「運命のやりなおし」。トラブルに巻き込まれ命を落とした人間を救うため、神は、その人間と縁のあった人物を召喚する。しかし、その人物は記憶も姿も別の人物になってしまい、命を落とした人間自身の記憶もあいまいに。神から与えられた“未来をも変える運命の玉”の力を使いながら、真実の結末をむかえるために二人は奮闘するーー。
初日に出演したのは、下野紘と鳥海浩輔。昼公演のキャラクター設定は、突然死んだミュージシャンの井沢永一 (鳥海)と彼に助けられ恩返しをしたい鶴・鶴岡師恩(下野)。早速、即興ソングを歌いだす鶴岡だったが、井沢が止めに入る展開に。それぞれ、アドリブバックとよばれるカバンから出した紙に書かれた【遊園地貸し切り】【ペンライト】【ピンクの子豚】などのアドリブワード(一般公募で集められた様々な言葉)をセリフに織り交ぜつつ、人生をやりなおすためのストーリーは展開する。自由に話や設定を展開していく井沢に、鶴岡は驚きつつもストーリーを進めていく。最後は感動とともに意外な結末が……。
アフタートークでは、「時間が足りない」と言いつつ、充実した表情を浮かべる下野と鳥海を、自らも出演した鈴村が絶賛。
東京の4公演を終えて、9月に大阪で2日間・4公演、さらに11月には東京特別公演も開催。初挑戦キャスト3名を含む計17名が出演する。
【公演情報】
大阪好演・メルパルクホール大阪
9/23㊏ 蒼井翔太・新木宏典
9/24㊐ 武内駿輔・畠中祐
東京特別公演・片柳アリーナ
11/11㊏ 浅沼晋太郎・岡本信彦・小野賢章・梶裕貴
11/12㊐ 内田雄馬・木村良平・陳内将・福山潤