音楽
■「第73回NHK紅白歌合戦」リハーサル2日目③
「紅白歌合戦」へ2度目の出場を控えたSnow Manが登場。写真撮影から元気いっぱいな9人は、カメラマンからの笑顔やポーズのリクエストに「はーい!」と明るく応える。特に積極的だったのは佐久間大介で、「イェイ!」「ピース!」と連呼していると、阿部亮平「ピース!」ラウール「Wピース!!」と、他のメンバーもさらにノリノリに。リモート取材用のカメラにも手を振るなど、サービス精神120%で取材に応じた。
まず意気込みを聞かれたリーダーの岩本照は、「Snow Manとしては2度目の紅白歌合戦さんに出演させていただくということで。だけど、NHKホールでの出場は初めて。毎回新鮮な気持ちを味わえるので、とにかく楽しみに、今からわくわくしてます」と。
続いて、記者が「今年の漢字一文字を」と質問。すると向井康二が、「それは、漢字一文字で“断”(ことわる)で。すみません! 次の質問いいですか?」とジョークで笑わせる。目黒蓮が「断るんじゃないよ!(笑)」とツッコむと、向井は「このネタ、昨日から考えていました(笑)」とやや照れながら明かした。
■佐久間&渡辺、今年の漢字が”声”で偶然一致!
今年の漢字について佐久間は、「“声”ですね。今年は声優としてアニメに出演させていただいたり、ラジオが始まったり、声を使うお仕事をたくさんさせてもらいました。来年もそういうお仕事ができたらいいなと思っております。これをきっかけに、NHKさんでもやらせていただけたら!」とアピール。
すると、渡辺翔太が「割り込んでもいいですか? 僕も“声”と言おうとしたんですよ」と。佐久間は「えぇっ!?」と驚きの声を上げ、渡辺は「被らせてください(笑)」とことわった後、「さっくん(佐久間)は声優のお仕事だったんですけど、僕は、ライブでのこと。いろいろ緩和されたことによって、お客さんが声を出せるようになって。デビューしてからのライブで初めてファンの方たちの歓声を聞けた。そういう意味合いを込めて、僕も“声”に」とファンへの思いを語ると、メンバーからは「ステキ!」と拍手が起こった。
■岩本&目黒の真摯な回答を、メンバーが絶賛!
岩本が選んだのは“繋”。「今年はSNSを通してもたくさんの方と繋がれた1年だった。直接お会いして繋がるというのもそうですし、メンバーとライブ前に円陣を組む時の“輪”というのも含めて、いろんな人たちと繋がれた1年でした」と振り返ると、深澤辰哉はすかさず「すばらしいですね」と称賛。
目黒は「成長の“成”。連続テレビ小説『舞いあがれ!』などでのお芝居だったり、いろんなことを学べて、少しは成長できたのかなって思える年でした。グループとしてもツアーを無事完走できたり、いろんなジャンルの曲に挑戦したり、成長があったと思います」と回答。これに向井は「いいね、すばらしい!」と。
■ラウールの助言で深澤のスタイルが開花! ラウールは驚きの”股下100cm”!?
深澤は“己”(おのれ)と答えるも、漢字が分からずに「“おのれ”ってどう書くんだっけ!?」と、隣の阿部に助けを求める場面が。阿部がその場で書き方を教えると、仕切り直して「1人でお仕事をする時には緊張してしまうけど、今年1年は自分らしくお仕事に取り組めたかなと」と理由を語る。さらに「自分の知らない自分をメンバーが教えてくれたことで、改めて自分を見直せる年にもなったなと思い選びました」と付け加える。「ライブの衣装など、ダボダボした衣装が多かったんです。でも、ラウールが『ふっかさん(深澤)、細いの絶対に似合うと思うよ』と言ってくれて、ライブの衣装を全部ラウールにお任せして作ってもらったんです」と理由を明かすと、ラウールは「それ!?」とびっくり。深澤が「ファンの皆さんからすごく好評で! やっぱりラウールが見立ててくれたから……」と続けるが、ラウールは「ちょっと、やめてよ!(笑) 自分の知らない自分って、スタイルの話なの!?」と制止。止まらない深澤が「そうそうそう! こんなにスタイル良かったんだ、って改めてね」というと、ラウールは「中身の話をしなよ!!!!」と力強くツッコんだ。
そんなラウールは、“伸”と回答。「9人それぞれがいろんな分野で力を伸ばせたというのもありますし、個人的にはまた背が伸びたって言われることが多くて」といい、19歳も今もなお身長が伸びていると告白。「自分では止まったと思っていたけど、衣装が合わなくなってきて採寸をしたら、伸びてたんです」と。さらに股下を聞かれ、「会見では100cmって言おうかなと(笑)。本当は99cmだったけど、会見では100で!」と宣言。これには目黒も「100になってくれよ!」と期待を。
■阿部の“松”に向井が嫉妬!? 珍発言でメンバー大爆笑
阿部は「僕が選ぶのは、松竹梅の“松”。まず、映画『おそ松さん』から始まった「ブラザービート」(映画主題歌)を紅白歌合戦で披露できるることがすごくうれしい。それに、“松”って葉が広がっていくからすごく縁起がよくて。そのようにSnow Man個人個人の魅力も、グループとしての魅力も広がった年になったと思います」と、綺麗にまとめる。向井の「うわぁ~!」をはじめ、メンバーからは感心の声が。「“松”って縁起物ですから。国民の皆さまにとっても、Snow Manが“松”みたいな存在になれたらいいなと思っています」と続けると、目黒は「整いました」、佐久間は「キャスターみたい。そういうお仕事やったほうがいいよ!」とアドバイスを。
そして、はじめに“断”とボケた向井の順に。記者から「“断”でいいですよね?」と確認されると、向井は「言わしてや!(笑) でも正直、阿部ちゃんの“松”とかぶってたので、今考えています」と、何やら厳しい表情に。メンバーからは「えぇ~!?」と怪しむ声が上がると、「じゃあ、塩麴の“麹”で!」と回答。「今年はSnow Manも、わたくし向井康二も、いい感じで発酵したかなと思いますね」と珍発言を繰り出し、メンバーからはさらに詰め寄られてしまう。「違うねん! ちょうど被ってたからぁ~!」としどろもどろになっていると、目黒から「ちょちょちょ、焦るな、大丈夫大丈夫!(笑)」と助け船が。無事に落ち着き、「発酵してたから、“麹”ね!」と改めて宣言すると、目黒が「いいじゃん!」とフォローするなか、「発酵……?」と納得のいかないメンバーもちらほら。向井は「もうちょっとみんな勉強したほうがいいかもね!」と返し、最後はメンバーも記者も全員を和ませた。
■トリの宮舘、今年の漢字は“舘”で華麗にオチをつける!
爆笑の取材会のラスト、見事にオチをつけたのは宮舘涼太。「僕の漢字一文字は、“舘”(だて)」と自信満々に自らの名前を答えると、衝撃と笑いで崩れ落ちるメンバー一同。向井が「何で? 理由は!?」と聞くと、「“Snow Manとともに”お仕事をさせていただて」と珍発言を。佐久間「あなたもSnow Manですよね!?」、向井「Snow Man with 宮舘なの!?」と矢継ぎ早にツッコまれても慌てることなく、「若干、会場がざわつきましたけれども」と優雅に仕切り直し、「“Snow Manとして”お仕事させていただいたのもそうですし、個人としてのお仕事で“舘様”と呼んでもらうことが増えました」と理由を明かした。しかし、1つ気になることがあるそうで、「“舘”という漢字を間違える方が大変多いんです。なので、これを機に覚えて頂いて。舘ひろしさんと同じ“舘”ですので」と解説。メンバーから「覚えやすい!」と褒められるなか、「来年も“舘”と覚えて頂いて、よりよく活躍できたらなと思います」と来年の抱負も語り、取材会を締めくくった。