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綾瀬「一年の始まりに愛にあふれたドラマを」 1/2(木)TBS系「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」

NEWS 2019.12.22

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  2020年1/2(木)TBS系にて放送されるスペシャルドラマ「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」(後9時)の制作発表に、主演の綾瀬はるかをはじめ、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海、竹野内豊が登壇した。 

 18年の連ドラ最終回の1年後を描く本作。みゆきの義母・主人公の亜希子を演じる綾瀬は、「私自身、すごく大好きな作品。またこうして帰ってくることができたのは、皆様が愛してくださったおかげと、うれしく思っています。楽しみにしてください」、みゆきがアルバイトをしているベーカリーの店長・麦田役の佐藤は「またこのチーム集結できたことが、うれしく思います。連ドラでは、麦田はふられましたが、今回はどうなるのかご注目ください」と。みゆき役の上白石も「私にとって大きな、大切なこの作品で、また新たなものを作れることをうれしく思っていました。小さな奇跡が、たくさん連鎖して、大きな愛を紡いでいく、とてもステキな作品になりました」と笑顔を見せた。みゆきの幼なじみ・大樹(ひろき)役の井之脇は「連ドラの時から本当に好きな作品。今作では、連ドラではなかった重要な役どころに。大樹は高校3年生となり思春期真っ盛り、でも受験生、というせめぎあいの中で、みゆきともある事件が起こります。その事件に対して、ヒロキが男性としてどう向き合うのか、みゆきとの関係が進展するのか、しないのか、お楽しみに」と。みゆきの亡き父親・良一役で、今作では謎の男も演じた竹野内は「今回は謎のベールに包まれた役として、原作にはないキャラクターとして参加させていただきました。僕にとっても思い入れの強い作品。ぜひ楽しみにしていてください」とPRした。
 今作の撮影を振り返り、綾瀬は「久しぶりにスーツで、ヒールを履いて撮影した時に、思っていた以上に、亜季子さんは動作が機敏で。普段ゆったり歩いている私からすると、緊張感がありました。だんだん慣れていきましたが、カチッとキリっとしているので頭のてっぺんから足の先まで緊張感がありました」と感想を。今作では謎の赤ちゃんも登場。赤ちゃんとの共演を振り返った佐藤は、「窮地に立たされました(笑)。難しいです。自分があやして赤ちゃんの笑顔を求められても、赤ちゃんが泣き止まなくて。綾瀬さんには最初からなついていたので、何が違うんだろうと思って、結構、毎日へこんで帰っていました(苦笑)。現場でいろんな試行錯誤をした結果、YouTubeで反町隆史さんの『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中~』をかけると泣き止むということが、勉強になりました。本番中も流しっぱなしで。だから、いつもより切れがいいかも(笑)」と明かした。すると綾瀬も「健さんがおっしゃったように、赤ちゃんが主軸となるストーリーだったので、ご機嫌をいつもうかがいつつ、赤ちゃんが『泣くぞ~!』となった時は、みんなで気を散らす何かに切り替えて、やっぱり基本『POISON~』を。思い出すと『POISON~』って感じです」と共感。「僕も『POISON~』の話をしようと思っていた(笑)」という井之脇も、「全員が全力で赤ちゃんを笑わせにかかっていた」と明かし、佐藤も「そこに尽きますね(笑)。BGMを流しながら演技をするのは初めてだったけど、むしろいいなと思いました。いつもはセリフをとるために音楽は流せないけど、流しながら演技するとテンションがいつもより上がったり、元気が出たりして。いろんな発見がありました」と語った。
 上白石は「みゆきは高校から、大学へと進学して、大人っぽくいるのかなと思いきや、監督にはみゆきの成長、変化はあまり意識しないでもいいと言っていただきました。あの高校生当時の、のほほんとした感じを呼び戻すのは難しかったですが、みゆき自身はサークルで仮想通貨みたいなものをつかったりして、賢くなっている印象で。亜希子さんと血はつながっていないけど、そういう部分では、似てきたのかなと愛おしくなりました。現場では、綾瀬さんとの会話が楽しかったです。空き時間にたくさんお話させていただいて。連ドラの時以上に、またさらに強い絆が生まれた気がする。みゆきと亜希子さんも、強いつながりになっていると思いますが、私自身と綾瀬さんも近くなった気がして、うれしかったです」と。
 竹野内は「良一はみゆきが9歳の時に他界。(綾瀬演じる)亜希子さんは実の父よりも長い時間、みゆきと過ごしているので、本当の親子になっているなという印象でした。今回は別の役柄で参加しましたが、おなじみのキャストなのに、初めての現場に参加しているような不思議な気分でした。ニュートラルでいたつもりだったんですけど、どういう距離感でいていいのか、初めての経験だったなと思います」と明かした。
 さらに、改めて思う各役柄の魅力を聞かれ、綾瀬は「亜希子さんの、生真面目すぎるぐらい生真面目な性格。何よりも愛情深くて、優しい強さがある女性だと思う」、佐藤は「麦田の愛すべき、バカなところ。見ていて元気が出るというか、にくめないところ」、上白石は「みゆきはマイペースでおっとりしているけど誰よりも頑固、考えを曲げなうて。でも、その根底にはお母さんの愛情や行動の根っこに誰かを想う愛情がある」というところを挙げた。井之脇は「広く温かい心でみゆきを見守れるところ。意見は言うけど、最終的にはみゆきの考えを尊重して考えてあげられるのは、魅力的なのかなと思う」と。謎の男を演じた竹野内は「謎の男に関しては、放送後に、皆さんがどのように思っていただけるのか楽しみ。皆さんに受け入れていただいて、愛されるキャラクターになればいいなと思う」と期待を寄せた。
 また、2020年にやってみたいことを聞かれ、綾瀬は「世界を見てみたい、旅行みたいなことですけど。あとは、元気にポジティブに丁寧に生活できたら」と。佐藤は「スポーツ観戦を、生でしたい。あんまり機会がないので、2020年は生で観戦したい」と語り、「東京オリンピックのチケットは?」と聞かれ、「まだ入手していないので、よろしくお願いします!(笑)」とアピールも。上白石は「2020年、東京オリンピックの年に成人を迎えられるのが光栄。役でオリンピックや選手のすばらしさを実感できたところもあったので、オリンピックに何かに関わることがきたら、大きな野望ではありますが……」と明かし、井之脇は「山登りが好きなんですが、富士山でご来光を見たことがないので、2020年は挑戦したい」と意気込みを。竹野内は「日本を応援したい。個人的には、自然と触れ合う時間を多くとっていけたらいいなと思います」と語った。
 そして最後に、綾瀬は「一年の始まりに、本当に愛にあふれた、何気ない日常の中から小さな幸せをたくさんみつけられる、そういうドラマで、きっと皆さんに勇気や元気を与えるお役に立てることができたら。お茶の間で笑いながら、ホロっとしながら、こたつを前に見ていただけたら」とメッセージを送った。
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