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12/29(金)深11時50分よりTBSにて「朝まであらびき団スペシャル あら‐1グランプリ2017」を4時間スペシャルで放送。数々のブレイク芸人を輩出してきた「あらびき団」から2018年ブレイクする芸人を発掘するべく、2017年最後のお笑い賞レース「あら-1グランプリ」を開催! 初代王者は村上ショージを父にもつバターぬりえ、2代目王者は“キング・オブ・あらびき”と称されたハリウッドザコシショウ、そして今回、3代目王者は誰の手に輝くのか!?
放送を前に、椿鬼奴、くまだまさし、キートン、しんじ、坂本雅仁、高橋邦彦で構成される謎の前衛集団「キュートン」がコメントを。キートンは「キュートンという団体を唯一地上波で出してくれるのが『あらびき団』。とてもありがたい場所です。うちのメンバーも全員、歳をとってきているのでそろそろ欠けてくる人間も出てくると思います。なので、全員そろっているうちにもっとやってほしいです」と。椿鬼奴は「私たちは、他の“あらびき”の皆さんに比べたら小ギレイだと思っていて。だから“あら‐1”という感じではないと思います。“よりあらい”という意味だと私たちは“ハイソ”な感じ。ハリウッドザコシショウを見ていると、とてもじゃないけど及びません」と語った。
かまいたち、キュートン、くっきー(野性爆弾)、にゃんこスター、マジカルラブリーら45組がファイナリストに進出。本田翼もゲストに迎えた本大会の収録を終え、MCのライト東野こと東野幸治と、レフト藤井こと藤井隆が囲み取材に応じた。
東野は「本田翼さんもゲストに来ていただき、45組のファイナリストを順番に見ていきました。3つのブロックに分かれて、それぞれのお気に入りを一人ずつ選んで、同じネタをもう1回見て『あら-1』を決めようというルールだったんですが……疲れきりました(笑)。久しぶりのパフォーマー、新しいパフォーマーの方々がいらっしゃって、皆さんには本当に感謝したいです。そして、敗者復活もありまして。どこまでOAされるかわかりませんが、一つだけ言わせてください。敗者復活に不正がありました! あらびき団は汚れています!」と語り、藤井は「敗者復活は、みんながいいことだと思ってやったことが最悪な形になりました」と嘆くなど、冗談交じりで衝撃発言を連発。「編集でカットされないよう、ペンで仕向けてほしい」(東野)と取材陣に訴え、「何があったか、OAで楽しみにして下さい。衝撃ですから。ただカットされたら、僕も巻かれますから、だんまりを決め込みます。10年は口を閉ざします」と意味深に答え、周囲を沸かせた。
また、「キングオブコント覇者のかまいたちや、M-1覇者のとろサーモンとか、様々なパフォーマーが参加してくれてうれしかった。友近や庄司(智春・品川庄司)、風船太郎ら、おなじみのメンバーや、ハリウッドザコシショウ軍団も出てきたり。とにかくいろんなメンバーが来てくれて、楽しい時間でした」と東野。藤井は「“あらびき団”は音楽要素もある番組。ミュージックパワーもあるんだなと思いました。生放送の案もあったと聞いたので、収録でよかった(笑)」と語り、笑いを誘った。
そして、「喜怒哀楽が入り混じるスタジオでした。お笑いの奥深さ、楽しさ、不思議と怒りも(笑)、様々な感情が沸き上がる『あらびき団』らしい収録でした。賞レースになるような笑いと感動、これっぽっちもありません(苦笑)。40代前後の、芸歴20年ぐらいの見たことない人が、何かしゃべってます。それが『あら-1』、その覚悟で見てください(笑)」(東野)と、“あらびき”ファンにアピールを。