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福山、主演映画の完成披露でギリギリトーク!?

NEWS 2016.09.20

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10/1(土)公開の映画『SCOOP!』完成披露プレミア試写会が9/18、都内にて行われ、主演の福山雅治をはじめ、二階堂ふみ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキー、大根仁監督が登壇した。

 Q.福山さんと大根監督は、本作が初タッグでしたが?

 大根「こう見えて同じ年なんです。同じ人間ですよ(笑)。歩んできた道は違うけど、同世代だから共通する音楽の趣味とかもあったので、いろいろ話しているなかで、素の福山雅治のパーソナルな部分とか、下ネタがすごく上手なところとか(笑)、そういうところを役に注入して作っていって。なのでこの(福山が演じた)静という役は、2人で作り上げたという感じです。自画自賛するわけじゃないですけど、自分が作ってきた映画のなかでも一番面白いものができたと思いますし、また『こんな福山雅治がスクリーンで見たかった』という作品になっていると思います」

 福山「大根監督は、現場でもすごく優しい。もっと厳しいかと思っていたんです。同じ年ということもあり、ちょっといじめられるんじゃないかと思ってたんですけども(笑)。女優さんたちには分からないけど、僕にはすごく優しかったですね」

大根「僕はこう見えてフェミニストなので女優に対してすごく優しいんですけど、今回は逆で。いつも男の俳優は放置プレイなんですけど、今回は福山雅治に女優を撮るつもりで接してみようと。いかにエロくかっこよく撮るかっていう」

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Q.大根監督は、実際に写真週刊誌の編集部を取材されたそうですね?

大根「2大写真週刊誌の編集部に何度も取材に行って、張り込み班といわれる人たちに付いて、某大物女優を実際に尾行したりとかもしました(笑)。その様子を映像資料にして」

 福山「そうなんです。それを見せていただいて。僕も職業柄、尾行されることもあるんですけど(笑)、その資料を見ると、いろいろな撮り方があって非常に興味深かったですね」

 Q.オファを受けた決め手は?

 福山「『大根監督とやってみませんか』という段階で『ぜひやります』と。監督の作品は全部観ていたので。役柄についても、興味がありました。どういう撮り方をしているのかなとか。ただ、とにかく今回は監督とご一緒させていただくというのが一番の決め手でした」

 二階堂「私は、大根さんとフリーマーケットでお会いしたんですよね」

 大根「そうそう。この企画が決まった頃に僕が友達とフリマやってて。そこにふみちゃんが遊びに来たんですよ。共通の友達がいて。そこで『今度福山雅治主演の映画撮るんだけど、相手役やらない?』って言ったら『やります』って。じゃあ『明日事務所に電話しておく~』っていう感じで(笑)。直感で絶対この役に合うと思ったんです」

 二階堂「今までも結構直接連絡が来ることってよくあったので、有難いなと。事務所通してとかじゃなく、直接監督とかからお話をいただけるのはすごく光栄なことなので、今回もうれしかったです。また、撮る側を演じてすごく楽しかったです。なるべく可愛くきれいな格好をしている時に撮られたいなという気持ちがあるので(笑)、今回やらせていただいて、こういう車が付いて来てる時は撮られるんだなって(笑)。そうするとお出かけの準備もちゃんとできますし」

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Q.撮影に向けて準備したことは?

福山「衣装(革ジャン)が普段自分が着ないタイプのものだったので、衣装が決まった日から持って帰って、撮影に入る前から家でもそれを着て、レコーディングにもそれを着て行ったり。着慣れないとこの役はダメだなと思っていたし、そんな上手な役者ではないので。衣装の力を借りて、役をちょっとでも馴染ませていけたらいいなと思ってやっていました。革ってやっぱり長く着ていると自分のシワになっていく洋服なので。ひじのところとか、ワキのところとか自分の形になればいいなって。着せられてる感になるのも、この役と違うだろうなって。その服でそのまま街を歩いたりしてたけど、全然気付かれなかったです」

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吉田「私も張り込みDVDを見させていただきました。監督が撮影してきたという。私が見たのは福山さんが見た大物女優さんではなく、大物俳優さんだったんですけど。こういう風に付けているのかというがしみじみと分かりましたし、『こんなに手の内を見せていいのかい』っていうDVDだったんで、旋律が走りました(笑)」

 滝藤「僕は肉体を酷使するシーンがあったので、半年かけて体作りしました。10kgパンプアップして。大根さんは『やってくれと頼んでない』と言ってましたけど(笑)。ただ、やったはいいんですけど、肉離れしました(笑)」

 福山「さっき写真見せてもらったんですけど、滝藤さんすごい体でしたよ。ものすごいバキバキで。ヘソの周りもちゃんと腹筋割れてるっていう。素晴らしい!」

 吉田「でも滝藤さんって触らせるんですよ。それがちょっと面倒くさい(笑)」

――一同爆笑

 大根「映画の中で肉離れの瞬間がしっかり映りこんでいますので、分かりにくいんですけど、それを確認したい方は何度も観ていただければと(笑)」

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Q.撮影現場で“スクープ”したネタは?

 福山「セリフがほぼ下ネタなんですね。だいたいシモいセリフが書いてあるんですよ。そうなったら、基本的に男の人の下ネタ好きっていうのは、小さい子供が『ウンコ』って言って喜んでいるのに近いものがあって、書かれてもいないのにそういうことをしたくなるんですよ(笑)。吉田羊さんとのシーンでも書かれていないのに、シモい方のアドリブを……(笑)」

吉田「(福山の)アドリブもすべて下ネタでしたね(笑)。す~ごいナチュラルでした(笑)」

福山「そう(笑)。ある居酒屋のシーンなんですけど、何回も撮っていて。楽しくなっちゃって、最後は体をこすりつけるくらいにやらせていただいて(笑)。でも(吉田が)何でも受け入れてくださるので。それと滝藤さんの体もだいぶ触りましたね(笑)」

滝藤「はい、触っていただきました(笑)」

福山「こう、しっかりした感じで、しっかりしてるんだなって……(笑)。本当はもうちょっと言いたいんですけど、東宝の方から、生配信しているので控えめにしてくださいと言われたので、これくらいにしておきます(笑)。後日、またラジオでお話しします!」

――大拍手

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 リリー「福山くんと、撮影が早く終わってご飯食べに行こうってなったら、突然福山くんが『スカイツリーに行ってみたい』と言い出して。でも週末だし大騒ぎになるから辞めた方がいいよって言っても、『スカイツリーに行ってみたい』と少年のように頑なに言うんですよ(笑)。役衣装のままつったって、すごい目立つじゃないですか。でもスカイツリーに行って上ったり降りたりしても誰一人気づかない(笑)。みんなスカイツリーしか見てないんですね。その後オープンカフェでビール飲んでても誰も気づかなかったです」

 福山「それで、ちょうどお互いスポーツ用品店で買いたいものがあってお店を探してたら、“コカン”スポーツっていうお店があって、『ここしかないでしょ』って行って(笑)。普通の町の小さなスポーツ用品店で。僕が欲しい握力鍛えるグリップをやってたら、そこのご主人が僕を見て話しかけてきたんです。さすがにこの距離でお話しすると、大河ドラマもやってるから気付かれるかなと思ったら、『お兄さん男前だね。俳優さんでもやったら?』って(笑)」

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Q.最後にメッセージを。

福山「最新型の日本の映画を代表する最も面白い映画になっていると思います。アクションあり、芸能スクープあり、セクシーあり、全方位型のエンターテインメント作品に仕上がっていると思うので、ぜひお楽しみになってください!」

映画『SCOOP!』は、10/1(土)より全国東宝系にてロードショー。

 

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