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4月からスタートした動画配信サービス「Paravi(パラビ)」にて独占配信されている、TBS系人気ドラマ「ケイゾク」「SPEC」に続く新シリーズ「SPECサーガ完結篇『SICK’S恕乃抄』」。その新ストーリーとして、連ドラ「SPEC」の人気キャラクターで人の心を読むことができる「サトリ」が特殊な能力を持つまでのストーリー「SPECサーガ黎明篇 『サトリの恋』」が完成。9/28(金)より「Paravi(パラビ)」で独占配信されることが発表された。
放送に先駆け、「SICK’S 恕乃抄」のイベントに、「サトリの恋」で主人公・星慧(サトリ)を演じる真野恵里菜が、植田博樹プロデューサーとともに登場し、舞台あいさつを行った。真野は、「『サトリ』という役に出会ったのは19歳。私にとって大切な役になりました。今だに、街なかでも『サトリちゃん、好きでした』といわれるることもあって。この作品のことをやっと言えるのがうれしいです(笑)」と。植田Pは「以前から『サトリの初恋を描きたい』と堤幸彦監督と言っていて、今回「SPEC」のスピンオフの人気キャラクターで、というお話をいただき実現しました。高校生から一人の女性になっていくまでを演じられるのは、真野さんだけだったと思う」と製作の経緯を語った。
物語はサトリがSPECに目覚める前の高校生の時代が舞台。真野は「連ドラの時よりも前の時間を演じなければならなくて。衣装合わせが怖かったです(笑)。でも周囲の皆さんが『意外といけるね』と言ってくださって(笑)。毎年、『制服を着るのは最後かな』と思っていますが、この作品が制服おさめかも。サトリを通じて、学生時代にできなかった青春を体験できたことが、うれしかったです」と、撮影を振り返った。
また、堤監督については、「宇宙人みたいだなって思います(笑)。全然、歳をとらないですし。頭の中にこんなに情報って入るんだと思ってしまう。私たちの現場入りの2時間前に入られていて、いつ寝て、いつご飯を食べてるんだろうと思います」と真野。すると、そんな堤監督からサプライズメッセージが。「結婚おめでとうございます。真野ちゃんの結婚を知って、娘を嫁がせるような気持ち、僕にもあるんだなと思いました。この作品で、女優・真野恵里菜さんのすごさを感じてほしい」と堤監督。メッセージを聞いた真野は、「うれしくて涙が出そうになるのに、引っ込む瞬間が(笑)。この時間で感情が忙しかった」と感想を述べた。そして会場からも祝福の拍手を贈られた真野は、「実感はわかないです。たくさんの祝福をいただいて、人生で一番『おめでとう!』って言ってもらえていると思います。お互いに尊重しあっていけたらいいなと思います」と、はにかんでいた。