映画『おそ松さん』の大ヒット御礼舞台あいさつが都内で行われ、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、 渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が登壇。

事前に公式SNSで募集した質問コーナーが行われ、ひとつめの質問は「あえて選ぶとするならば、映画『おそ松さん』のMVP、主演男優賞は誰？」

向井は「1人しかいないです、舘様（宮舘）です。新しい舘様を見れたんですよ。終わらせ師はアドリブが多いんですけど、あんなに映画で暴れるかと。舘様のシーンには笑いました」、岩本は「俺は阿部かな。関西弁とか新鮮だったし、ヒゲの阿部もなんかよかった」とそれぞれ選出。

目黒に「絶対しょっぴー（渡辺）ですね」と名前を挙げられた渡辺は「めめ（目黒）……」と思わずうっとり。目黒は「純粋にやっぱ面白かったっていう。ところどころにポロっと出る一言みたいなのがすごい自然で、普段のしょっぴーをそのまま持ってきたような感じのお芝居がすごいステキだなと思った」と讃えた。

続いて深澤は「自分じゃないかな。（ー松と）瓜二つだったから」と自画自賛。するとラウールが「俺それ言おうかなと思ってたから。自分で言うと恥ずかしいから言うよ。ほんと一松だったんですよ、深澤くん。実写化が難しいみたいなこと言ってるんですけど、一人だけちゃんと実写化っていう(笑)。見た時に口に出して『ハマってんな～』って。だから自分で言わなくても大丈夫」と絶賛。

佐久間は「トド松のかわいらしさがマジでうまいんですよ、ラウールは。まばたきとか立っているときのペンギンみたいな手、ちょっと内股にしている感じとかめちゃくちゃトド松。仕草がトド松過ぎて役作りがうまいなと。好きでしたね」とベタ褒め。

渡辺は「めめ(目黒)。単純にお芝居が上手くて笑ってしまったんですよ、撮影中に。普通のこと言ってるのに、お芝居が上手いから笑えるっていうのが成立してるっていうのがめめかな」、阿部は「佐久間かなあ。アニメもずっと観ていたからきっとこだわりがすごくあったと思う。役作りをしているのを間近で見ていたので、スクリーンで観たときにそれが反映されていてよかったと思いました」と。これを受けて佐久間は「撮影中に絶対に手を出さないと決めて、おにぎりも袖の上から持った(笑)。声優の小野大輔さんの声の出し方も研究してやりました」と役作りへのこだわりを明かした。

最後に宮舘は「今までたくさん出ましたけど、今日僕がMVPに選びたいのはここにある門松です」と横に置かれた門松を選出。そんなジョークを飛ばしつつ、「冗談はさておき、おそ松(向井)です。改めて映画を見た時に、知らないシーンとかもたくさんあったんですけど、演技やプランをすごく考えているなと、心の底からジーンと来るものがありましてた。普段から一緒に活動していると、なおさらそれがよくにじみ出て分かるっていう、本当にとても自分の中で刺激を受けました」と絶賛。

全員が回答を終えると、岩本が「俺、言われてないんだけど」とポツリ。「（全員に１票ずつ入り）平和な感じでいくのかな、と思ったじゃん……」と抗議する岩本に、深澤が「誰が乱したわけよ？」と問いかけると、「お前だよ」と８人から一斉にツッコミが。

深澤が「岩本さんあれがよかったじゃないですか、スタイルがいい」とわざとらしく褒めだすと、ますます岩本はいじけモードに。フォローのつもりで阿部が「もう、照が主演男優賞じゃない？」とまとめようとすると、今度は阿部に対し８人全員から「それは違う」「怖い」とクレームの嵐。阿部は「舞台挨拶、むずいわ」と嘆いていた。

続いての「自分が超お金持ちの社長になったらどのメンバーを養子にもらいたいか？」という質問では、ラウール、目黒、渡辺が立て続けに岩本を指名し、フォローなのか本心なのかを怪しむ岩本は「もういい！」と疑心暗鬼になっていた。

質問コーナーのあとには報道陣へのフォトセッションが行われ、イベントは終了。退場時のBGMとして「ブラザービート」が流れると、深澤、佐久間、向井の３人が曲に合わせて踊りだすサービスも飛び出し、最後まで賑やかなまま降壇した。

映画『おそ松さん』は全国で公開中。