映画
公開中の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の公開記念舞台挨拶が行われ、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫のほか、本作の舞台“パラダピア”で暮らすパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じた永瀬廉(King & Prince)、パラダピアの学校の先生を演じた藤本美貴、本作を手掛けた堂山卓見監督らゲストが登壇。
3月3日に公開を迎えたばかりの今作。永瀬は「やっとこの日を迎えられたなと。子供が初めて映画を見に行くのが『ドラえもん』という声を聞いたりもして、温かい気持ちになります。この作品の良さをいろんな方々に伝えたいと思っていたので、このステージに立てていることがうれしい」と喜びを語った。さらに、周囲からの反響を聞かれると、「僕の同級生からも『「ドラえもん」は毎年観ているから観に行く』と言われたりするので、2時間くらいかけて感想を聞きたいなと思います。もうちょっと長くてもいいんですけどね(笑)」と。
改めて「ドラえもん」出演への思いを聞かれた永瀬は、「一生の宝物ですよね。ずっと覚えていると思いますし、将来、自分に子供ができた時には黙って見せてみて、僕だと気付くかというドッキリをしてみたい! ケンカした時に見せて、尊敬してもらうのもいいかも。『これ、パパやで!』って」と夢を語る。さらに、堂山監督からは「美声」とお墨付きが。永瀬は「美声だなんて……そうなんです、とは言いづらいですけど(笑)」と謙遜の様子だったが、スネ夫「顔もいいし声もいいし、うらやましいよ!」ジャイアン「完璧過ぎるよ!」とフォローが。その言葉に永瀬は、「顔もいいし、声もいいみたいです(笑)。すみません、助かります(笑)」と照れ笑い。
ドラえもんたちからの質問コーナーでは、本作のタイトルにちなみんでジャイアンから「永瀬くんにとっての“ユートピア”は?」と質問が。永瀬は「今ですね!」と即答。「映画を観て下さった皆さまと、この場に立ってお話する機会。観た後ならではの空気感も感じられて、反応を直接受け取れる。今がユートピアかなと思います!」と。これにはドラえもんたちから「ステキな答え!」「パーフェクト」と絶賛の声が。
さらに、しずかちゃんからは「最近、思いっきり笑ったことは?」と質問が。永瀬は友人とカラオケに行った際のことをあげ、「友達にドラえもんのモノマネがめっちゃうまい人がいて。その人が、僕らKing & Princeの『ichiban』をドラえもんの声で歌ってくれたんです。その横で僕がダンスをしたので、間接的にドラえもんのバックダンサーを務めたんですよ(笑)。その状況が面白くて、笑いながら踊っていました」と爆笑エピソ―ドを披露。すると、これにスネ夫が「永瀬くんはモノマネできないの?」とムチャブリ。永瀬は「スネ夫くん……!! あ、でも、ジャイアンならできます。5秒ください」といい、集中。「おい、のび太!」と渾身のモノマネに、ドラえもんたちは「似てる~!」と。ジャイアンは「俺かと思った! 俺がめっちゃイケメンになったみたい!」とテンションアップ。永瀬は「みんな、必死なフォローありがとうね! でも、『野球しようぜ』まで言っちゃうと似てないんです」と告白。以前、ラジオで披露した際に微妙な反応だったそうで、「だから僕は、この5文字で勝負しよう」と決意したそう。ジャイアンが「でも、すごいよ。パーフェクト5文字だね。俺のマネをしてくれるってことがうれしい。もう、心の友です!」というと、永瀬は「うれしい!!」と大興奮だった。
最後のフォトセッションの準備では、永瀬がスネ夫の言動に終始大爆笑。スネ夫は「永瀬くんにいっぱい絡んでいこうと思って」といい、「打ち合わせで、なる早で準備するって言っていたもんね」というアドリブや、永瀬が演じたキャラクター・ソーニャをもじって「ソーニャんだね(そうなんだね)」というダジャレを連発するのを聞き、両手を叩いて大爆笑。「スネ夫くん、この前のイベントからめっちゃツボなんですよね(笑)」と明かすと、スネ夫は「うれしい、ありがとう!」と感謝。永瀬が「程よくテキトーな時もありますよね?(笑)」とツッコみ、スネ夫が「そんなことないよ!」と返すなど、準備中でも和気あいあいとトークを繰り広げた。