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最終回目前「コウノドリ」ピアノ監修・清塚がライブ開催!綾野剛との制作秘話も

NEWS 2015.12.16

 12/18(金)に最終回を迎える綾野剛主演ドラマ「コウノドリ」(TBS系)で、ピアノ監修を務めるピアニストの清塚信也が15日、ドラマの撮影場所としても使われた東京・目黒のBLUES ALLEY JAPANで「コウノドリXmas Live」を開催。

 綾野演じる産婦人科医・サクラは、すべての感情をピアノにぶつける謎多き天才ピアニスト“BABY”という裏の顔を持つ。そんなBABYが劇中で披露している楽曲はすべて、清塚が手掛けたもの。この日は約10倍以上の倍率を勝ち抜いた200名を前に、「Baby,God Bless You」などドラマ本編で流れたBABYオリジナル楽曲を多数披露した。

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 本ドラマのために、約1年前から綾野と話し合いを重ねながら準備を進めてきたという清塚。
「剛は『BABYの音楽はセリフの一つだ』と言って、音楽にもかなりこだわっていました。そのなかで、赤ちゃんが生まれた時に出てくる涙はどういう感情の涙なんだろうって話を、剛と2人ですごく話し合って。明確な答えはないかもしれないけど、僕らがたどり着いたのは、きっとその涙には複合的な意味があって、感動はもちろん、これからその子が経験するであろう楽しいこと、つらいこと、そういう人生の重みすべてを含めての『おめでとう』っていう言葉じゃないかって。僕らのそういう思いを込めてできたのが、この『Baby,God Bless You』という曲です」と貴重なエピソードも明かした。また劇中で何度も流れたこの曲だが、「毎回サクラの心境に合わせてアレンジも変えていました」とも。

写真左が土井裕泰監督

写真右が土井裕泰監督

 トークコーナーでは、本作の演出を担当した土井裕泰監督が登場。
清塚から綾野の印象を聞かれた土井監督は「綾野さんとは2作目だったけど、最初から役を決め込んでくるというよりは、テストとかを通して、相手との呼吸を見ながら作っていくタイプの役者さんだと思います。ただピアノに関しての熱意には、本当にびっくりしましたね」と太鼓判を押した。

 また好きなキャラクターについては「もちろん皆さん愛すべきキャラです。だけど(吉田羊演じる)小松さんがいると、劇中のお産現場にも安心感があるように、撮影現場にも安心感があるんです。それは小松さんなのか、吉田羊さんとしてなのか分からないけど、チームの中でも吉田さんは小松さんのような存在。最終回も小松さんはすごいかっこいいですよ」と現場の裏話も。

 気になる最終回の見どころについては「まず、1話から描いてきた“生まれてきたすべての赤ちゃんにおめでとう”というテーマは、最後まで貫いています。それとサクラの過去に加え、サクラたちペルソナ総合医療センターの周産期医療チームが団結する姿も描いています。チームみんなで難しいオペに向き合うことになるので、彼らの素晴らしいチームワークにも注目してもらえたら」と語った。

 最後は、“サクラからの一足早いクリスマスプレゼント”という思いを込めてアレンジしたという、「Baby,God Bless You-holy night-」をしっとりと披露。この曲は最終回の劇中でも流れるそうなので、要チェック!

 ドラマ「コウノドリ」最終回は、12/18(金)後10時~11時09分、TBS系にてOA!

 

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<最終話あらすじ> ペルソナ総合医療センターでは、今日も医師や看護師たちが懸命に命をつなぐ。心停止の妊婦とお腹の赤ちゃんの蘇生にチーム医療で臨むサクラたち。母子共に救うことができるのか!? そんな折、サクラの元に届いたある手紙。懐かしい人との再会、そして初めて知る出生の秘密に、サクラは……。

 

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