｢DREAM BOYS」の制作発表が行われ、主演を務める菊池風磨(Sexy Zone)をはじめ、主人公のライバル・チャンプ役の田中樹(SixTONES)、ジャニーズJr.の7 MEN 侍、少年忍者ら新キャストがお披露目された。
　2004年の滝沢秀明主演「ドリームボーイ」（初演）以来、亀梨和也、玉森裕太、中山優馬、岸優太……と、ジャニーズの最旬のアーティストにより大切に演じ継がれてきた「ドリームボーイズ」。今回は「ドリームボーイズ」の歴史で７回だけチャンプ役を演じ、伝説と伝えられる演技を披露した菊池が念願の主役を射止めた。チャンプ役は、菊池とジャニーズ事務所同期で友情を育んできた田中樹。７ MEN 侍と少年忍者も顔をそろえ、演出は前回に続き堂本光一が担当する。少年たちの夢と究極の友情を描いた感動作の新たな展開に注目が集まる。

■同期で親友、“リアル・ドリームボーイズ”な菊池＆田中

　今回の出演が決定した際に菊池は「五度聞きくらいしました」と、当時の驚きを告白。田中も「帝国劇場はすばらしい劇場ですし、『DREAM BOYS』はジャニーさんがすごく大切にしてきた作品。風磨と俺でいいの!?と信じられなくて……僕も五度聞きくらいしました(笑)」と語る。２人は同期入所、プライベートでも親交が深いということで、菊池が「感慨深いものがありますね。樹とはオーディションで初めて会って、当時の僕らは何者でもなかった。その時の感覚は全然抜けきらなくて、一緒にいると普通の20代男子がふざけたり話をしたりというのはずっと変わりません。その2人が帝国劇場に立てるというのは信じられないですし、ありがたいです」としみじみ語ると、田中が「“リアル・ドリームボーイズ”ですね」と。さらに田中もこれまでを振り返り、「Sexy Zoneが先にデビューしたけど、全然気にしていなかった。風磨はライバルというより仲間っていう意識がずっとあるので。だからこそ、風磨とやれるならいいものが作れるなと思えました」と菊池との絆を語った。

■菊池は“命綱なしのフライング”に挑戦!?

　これまでの公演は歴代キャストたちによる大技も見どころの一つだった。今作での構想を聞かれた菊池は「なるべく先輩方の大技を記憶から消している最中なんです(笑)。皆さんすごい大技をされていて、プレッシャーなので……」と前置きしたのち、「命綱なしでのフライングかな」とまさかの回答。すかさず田中が「無理だろ(笑)」とツッコむ。「無理かな～。でも、それくらいしないと超えられないから……」という菊池に田中が「魔法だよそれ、技とかじゃないよ。違う意味で大ニュースになっちゃうから」と掛け合い、上演前からすでに息ぴったりな様子がうかがえた。

「DREAM BOYS」は帝国劇場にて９／６(月)～29(水)上演予定。