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地方出身者6人の思いが交錯する切ないラブストーリー「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。村瀬健プロデューサーから、「作品への愛がすごい!」と評されるラインプロデューサー柴田圭子さんに、キャストへの愛を思う存分語ってもらいました。
■あの一言で、有村架純は「すごい!」と思った!
「有村さんは、マイペースで黙々と頑張るタイプ。不言実行で、ちゃんとやることをやって、その姿勢が主役としてみんなを引っ張っていってるんだと思います。プロだなって思うところが多々あります。そんな有村さんのお芝居で個人的に、『さすが!』と思ったシーンがあって。1話で、北海道のクリーニング屋で音(有村)と練(高良健吾)が初めて出会うシーンなんですけど、2人のやり取りのなかで、音が『(咎めるように)うん?』と練に言うセリフがあるんです。その『うん?』を見て、この人は『すごい!』って思いました。ホント個人的好みで細かいんですが、何度見ても感心してしまいます(笑)」。
■高良健吾は“こんなところ”も練そのもの
「高良くんは本当に練そのもので、疲れてるはずの時も、自分のことよりまず人のことを気遣える人。それだけじゃなくて、何でも疑わずに信じちゃうところも練と同じで(笑)。私、個人的にアディダス(adidas)が好きで、よくその服を着てるんです。高良くんが、『柴田さんってアディダス好きですよね』って言うので、『うん、私アディダスと契約してるから』って冗談で言ったら、一瞬信じちゃって(笑)。すぐに『冗談だよ!スポーツ選手じゃないんだから!(笑)』と訂正したんですけど、『……僕そういうの信じちゃうんで!』って言ってました(笑)。ホントに誠実で真面目な好青年です! 息子にしたい俳優ナンバーワンですね(笑)」。
■女性スタッフを虜にするあのスマイル
「6人のなかで一番お兄さんでもある西島(隆弘)さんは、空気が読めて周りへの気遣いができる人です。6人での座談会などでも、場を盛り上げて会話を引っ張っていってくれます。ステージ慣れしているからか、大勢のお客さんの前でも余裕がありますね。制作発表の時も、裏で緊張しているキャストたちとは対照的で、余裕綽々な感じで楽しんでました(笑)。何といってもあの笑顔がずるい。(小声で)にっしースマイルにやられてる女性スタッフ、結構多いんです(笑)」。
■柴田LPお気に入りはあのキャラ!
「個人的に気に入ってるのは、坂口健太郎くん演じる晴太。ひょうひょうとしていて掴みどころがないように見えるんだけど、いざって時は行動力があって、しかも一途で、そのギャップがいい。核心をついた台詞をズバズバ言うところもいいですよね~。4話での小夏(森川葵)とのキスシーンは、おばちゃんながらにキュンとしちゃいました(笑)。坂口健太郎、おいしい役もらいやがって~!といつも思ってます(笑)」。
――最後に柴田LPはこんなことも。
「キャスト、スタッフ含め、チームのモチベーションがとにかく高い現場です。それが保たれてるのは、やっぱり坂元(裕二)さんの脚本が面白くて、本当に素晴らしいから。今回は特にハードなスケジュールで撮影していますが、スタッフ・キャストから不満が出ないのも、脚本に対する絶対の信頼があるからだと思います。私は全ての現場にいられるわけではないので、編集されたものを見るのが新鮮で毎週楽しみでしょうがないんです。制作側でありながら、このシーン良い!このセリフも最高!って、毎話毎話、興奮させてもらっています」。
たくさんお話ししてくれた柴田LP、ありがとうございました!!
【ドラマ概要】
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
フジテレビ系 毎週(月)午後9時~9時54分(※2/15月放送の5話は15分拡大)