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映画『KAPPEI カッペイ』披露試写会に、伊藤英明、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太、平野隆監督が登壇。
映画『KAPPEI カッペイ』は、ノストラダムスの世界滅亡の予言を信じ、乱世の救世主となるべく修行を積んだ男を主人公とした、若杉公徳の同名ギャグ漫画を実写化したもの。
主人公・勝平を演じた伊藤は、今作のオファーを受けた時の感想を聞かれ、「(監督の)平野さんとは『陰陽師 ~おんみょうじ~』や『クロスファイア』などをやってきて、最後に一緒にやったのが『この胸いっぱいの愛を』。あれから15年ぶりで、満を持して伊藤英明にやってもらいたい役がある、と言われたんです。年齢も40代中盤に差しかかり、キャリアを積み重ね、次はアクション満載のスパイ映画か、それとも賞レースにからむような時代劇か……と思っていましたが、いざビジュアルを見せられると。けして否定するわけじゃないのですが“これじゃない感”が」と笑った。
続けて、「1パターンしかない衣装合わせに3時間もかかって、出来上がった衣装を見たらものすごくガッカリして、でも今さら(役を)降りられないし(笑)。この格好で大学でロケをしたり、渋谷の街角に出るのかと思ったら、やっぱり『なんとか降りられないか』と思った」とぶっちゃけトークを。
登壇者の中で唯一、“普通の大学生”役を演じた西畑は「この映画は心の底から笑えて、でも終わったあとにあの笑いはなんやったんやろうなと不思議な感覚に襲われる、でもすごく心に残るような映画になったと感じています。このようなご時世なので、心から笑えないことがある方もいらっしゃると思うんですが、ぜひとも何も考えずに心を開放して見ていただければなと思います。笑って免疫力をともに上げていきましょう!」とスマートに映画をアピール。
伊藤が「撮影の時はまだデビューしてなかったのに、なにわ男子として大ちゃんもデビューしましたからね。(なにわ男子のデビュー曲)『初心LOVE(うぶらぶ)』は、この映画の世界観に合っていて……」と、すまし顔で西畑にパスをすると、西畑もすかさず「ちょっと、ちゃいますけどね。勝平さんの『初心LOVE(うぶらぶ)』はありますけど、ちょっと男くさ過ぎますね(笑)」と返し、会場を盛り上げた。
その後のトークも大いに盛り上がり、予定時刻を大幅にオーバー。締めのあいさつを振られた伊藤は「本日はありがとうございました。公開までまだ1か月あります。映画を観ていただいて、SNSや口コミをしていただけたらと思います。……最後に西畑くんの方から、メッセージをいただきたいと思います。よろしくお願いします」と西畑にムチャぶり。
西畑は絶句しながらも「めちゃめちゃ面白いです! 映画では僕、半分以上変顔してます。面白かったら、面白かったよ、とつぶやいてもいいですし、拡散していただけたらと思います。ぜひとも、いっぱい笑っていただけたらと思います!」と呼びかけた。
さらに小澤から「からの?」という一声が掛かり、西畑は「『からの?』はダメですって! もう無理……」とギブアップ。終始笑いに包まれたイベントとなった。
映画『KAPPEI カッペイ』は3月18日㊎より、全国公開される。