伊能忠敬「大日本沿海輿地全図(伊能図)」の完成から200年。これにちなんだ情報バラエティ「ニッポンの地図」(TOKYO MX・11／７㊐後７時)の放送が決定し、出演する川﨑皇輝（少年忍者／ジャニーズJr.）の取材会が開催。川﨑は「まずは１人でのお仕事にびっくりしました！」と笑顔。

番組について、自身の持つ“知的”イメージについて、そして今後の夢などをたっぷり語っていただきました！

 

 

――出演が決まっての率直な感想は？

  １人なんだ！っていうところですね。ユニット仕事が多くて１人で仕事をする機会はなかなかなかったので、そこにまずびっくりしました。それと「伊能忠敬」だと僕を呼んでいただけるんだ！っていう驚きも(笑)。うれしかったですけど、あまり詳しくないから大丈夫かな、っていう不安はありました。伊能忠敬は日本史で名前を覚えたなっていうくらいの知識量しかなかったんです。でも「勉強していただければ大丈夫です」と言っていただいたので安心してお仕事ができました。勉強し過ぎると本番でリアクションがとれなくなってしまうので“軽～く”ですけど(笑)。

 

――普段地図を見ることはありますか？

　スマホで地図を見るくらいです。車の運転もするようになったんですけど、ナビに頼ってしまいますね。地図を広げて、眺めて……というのは小学生の時の白地図の授業以来です。

 

――ロケでは伊能忠敬と同じ方法で歩測にも挑戦したそうですが

 　歩幅を固定して、何歩歩いたから何センチ……っていう測り方なんですけど、歩幅を１センチもずらさずに歩いていって距離を測るなんて、もう偉人ですよね！　のちのち便利な道具を使ったそうなんですけど、最初はそうやって実際に歩いて測っていたみたいです。それを実際に僕もやってみたんですけど、全然実測値と合わなかったんですよ(笑)。今思ったんですけど、伊能忠敬の１歩が69センチだったので、僕も69センチでやったんですけど……、自分の自然な歩幅に合わせて測っていたらもうちょっといい記録が出たんですかね？(笑)　無理やり伊能忠敬に合わせたらズレたけど、いつもの自分の一歩を基に測ったらズレなかったのかもしれないですね！(笑)　69センチって、結構あるんです。

 

――ほかにロケの思い出を教えてください

 　鹿児島の薩摩半島の端っこの方まで行ったんですけど、九州は、沖縄以外だと長崎とか熊本あたりまでしか行ったことがなくて。なんだか日本列島の端っこまで来たな、と。なかなか端の方まで行くことはないので、こういう機会で行けたのはうれしかったです。

　舞台の期間中だったんですけど、久しぶりに遠出をして海の空気を吸って、寝て、帰って(笑)。リフレッシュできました！

 

――今回、グループではなく川﨑さんお一人での収録ですが、個人でのお仕事には慣れましたか？

 　まだ慣れないですね。でも一人の方が楽かもしれないって思い始めていて。なにしろ、うるさくない！(笑)　普段本当に騒がしいんですよ(笑)。何人かに分かれて移動したりするんですけど、基本的に常に騒がしいので、そういうところを離れて１人で仕事をするのはうれしいですね。

　でも、ちょうどこのあと少年忍者全員での撮影があって今から行くんですけど、そっちに行ったら行ったで安心するんだろうなって思います。ふざけたことを言ったり、それにツッコんだり。そういう時の方が楽しいんだろうなって思うんですけど、今回のような１人でのお仕事も楽しいです。

 

――今回の伊能忠敬をテーマにした特別番組もそうですが、クイズ番組での活躍など川﨑さんには知的なイメージがあります

 　そうです、イメージだけなんです。そのイメージが独走していて困ってるんです（苦笑）。そのイメージに追いつかなきゃっていうプレッシャーがあって、いろんなところで僕のイメージばっかりが暴走していますね。実際の僕はもっと隙だらけの人間なので、そういうところを見せられたらいいんですけど……。

　でも、グループでいる時は逆に僕は「まじめ」とか「何でもこなせる」っていうキャラの方がバランスがいいと思っています。みんなが失敗して楽しんでいるなか、僕は一番目にお手本を見せるような役回り。その優等生的なキャラに、実は結構必死に食いついてるんですよ！(笑)　まぁ、実際何でもこなせちゃうんですけど(笑)。……って、これ以上言ったら怒られちゃうかな？(笑)　何でもできちゃうんですけど、これからは少しは崩れたキャラも見せられたらいいなと思っています。

 

――ジャニーズ内ではジャニーズクイズ部にも参加されていますが

　つい先日、阿部(亮平／Snow Man)くんがクイズ会をセッティングしてくださって。僕も入れてもらって、７人全員でクイズをしました。動画も撮らずに完全にプライベートで。本当にみんなすごい強いんですよ！　クイズ部の一員として、足を引っ張らないように頑張らないと。実は僕、日本史が苦手で避けてきたので、小学校時代までの日本史で止まってるんです（苦笑）。でも今回の特番のおかげで、クイズのジャンルに「伊能忠敬」があれば、自信を持っていけますね(笑)。

 

――今回の番組で得たもの、学びはありますか？

 　カメラの前で１人でしゃべるっていうのは、一つの経験として自分の身になったなと思います。あとは天野さんのＭＣです、ものすごいテンポでどんどん話が膨らんでいくんです！　横で聞いていて、すごく面白くて。テレビでも芸人さんのＭＣはよく見ていたんですけど、やっぱり隣で聞くと感じるものが全然違うと思いました。僕もＭＣとして少年忍者の中でうまくまわせたらいいなっていうのと、ゆくゆくは番組でＭＣができたらいいな、という夢ができました。

 

――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします

　初ロケだったし、緊張していたのが見えちゃうと思うんですけど、日本史が好きな人もそうじゃない人も、ちょっと新たな知識が増えると思います。ぜひ楽しんでもらえたらと思います！

 

 

【番組情報】

ニッポンの地図

～伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」完成二百年　江戸時代から最新技術まで　地図から見えるこの国のカタチ～

 11／７㊐
TOKYO MX　後７時～８時

 出演：天野ひろゆき（キャイーン）、川﨑皇輝（少年忍者）、関根麻里、星埜由尚（元国土地理院院長）

ナレーション：立川志の輔