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2016年末をもってグループを卒業することを発表していたAKB48の島崎遥香が、12/26に、劇場での卒業公演に臨んだ。公演ではSKE48の松井珠理奈がサプライズで登場、卒業した同期・永尾まりやも駆けつけ、最後まで笑顔のパフォーマンスを見せた島崎。終演後、囲み取材で心境を語った。
「まだこれからも劇場に立つんじゃないかという心境で、まだ卒業したとは思えないです。昨日は徹夜で練習したので眠かったですが、リハーサルの時にできなかった振り付けを本番でできたのでバッチリでした。10代で、AKB48劇場のステージに立つことから始まって、一人ずつ応援してくれる人が増えていって。初めてのお披露目公演のときに来てくれた方が、今日来てくれて泣きそうになりました。思い出深いのは、デビューお披露目公演です。今まで普通の学生だった自分が人前で何かをすることがなかったので。当時は頭が真っ白でした(笑)。それが懐かしく思えます。楽しかったのはAKB48の1回目の運動会。新鮮でした。私なんかが後輩に何かを言える立場じゃないけど、やっぱりみんなかわいいので、一人ひとり、みんなも劇場で成長していってほしいなと思います。
(卒業後は恋愛解禁) この質問、待ってて(笑)。今までのインタビューでは質問されなかったので、初めてされてうれしいです(笑)。もうクリスマスも過ぎてしまったけど、かっこいい人がいいです。アプローチ、待っています。モテないのでモテたいです。自分からはしないです……(この質問で)卒業、実感できました(笑)。
今後はオファーしてくださる方がいれば、やらせていただきたい。来たオファーに対して、ひとつひとつ事務所の方とお話しながらやっていけたら。「星の王子様」に関わる仕事がしたいです。本好きの祖父が初めてくれたのが「星の王子様」の本だったので。
最初に「塩対応」と言われた時は最初は悲しかったけれど、私のことが好きじゃない人が言ったのかなと思って。テレビ番組で取り上げてもらえたり、流行語大賞にノミネートされたときはちょっとうれしかったです。これまで塩対応をしたつもりはないので、皆さんがどう思われるか分かりませんが、このまま自分らしく生きたいと思います。
『ハイテンション』というセンター曲をいただいて。その中に『最後の一瞬もハッピーエンド』という歌詞があるので、絶対、笑顔で終わりたいと思っていました。(卒業公演中)ウルッとなったけど、涙は落ちませんでした。(卒業曲の)『Better』で、同期のみんなが泣いていたのでウルッときました。でも最後、デビュー当初のファンの方のお見送りの時に泣いちゃいました。
(アイドルになってよかった?)深い質問ですね。アイドルにならなかった自分を想像したら、フリーターだったんじゃないかと思うぐらい取り柄がなくて。AKB48のオーディションで拾っていただいて。こんなに人生が変わるような職業をさせてもらえてよかったです。女優さんになれるかは分かりませんが、でも一人一人違うと思うので、自分らしいお芝居ができたら。今までも、これからも、自分らしさを守っていきたい。AKB48劇場の250人というキャパは、私にとっては大きいもの。最初はファンの方の数が片手で数えられるぐらいだったので。250人満員でお客さんが入って、しかも来られなかった方もいっぱいいるという状況が本当にありがたいなと思います」
(C)AKS