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岩本「自分たちで幕を下ろせることがありがたい」 渡辺はカメラ越しの恩師へ「タッキー見てるー?」 “FINAL”は一幕制でJr.も一新!集大成のSnow Man「滝沢歌舞伎ZERO FINEL」会見レポート
NEWS 2023.02.09
「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」の制作発表記者会見にSnow Manの岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介が登壇した。
公演タイトルの通り、2006年に滝沢秀明氏の「滝沢演舞城」として誕生し、2019年にSnow Manへと受け継がれ「滝沢歌舞伎ZERO」に進化を遂げた「滝沢歌舞伎」が、その集大成に「FINAL」と銘打って4月の新橋演舞場で幕を下ろす。
リーダーの岩本は「FINAL」を迎えるにあたり、「この『滝沢歌舞伎』という作品は、僕がジャニーズ事務所に入所させていただいいた年に始まった作品です」と振り返り、「今年、僕が30歳になるこの節目の年に、こうして『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』という形で自分たちが主演で幕を下ろせるというのが本当にありがたいです」と心境を語った。
続いて、阿部は「『Snow Man』というグループ名が初めて発表されたのが『滝沢歌舞伎』なんです。その後、グループに3人(ラウール、向井、目黒)が加入するきっかけとなったり、Snow Manの歴史を語る上では欠かせない公演です」とかげかえのない作品であることを伝える。
メンバー一人ひとりが思い思いにあいさつをする中、渡辺が会見場に駆け付けた報道陣を確認。「たぶんワイドショーですよね? タッキー見てる? 会見してます、今。頑張ります!」と突然滝沢氏へメッセージを飛ばし、会場を笑いに包む場面も。
今作で初めてSnow Manが演出を担当することについて、岩本からは「今回の『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』は、1幕制でお届けさせていただきます」との発表が。
深澤も「一幕制のショースタイルというか、自分たちの体を使って皆さんに熱量を届けていこうと決めました」と続け、報道陣からの「(例年は2幕で登場していた)鼠小僧や、お丸さんは?」との声には「どうなるんでしょうね? お丸さんが来たらうれしいですね、僕も」と煙に巻いていた。
今作について語るなかで、渡辺は「いつも『滝沢歌舞伎』のエンディングで『With Love』っていうタッキーの初演からずっと歌い継がれてる曲があって、その歌詞に合わせて手話をやるんですよね、みんなで。目黒蓮が『silent』でめっちゃ手話うまくなってるんですよ、だから手話のグレードに差が出ないように、目黒に負けないように頑張りたいです」と宣戦布告。
この挑戦を受けた目黒が手話で「今の気持ちはうれしいです」と返すと、「めっちゃレンズこっち向いてる!!」(向井)、「ちょっと、その勢いで僕たちも撮ってくださいよ!」(深澤)とメンバーが相次いで立ち上がり、報道陣を笑わせた。
個々の得意分野に話が及ぶと、ラウールが「今回、新しくバックにジュニア(※)がつくので、やっぱりその辺は翔太くんと佐久間くんがビシッと……」と、後輩の指導に定評のある渡辺と佐久間に話題をパス。
しかし、渡辺は「いや、まぁそういうのも大事かなって思ったんですけど、演出をやったことがないので本当にちんぷんかんぷんというか……」と弱気になり、「後輩を指導するどころか、スタッフさんとかメンバーが出した意見を笑顔で聞く」との発言。
これにラウールは「丸くなり過ぎだよ……(笑)」と寂しそうな表情を見せていた。
※SpeciaL(林蓮音、松尾龍、和田優希、中村浩大)、少年忍者(ヴァサイェガ渉、内村颯太、豊田陸人、永瀬結星)
「滝沢歌舞伎ZERO FINEL」は東京・新橋演舞場にて4月8日(土)から30日(日)まで、全24公演上演され、4月19日(水)以降は日本全国の映画館にてライブビューイングの開催が予定されている。
会見におけるSnow Man全メンバーのあいさつは以下の通り。
■岩本照
この滝沢歌舞伎っていう作品は、僕がジャニーズ事務所に入所させていただいいた年に始まった作品。今年、僕が30歳になるこの節目の年に、こうして滝沢歌舞伎ZERO FINALという形で自分たちが主演で幕を下ろせるのが本当にありがたいなって思っています。自分たちのグループ名がついたのもこの滝沢歌舞伎ですし、初めて主演でやらせてもらえたのも滝沢歌舞伎。自分たちを語る上で欠かせない1ページの作品を、自分たちの手で終止符を打てるというのを本当にありがたいなというふうに思っております。
■深澤辰哉
この滝沢歌舞伎ZERO FINALで、僕たちは本当に精一杯ステージに立たせていただきます。皆さんのお力をお借りしながら、この滝沢歌舞伎ZERO FINALを盛り上げていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
■ラウール
僕もSnow Manに入ったタイミングがこの滝沢歌舞伎ZEROがきっかけだったので、それがファイナルを迎えるということで、より一層気持ちを引き締めたいなという気持ちです。純粋にファイナルということもあるんですけど、9人で1ヵ月舞台ができるっていう機会はこれから先もしかしたらないかもしれないので、1回1回を大切に、見に来てくれる皆さんを純粋に楽しませるんだっていう気持ちを忘れずに頑張りたいなと思います。
■渡辺翔太
滝沢歌舞伎はファイナルということで最後になるんですけど、Snow Manとしても成長している部分があると思う。この新橋演舞場で、滝沢歌舞伎を初めて見るというお客様がいっぱいいらっしゃると思うので、ファイナルっていうことに引っ張られ過ぎず、初めて来るお客さんも誰も置いていかない舞台作りをみんなでしていけたらなというふうに思っております。……あとこれ、後ろのカメラとか報道陣とか、多分ワイドショーですよね。タッキー見てる? タッキー、会見してます、今。頑張ります! 勝手に名前出しちゃいましたけど、そんな感じで頑張りたいと思います。
■向井康二
僕にとって滝沢歌舞伎は上京するきっかけでもありますし、Snow Manに加入するきっかけでもあるすごい大切な舞台。出るたびに初心を思い出させてくれる本当に大好きな舞台です。ファイナルということで悲しんでしまう人もたくさんいると思うんですけども、明るい気持ちで頑張りますし、しょっぴー(渡辺)も言ったように、全員に楽しんでもらえる、ほとんど初めて見てもらえる人もたくさんいると思いますのでそういう人全ての人に素敵なエンターテイメントをお届けできるように頑張りたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。
■阿部亮平
先ほど岩本も申し上げてた通り、Snow Manというグループ名が初めて発表されたのは滝沢歌舞伎という舞台なんです。その後グループに3人が加入するきっかけとなったり、Snow Manの歴史を語る上では欠かせない公演です。それほど僕たちも大事に思っておりますし、今年「ファイナル」とつくからには、その使命をしっかりと務めさせていただきます。ジャニーズが誇る最高の和のエンターテイメントを、僕たちができることを本当に誇りに思います。
■目黒蓮
滝沢歌舞伎ファイナルということで、Snow Manにとっては切っても切り離すことのできない作品だと思いますし、本当に僕たちの青春がつまった、青春の時間を過ごした作品でしたね。ファイナルということですけど、見てくださる皆さんの心の中に、ずっと滝沢歌舞伎が生き続けると思いますので、ファイナルはより多くの方に目に焼き付けていただけたらうれしいです。
■宮舘涼太
今年の4月ということで、皆さん、桜って美しいですよね。桜はこの作品を通じて、「散るのではなく舞う」という言葉をモットーにやってきました。そして「ファイナル」という言葉は少し強いものと感じると思いますが、Snow Manとして枝をもっともっと生やし、そして満開に咲いていく途中なのかなっていう気も僕はしております。ジャニーズの和のエンターテイメント、そして、和の美しさ、それを前面に伝えていきたいなと思います。あとはやっぱり新橋演舞場を任せていただくので、その劇場を守るという意味でも、僕らはステージに立ち、お客様を笑顔に、そして幸せな気持ちにさせたいと思います。
■佐久間大介
舞台に立つ心構えといいますか、そういうものを学ばせてもらった作品ですので、今年できることは本当にうれしいです。「今年やってくれるんだ!」っていうファンの方々もいっぱいいると思うので、そのうれしい気持ちを一言表したいと思います。「今年もSnow Manが、かぶかせていただきます!」