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日米同時配信されるHuluオリジナルドラマ「代償」(Huluにて毎週金曜日、最新話公開。全6話)の完成披露試写会に、小栗旬、高橋努が登場。
伊岡瞬の同名小説が原作の本作。小栗はかつて自身を不幸のどん底へと追い詰めた、悪をもてあそぶ友人を弁護することになった弁護士・圭輔を、そして、高橋はその友人であるサイコパス・達也を演じる。囲み取材では、小栗「弁護士役は初めて。勉強させていただくことも多かった。最近は強いキャラクターを演じることが多かったので、そのなかでは気弱な方の役だと思う」と感想を。高橋も「演じるにあたって、サイコパスの本を読んだりしました」と役作りを明かした。
舞台あいさつでは、小栗が以前から交友のある達也役の高橋との共演について聞かれ、「すごくうれしかったです。自分よりも先に『この達也という役を高橋さんで考えている』と聞いたので。こんなうれしい話はないなと思いました」とコメント。高橋は「そんなこと言ってくれるの? いいやつ(笑)」とおどけていた。高橋は「僕も(小栗との共演は)うれしかったけど、顔合わせの時は照れくさくて。普段からしょっちゅう会っていて普段の小栗旬しか知らないし、あまり現場で一緒にならないので、本読みで入ってきた時に『スターが来た』と思いましたね(笑)。(サイコパス・達也役については)さっき、小栗からは『顔がサイコパスだ』と言われて(笑)、『親に謝れ(笑)』と言いました」と。すると、「でも努くん、本当に最近、男前になったんです。初めて会った頃……自分が21、22の頃は、努くんの目がこんなに明いてなかった(笑)。いじったんじゃない?(笑)」と小栗がツッコみ、高橋は「整形、してませんよ(笑)。やめて、(発言に)影響力あるんだから!」と返答。仲の良さをうかがわせるトークで、会場を沸かせていた。
また作品にちなみ、2人のサイコパス度診断も。高橋よりどちらかというサイコパス度が高いという結果が出た小栗は、「サイコパスに関する本を読んだ時に、そんな要素なかったもん(苦笑)」と否定し、笑いを誘う一幕。
そして、高橋は「この作品はサイコパスという名称が前に出てきがちですが、“愛”の話だと思っています。人はどこまで人を愛せるのか、愛とは何かを考えながら演じました。身近にいる愛を、皆さんも見ながら考えていただけたら」と語り、小栗も「愛の話です」と続け、「これから配信されていくので、楽しんでいただけたら」とPRした。