NEWS
9/20(金)より日本公開される、全米で大ヒットとなった映画『エリジウム』。
公開を前に特別試写会イベントが行われ、スペシャルゲストとして、いつか“エリジウム”に住むであろう富裕層の代表・デヴィ夫人が登壇した。
観客の前に真っ赤なドレスを着たデヴィ夫人が登場すると、どよめきと大きな拍手
が湧き起った。映画について聞かれたデヴィ夫人は「夢のような世界の存在は素晴らしい。
でもこの映画で描かれているのは、現代の格差社会の象徴。このままいったら地球がダメになるという不安にかられる。150年経てばスペースコロニーも夢じゃないのかもしれないけど、考えさせられる作品。」と神妙に語った。
エリジウムには細胞再生医療ポッドが存在し、そこに住む富裕層の住民たちは永遠の若さを保っていることにちなみ、若さや寿命について話が及ぶと「私は105歳まではピンシャンとして生きていたい! 金さん銀さんのお子さんだって100歳を超えているんだし、ギネスに載ってる方はもっとでしょう? 私だってきっと大丈夫よ。あなた(MC)の方が先に死ぬわよ」という自信満々の発言に、場内は大爆笑。
さらに73歳とは思えない美しさと若さの秘訣については「気の張り、緊張感、幸せな気持ち、
愛。そして何より怒りのエネルギーなのよ」と明かした。
そこで劇中に登場する医療ポッドが舞台上に登場。
若返りをはかろうとデヴィ夫人が中に入ると、なんと出てきたのは若返りすぎた姿……!?
と思いきや「わたくしデヴィ・スカルノですのよ」と自己紹介する小さな“セレブ”の正体は、子役の小林星蘭ちゃん。デヴィ夫人と同じ真っ赤なドレスを着て、そっくりな髪型のカツラでなりきった星蘭ちゃんが「小林星蘭でございますのよ。8歳でございますのよ」と改めてあいさつすると、そのかわいらしさに会場は大盛り上がり。その後改めて登壇したデヴィ夫人も、星蘭ちゃんのかわいさに満面の笑みを浮かべた。
最後は、映画のヒットを祈願して、2020年の東京オリンピックを決めたパフォーマンスにあやかり、「お・も・て・な・し」ならぬ「エ・リ・ジ・ウ・ム」というパフォーマンスでイベントを締めくくった。
<作品概要>
映画『エリジウム』
9月20日(金)新宿ピカデリーほか、全国公開
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー
(ストーリー)
舞台は2154年。人類はスペース・コロニー”エリジウム”に住む富裕層と、荒廃した地球に
住む貧困層とに二極分化されていた。”エリジウム”は永遠の命が手に入る人類の理想郷。
どんな不治の病でも一瞬で完治する特殊な再生装置が存在した。地球に住むマックス(マット
・デイモン)は、事故により余命はあと5日間。生きたいという強い想いから’永遠の命’を手に入れるべくエリジウム行きを決断。だが、エリジウムへ行ける唯一の方法は、レジスタンス軍の兵士として、ある任務を遂行する以外になかった。一方、エリジウムを管理する防衛長官のデラコート(ジョディ・フォスター)も、この美しいコロニーを守るべく、ある野心を抱いていた……。
公式HP:elysium-movie.jp
Twitter.com/Elysiun_JP
facebook.com/Elysium.JP