Kis-My-Ft2・宮田俊哉主演の音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」のゲネプロが行われ、宮田をはじめ、共演の美弥るりか、加藤諒が取材に応じ、舞台への意気込みなどを語った。

　本作は、映画「コンフィデンスマン JP」などで知られる古沢良太が脚本・シリーズ構成を手がけた人気アニメ「GREAT PRETENDER」(20年フジ系)を原作に、斎藤栄作の脚本、そして河原雅彦の演出で、生バンド演奏をまじえた疾走感あふれる “音楽劇”としてお届けする、痛快クライム・エンターテインメント。物語の主人公、“エダマメ”こと枝村真人を演じるのは、原作ファンを公言する宮田。ひょんなことがきっかけで世界規模の詐欺ゲームに巻き込まれていく、自称“日本一の天才詐欺師”を演じる。共演にはエダマメが行動を共にすることになる信用詐欺師(コンフィデンスマン)、ローラン・ティエリー役の美弥るりか、観客を“グレプリ”ワールドに導く舞台版オリジナルキャラクター・北大路役の加藤諒、そして、山本千尋、仙名彩世、福本伸一、平田敦子、さらに三上市朗、大谷亮介と個性豊かなキャストが集う。

　元々原作アニメの大ファンだったという宮田は、「好きが故にプレッシャーがすごかった。俺で大丈夫なのかな!?って」と、出演が決まった時の不安を振り返る。自身が演じるエダマメとの共通点について聞かれると、「マネージャーさん曰く、スタイルや手足の長さが似ているらしい。エダマメって逃げる時にがに股になるんですけど、僕もそうなので」と答えた。一方、加藤からは「宮っち(宮田)はいじられキャラだから。そこはもう、根っからのエダマメくんかな(笑)」という答えが。宮田はすかさず「諒くんに言われたくないよ！(笑)」と反論し、笑いを誘った。

　また、今作では、宮田が舞台で主演を務めるのは８年振りとなる。宮田の座長振りを聞かれた加藤は「努力家さんなので。『みんなで自主稽古しようよ！』とか声を掛けてくれて、頼れる座長さんでした。やりやすかったです」と絶賛の言葉を。

　Kis-My-Ft2メンバーの反応を聞かれると、「僕が稽古で苦戦しているという話をしていたら、『それってすごく幸せなことじゃない！』ってみんなが言ってくれて。それが励みになっています」としみじみ。メンバーはみな、「『絶対行くから』と言ってくれている」そうだが、特に玉森裕太は「『全公演行く』って言ってました」と宮田。驚いた加藤が「えっ全通!?　今日(初日)から来るんですか？」と聞くと、「いや、分かんないです！(笑)　でも、玉森はいつも絶対そう言うんです。『全公演、俺は行く』って言ってくれるんですけど、いつも１回しか見ないんですよね。実はどこかから見てるかもしれないですけど(笑)」と、玉森との仲の良さを感じられるエピソードを語った。

　音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」は７／４(日)～25(日)まで東京建物 Brillia HALLにて、８／４(水)～８(日)まで大阪・オリックス劇場にて上演。

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