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7/19(日)後9時スタートのTBS系日曜劇場「半沢直樹」の制作発表会見が配信され、主演の堺雅人をはじめ、上戸彩、及川光博、片岡愛之助、今田美桜、井川遥、尾上松也、市川猿之助、北大路欣也、香川照之ら豪華俳優陣が登壇。アクリル板の仕切り板を触ってみたりしながら、会見に臨むキャスト陣。200人の働く女性がこの配信の模様を見守り、200人の画面が会場のスクリーンに映し出されると、「何だかきれいな花が咲いたみたい」と堺が笑顔を見せた。
会見で、堺は 「1シーン1シーン、カロリーが詰まっている。壮大なものが始まった、大きな船出の感じです」と。1話を見た上戸も「まぁ~、面白かった」と唸り「いち早く見ていただきたい」とPRした。「裏切りそうで裏切らない、半沢大好きっ子・渡真利忍、よろしくお願いいたします」と茶目っ気たっぷりに及川があいさつ。前作でおネエ言葉のインパクトが強烈だった黒崎役を演じる愛之助は「おネエにみがきを懸けて頑張っています。よろしくネ!」」と笑いを誘った。今作から参加する今田は「緊張感たっぷりの作品。出させていただいて幸せ」と笑顔を。井川も「悪い顔がいっぱい。そのなかで半沢さんが信念を持って不正を暴いていってほしいと思う」と1話の感想を述べた。
今年1月のSPドラマにも出演した松也は、「個性が強い方々が集まっているので、面白くなることを確信しました」、今作で半沢の敵役となる猿之助は「原作が立体化され、血が流れ、熱を持ち、映画のような仕上がりになりました」と自信をのぞかせた。北大路は「一人一人の魂の響きをもろに受けました。この先、どういう舵取りになるのか、頭取役を力強く務めたい」と意気込みを。そして続投の香川「半沢直樹のキャラクターだけで、連ドラを引っ張っていける強さとまっすぐさがある。堺さんの立ち居振る舞いを見られたことがうれしいし、この作品が戻ってきたことがうれしい。最後まで、気を引きしめてやらなければならない」と気合十分だった。
堺は「撮影の中断もあったので、感慨もひとしお」と率直な思いを明かし、猿之助の言葉を受け「『半沢直樹』には脈はあるんだ、力強く心臓が動いている。生き物として動いているんだと思った。ほっとしました」と語った。
香川はキャスト陣に対し「集まりすぎると濃い」と語ると、堺も「濃かったですね~」と同感。さらに「歌舞伎のチームが集まると皆さん、おしゃべりが止まらない。どこの地方巡業かと思った(笑)」と明かすと、及川も歌舞伎役者陣の和気あいあいとした様子を見て「(試写でも)副音声のようだった(笑)」と続け、笑いを誘った。
香川が演じる大和田は、今作ではドラマオリジナルとして登場。「原作が素晴らしいので、どこで入る余地があるんだろうと。僕がダメだったら、首を切ってください。どういう着地をしていくか楽しみにしてほしい」と力強くコメント。さらに「(いとこの)猿之助さんと、こんなにがっぷりの共演は初めて。それというのも、前作で大和田としてこの作品に出していただいたからこそ」とうれしさも口にしていた。
今田は「緊張感で押しつぶされそうでしたが。カメラが回っていないところでの温かさに安心感があった。すごく、ふわってなります(笑)」と現場の感想を述べると、堺も「なってたね(笑)」と。さらに「今回は、社員一丸となって戦う感じが新鮮」と語った。
そして、堺は「アクリル板がある会見が初めて。これが新しい生活様式だと思った。現場ではガイドラインに沿って安全に気を付けて撮影をしていますが、ぶつかる力を緩めるという選択肢はわれわれにはありません。(役者陣が)全力でぶつかる様を見ていただけたら。この時代になって『頑張れることが幸せ』なんだなと心から思っております。7/19(日)、よろしくお願いいたします」と力強くメッセージを送った。
●放送情報
7/19(日)スタート
日曜劇場「半沢直樹」
TBS/MBS系
毎週日曜後9時~9時54分
(※初回は25分拡大、後9時~10時19分)
(C)TBS