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革命的な発明により、“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描くWOWOWオリジナルドラマシリーズ第4弾となるスペシャルドラマ「パンドラ~永遠の命~」(4/27(日)後10時~)の放送が決定した。
今作は堺雅人を主に迎え、“クローン技術”をテーマに命の尊厳を壮大なスケールで描く。
これまで、三上博史主演の「パンドラ」(08年)ではがんを滅ぼす特効薬を、佐藤浩市主演の「パンドラⅡ 飢餓列島」(10年)では飢餓を救う食物を、江口洋介主演の「パンドラⅢ 革命前夜」(11年)では自殺を防止する薬をテーマに扱ってきた人気シリーズ。
今回のテーマは“クローン技術”。革新的な発明によりクローン人間が誕生する。ヒトは永遠の命を手にできるのか?命の尊厳は?
謎の殺人事件を軸に、大物政治家の野望、医学界の思惑が複雑に絡み合っていく。
優れた医学者にして天才医師である主人公を演じるのは堺雅人。ほか、尾野真千子、高橋克実と豪華キャストがラインナップされている。
「パンドラ」シリーズを生みだしてきた脚本家・井上由美子と監督・河毛俊作が今作もタッグを組み、「禁断」のテーマを深堀してゆく。人間が神の領域に手を入れたとき、何が起こるのか?心を揺さぶるサスペンス大作だ。
<ストーリー>
優秀な医学者・鈴木元(堺雅人)は、クローン技術の革新的な発見をする。だが倫理上の問題から上司の榊原道隆(伊武雅刀)から反対を受け衝突、大学の研究室を追われることに。7年後、地方の医者となっていた鈴木は、 探偵を使って探していた田代めぐみ(伊藤歩)が遺体で見つかったことを知る。
彼女には6歳の息子・新児(高橋來)がおり、奔放なめぐみとは10年近く音信不通だった妹のなつみ(尾野真千子)が引き取ることに。
突然現われた姉の息子との生活になじめず、経済的な事情もあり、なつみは病院で出会った父親を名乗る鈴木に新児を預ける。だが、鈴木の新児への執着に違和感を覚え、なつみも同行を決意。一方、めぐみの死は他殺と思われ、捜査一課の警部補・黒岩忠嗣(高橋克実)も鈴木に着目する。鈴木に関する聴取で黒岩と面会した榊原は、新児の存在を知り驚愕。新児は、鈴木が発見した技術を使った“クローン人間”なのではと疑念を抱く。
・脚本:井上由美子、河毛俊作
・監督:河毛俊作
・音楽:佐藤直紀
・プロデューサー:青木泰憲、高橋萬彦
・製作:WOWOW、共同テレビ
・出演:堺雅人、尾野真千子、石黒賢、鈴木浩介、伊藤歩、高橋來、郭智博、
中村敦夫、伊武雅刀、高橋克実 ほか
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