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読売テレビ開局60周年スペシャルドラマ「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」が2/22(金)午後9時から日テレ系にて放送。放送に先駆けて、完成披露試写会とトークイベントが行われ、土屋太鳳、百田夏菜子、向井理、佐々部清監督が登壇した。
東北の湊町で歌手を目指していたヒロイン・小沢翼(土屋)は、ある日突然44年前、1975年の東京にタイムスリップ。そこで、名前も年齢も同じ大空つばさ(百田)と出会い、助けてもらう。同じ夢を持つ2人は、落ちぶれた元歌手の津島浩一郎(向井)の協力で、ユニットを結成して歌手を目指し、オーディション番組「全日本歌謡選手権」に出場することに。浩一郎の「スターにしてやる」という言葉を信じて、10週連続勝ち抜きを目指す2人だったが……。
トークイベントでは、土屋が「夏菜子ちゃんが心強い存在で、心から感謝しています!」と百田へ感謝の気持ちを告白。すると百田は、「太鳳ちゃんは普段から感謝をストレートに伝えてくれるんです。今日は久しぶりに会ったのですが、私を見た瞬間に『夏菜子ちゃんのあのシーンが想像と違って、本当に嬉しかった!』ってドラマの感想を、目を見て伝えてくれたんです。太鳳ちゃんは大切なシーンの撮影前に『つばさと夏菜子ちゃんのことを思って歌うね』と連絡をくれました。私も自分だけのシーンの時には太鳳ちゃんと翼ちゃんを思いながら演じられて、ずっと気持ちが通じ合っていたなという感じでした」とうれしそうに応えていた。
監督も、「本番と言うまでずっと喋っているんです。何回か『うるせぇ!』と叫びたくなった瞬間もありましたが(笑)。でもその親密感が映像に出るんだろうなと思って、そこでは我慢して台本を噛んでました」と会場の笑いを誘っていた。2人の“ツバサ”をプロデュースする役を演じた向井は、「僕は振り付けには一切関わっておりません(笑)」と笑いながらも、「舞台袖でずっと同じところから2人を見守っているので、いかに同じ日じゃないように見えるかを計算しながら、自分の中に落とし込んでいくのが難しかったですね」と苦労話を語っていた。
1970年代に放送され、プロ・アマを問わず“純粋な歌の上手さだけで勝負する”という画期的なオーディション番組「全日本歌謡選手権」。五木ひろし、八代亜紀など数多くのスターを輩出したこのオーディション番組がモチーフになっていることも話題となっている本作。2人の少女の少し変わった成長物語は、2/22(金)午後9時より日テレ系で放送!