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TBS系の4月期の火曜ドラマ枠(毎週[火]後10時)で、吉高由里子主演のドラマ『わたし、定時で帰ります。』を放送することが決定。TBSの連続ドラマへの出演は「ラブシャッフル」(2009年)以来実に10年ぶりで、主演は初となる。吉高が演じる主人公・東山結衣(ひがしやま・ゆい)は、過去にあるトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする32歳の独身OLだ。結衣は、同僚たちの様々な悩みに寄り添い、時に振り回され、そして解決していく。そんな彼女の背景には、新人時代のトラウマや、ワーカホリックだった元婚約者の存在があるのだった。
朱野帰子の同名小説を原作に、特に注目を集めている「残業問題」を切り口として、単なる制度改革ではなく働く人々の意識改革について描く本作。主演を務める吉高由里子は「演じさせていただく東山結衣は、ドラマに出てくる役柄の中で一番偏っていないキャラクターなんじゃないかなと感じています。過去のある出来事から、定時で帰るというのがモットーですが、いい意味で“普通”の女性。一般的な会社に勤めているという、共感しやすいキャラクターを頑張って演じられたらなと思っています。会社員の経験が一度もなく、不安もありますが、一般の企業に勤めている会社員の友人に話を聞いたりしながら役のイメージを膨らませています。そして、このドラマには思わず感情移入してしまう、人間味溢れる個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。お仕事されている方もそうでない方も、見終わった後には心が少し軽くなって明日が前向きになれるような作品になっていくと思います。ぜひ楽しみに待っていてください」とコメント。
共演には、結衣の元婚約者・種田晃太郎(たねだ・こうたろう)役の向井理ほか、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアら、個性豊かな俳優陣が決定。働くとは? 仕事とは? そして本当の幸せとは? 現代に働くすべての人を応援する“心温まるワーキングドラマ”が、この春スタートする。
TBS系火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』
4月スタート 毎週(火)後10時~11時07分
原作 朱野帰子『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫刊)
脚本 奥寺佐渡子、清水友佳子
演出 金子文紀
プロデューサー 新井順子、八尾香澄
(C)TBS