３月11日より東京公演が始まった舞台『行先不明』。開幕を前に会見が開かれ、佐藤アツヒロ、五関晃一（A.B.C-Z）、真琴つばさ、馬渕英里何、福田転球、ヒデ（ペナルティ）、永島聖羅、伊藤萌々香が出席した。

　冒頭の挨拶から、佐藤が「佐々雅晴役の、佐々雅晴です」とボケて、笑いに包まれた中で会見がスタート。見どころを問われた佐藤は「見どころは…なんでしょう。普通の格好です！スーツを着たりして、普通の人になります！」と熱弁。すかさずヒデから「Q＆Aが成立してない！」とツッコミが。重ねてヒデから「僕はスーパースター時代からずっと拝見しているので、身近で接して『あ、ド天然だな』と。実はかわいらしいところがあって、みんなが和気あいあいと過ごせたんじゃないかなと思います」と佐藤を讃えた。

　五関は「アツヒロさんとは劇中でも先輩・後輩。劇中で僕がみんなに責められて、アツヒロさん演じる佐々さんが唯一味方をしてくれる時の目が優しすぎて。ちょっと五関が出てきて『アツヒロさんに一番かわいがられている後輩じゃないかな』と私情が出てくるくらいでした」と笑顔。佐藤からは「とても頼もしい後輩です！何でもできて、何でもやる、みんなにかわいがられています！」と褒め言葉が。さらに佐藤が「五関くんとは、毎日髪の毛の後ろが大丈夫かチェックしあっています」と裏話も飛び出した。

　真琴からは「アツヒロさん、この中で一番頼れる人は誰？」という質問が。佐藤は困惑しつつ「僕以外、全員頼れますよ！逆に誰ですか？」とコメント。一同がキョトンとする中、真琴が「あ、マイク返します！」と返し、笑いを誘った。

　「運が悪いなと思ったことは？」との質問に、佐藤は「実際僕は運がいいと思います！名古屋公演も終えて、東京公演もこうして迎えられる、運はあると思います！」と回答。また馬渕が「本当にいい人ばかりで、とにかく居心地のいいカンパニーです」と話すと、佐藤は「本当にそうです！ぜひ『行先不明、居心地のいいカンパニー』を見出しに！」と熱くコメント。最後は「みんなで協力して何かを作る、という最大の生きていくテーマが、この舞台のテーマ。今この時代、みんなで手を取り合って生きていこうというテーマを掲げ、東京千秋楽に向かって全キャスト・スタッフと頑張っていきたい」と意気込んだ。

　舞台『行先不明』は３月21日まで東京・サンシャイン劇場で上演される。