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こざき亜衣の人気コミック「あさひなぐ」が、乃木坂46をキャスト陣に迎え、映画&舞台化へ。西野七瀬が主演する9/22(金) 公開の映画を前に、齋藤飛鳥が主演する舞台「あさひなぐ」が、5/20(土)より東京・EXシアター六本木にて開幕する。
物語は、高校の薙刀(なぎなた)部が舞台。スポーツに縁のなかった旭が、高校で薙刀部に入部し、部の仲間や他校のライバルの囲まれながら、成長していく姿を描いた青春ストーリー。演出の板垣恭一は、「薙刀を通じて少女たちが壁を前にあがく姿をリアルに描写しながらも、肯定的に描いている作品。成長物語を目撃していただきたい。そして、観客の皆さんに、人生に対するささやかな勇気をお届けできたら」とメッセージを寄せた。
初日に先駆け、主演の齋藤飛鳥ほか、出演する乃木坂46の井上小百合、新内眞衣、若月佑美、生駒里奈、堀未央奈、衛藤美彩、北野日奈子と、真琴つばさが、囲み取材を。初日への意気込みを聞かれ、主人公・旭を演じる齋藤は「今までやってきたことを信じれば、きっと初日もうまく行くと思う!」と手応えを口にした。齋藤のめがね姿にも触れられ、「(飛鳥は)顔が小さいから、めがねがでかく見える」という生駒の言葉に周囲も納得の様子だった。そんな生駒は、「薙刀を触るのも初めてだったり、初体験の苦労がたくさんありました。今、会場に入って練習をしているんですけど、どんどん、自分の中に役が入ってきて。明日、初日を迎えて、きっとちゃんと薙刀を皆さんにお見せできるんじゃないかなと思います」と語った。
井上は「最後まで乃木坂46のメンバーだとばれずないように、頑張ります」、新内は「薙刀が大好きっていうところを演じられたら」とコメント。旭の憧れの先輩・真春役の若月は、「映画版の真春役は白石麻衣と発表され、『まいやん!(驚)』と期待が高まっているところに、この初日を迎えて。舞台をごらんになった方が、『あ、若月もいけるんじゃないか』と言ってもらえるように頑張らなきゃなと思っています」と力を込めた。
また、旭が通う高校の、ライバル校の生徒を演じる衛藤は「ずっと稽古していて、明日が初日という実感がないんですけど、(出てくる)2つの高校の生徒たちの成長や変化も見どころ。今回は、真琴つばささんをはじめ、たくさんのキャストの皆さんがいらっしゃるので、みんなで最後まで頑張りたいなと思います」、堀は「思い切って殻を破って演じたい」、北野は「試合のシーンもかぶっている面の中身は自分たちで本当に演じているので、頑張ります」と言葉を寄せた。
真琴つばさは、「明日ですか? 明日は明日の風が吹く(笑)」と周囲の笑いを誘い、「頑張りたいと思います!」と。主演の齋藤について「セリフにエネルギーがある」と称えるも、「そうやって真琴さんがハードルを上げると、私は苦しいです(苦笑)」と齋藤が恐縮する一幕も。そんな齋藤は、「やっていくうちにだんだんと舞台が楽しめるようになってきた」と笑顔を見せた。
東京公演は5/31(水)まで同所にて上演。6/2(金)~5(月)まで大阪・森の内ピロティホール、6/9(金)~11(日)まで愛知県芸術劇場 大ホールにて上演される。
撮影/熊谷章