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乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の坂道3グループが初競演する舞台「ザンビ」が、TOKYO DOME CITY HALLで11/25(日)まで上演。3グループからWキャストでおくる本舞台。出演するTEAM“RED”の乃木坂46与田祐希、山下美月、欅坂46土生瑞穂、小林由依、けやき坂46齊藤京子、小坂奈緒、TEAM“BLUE”の乃木坂46久保史緒里、梅澤美波、欅坂46菅井友香、守屋茜、けやき坂46柿崎芽実、加藤史帆がコメントを。
――役どころと、見どころは?
与田祐希「私が演じる鳴沢摩耶は、守るべき友達がいて、だからこその強さがある女の子。フェンシングが強いんですけど、私自身はフェンシングをやったことがなく、この通り弱小なので(苦笑)、毎日“1日1フェンシング”と思って、練習して頑張りました。カッコよくて芯のある摩耶を演じられたら」
久保史緒里「同じく鳴沢摩耶を演じます。友達を守るためにもがく正義感の強い女の子。普段、グループではすごくメンバーとかに頼っちゃたりして、自分自身はあんまり正義感がないなって思ったり、すごく弱いなと思うので、今回は自分の強さをお見せできたらいいなと思っています」
山下美月「私が演じる一ノ瀬杏奈は、自身が持つ暗い過去が原因で記憶をなくしてしまう女の子。役を通して、力や希望、勇気とかいろいろなものをお見せできるような舞台にできたら。全員で力を合わせて最後まで、千秋楽までやり遂げたいなと思っています」
梅澤美波「この舞台『ザンビ』は、人間が極限の状態に追い込まれたようなところをリアルに描いた舞台になっています。私が演じる一ノ瀬杏奈は、今回登場するキャラクターのなかでも、一番感情の起伏が激しい役です。今回は坂道グループ合同で、さらにWキャストの舞台。お互いに切磋琢磨しつつ、TEAM “BLUE”でもみんなで話し合ったりして、絆を深め合いながら頑張ったので、それぞれの役のキャラクターの関係性にも注目して観ていただけたらなと思います。千秋楽まで頑張ります」
土生瑞穂「桂雪穂という役で、私は瑞穂という名前で『穂』がつくので親近感が湧いています。雪穂は学級委員長で、自分の意志をハッキリ相手に伝えるっていう強い意志を持った女の子なので、自分と真逆の部分もたくさんあったので、演じるのがとても難しかったんですけれども、たくさん日々練習して研究してきたので、舞台でそれをお見せできるように頑張りたいと思います」
菅井友香「私が演じる桂雪穂は、とても正義感が強くて納得がいかないルールは破っていくという、行動力があって、活発でフランクな女の子。言葉使いも男の子っぽい部分があってとてもカッコいいんですけど、本来の自分とは結構、正反対なので、感情を理解するのがなかなか難しかったです。初めての舞台で学ぶことがたくさんあって、とても勉強になる日々でした。3グループ合同の初の舞台で、とても3チームの違いも舞台のなかで見られると思うので、そこも楽しみにしていただけたらと思います」
小林由依「私が演じる一色彩菜はすごく明るい女の子。一見、今どきの女子高生の感じもあるんですけど、正義感を持って相手に何かを伝えるっていう部分もあって、そういう部分は欅坂46と似ていると思いました。そういう場面ではいつもの活動を活かせたらいいなと思います」
守屋茜「演じる一色彩菜は、曲がったことが嫌いで、すぐに行動に移すタイプ。雪穂と一緒に行動をすることが多いです。元気な女の子なので、シリアスな場面のなかで、そういう性格を出すのが、とても難しかったんですけど、後半になるにつれ、どんどん内からあふれ出るものが出てくるので、そちらも注目していただけたらいいなと思います。初めての舞台で、劇中で歌を歌ったりするシーンもあって、そういう曲が3チームの、それぞれ坂道のカラーに合わせた曲になっているので、そちらも楽しみにしていただけたらいいなと思います。千秋楽まで力を合わせて頑張ります」
齊藤京子「私が演じさせていただく本宮佳蓮は、後輩なんですけどお姉さん的存在で、しっかりしていて真面目な子です。私自身は、ホラーはあまり得意ではないんですけど、やる側となると楽しいので、皆さんを怖がらせられるように精一杯頑張ります」
柿崎芽実「本宮佳蓮は、飯野ゆかりといつも一緒に行動をしている彼女の親友。すごく真面目で正義感が強くて純粋な女の子だなと思います。でも、出てくるキャラクターは正義感が強い女の子が多くて、正義と正義のぶつかり合いとか、極限状態に追い込まれたら人はどうなるのか?とか、そういうところにも注目していただけたらと思います」
小坂菜緒「飯野ゆかりは、佳蓮といつも一緒に行動していて、一番後輩の役どころ。私もこの12人のなかでは一番後輩で、ゆかりと同じ感じかなって思ったんですけど、すごく明るくて、私と性格が正反対だなっていうキャラクター。でも、いつも楽しく演じています。演技経験が浅くて、自分がみんなの足を引っ張らないようにと、いつも頑張っています。千秋楽まで死ぬ気で走り続けたいなと思います」
加藤史帆「飯野ゆかりは、佳蓮といつもくっついていて、すごくビビりなので、すごい奇声をあげたりするんです。私は普段あんまり女の子っぽい奇声をあげないので、すごく練習をしました。それと、結構、私は喋り方が特徴的なので、お客さんに恐怖を感じさせるようなセリフの言い方がなかなか苦戦しました。いっぱい練習したので、千秋楽までもっと成長していけるように頑張ります」
――謎に包まれた舞台ですが、新たなポイントは?
山下「乃木坂46の齋藤飛鳥さんが、舞台に映像で出演されます。齋藤飛鳥さんが演じる山室楓は、『ザンビ』という作品で、とてもとても重要な人物になっていくんですけど、だんだん分かっていくと思うので、今は舞台で、大きいスクリーンで飛鳥さんの小さいお顔を、まつ毛の1本1本まで、じっくりと飛鳥さんの顔を堪能していただけたらなと思います」
――他のグループと、やはり同じ坂道だから似ている、もしくは全然違うというところは?
梅澤「初めて顔合わせ、本読みの時に皆さんにお会いしました。ちゃんとお話ししたのはその時が初めてだったんですけど、“初めまして”感がないというか。いい意味で同じ“血”を感じました。すごく、みんな人見知りだし(苦笑)、『ああ、やっぱり、みんな坂道グループ
なんだなっていうのは、普段の稽古からもすごく感じていました。守屋さんがおっしゃったように、舞台での楽曲の見せ方とかも、それぞれ歌っている曲がグループで違うので、乃木坂46の曲は乃木坂46らしいというか……そういう面で、欅坂46さんも、けやき46さんも“らしさ”があって、パフォーマンスの見せ方がすごく違いがあるなと思いました」
土生「私は、最近、お昼ご飯にスモークチキンを食べるのにハマってるんですけど、乃木坂46の久保ちゃんがスモークチキンを食べているところをこの間見たので、そういうところは似てるんだなと思いました(笑)」
久保「見られてたなんて(笑)」
齊藤「皆さん、ナッツとかフルーツも食べてらっしゃって。私は普段ラーメンばかり食べているので、やっぱり、食べているものがお肌に出るんだなっていうのが分かりました(笑)」
――皆さんの演技を見て、感じたことは?
菅井「皆さんとても上手。乃木坂46もけやき46の皆さんも、舞台を経験しているので、声の出し方から違うなって思いました。同じチームの乃木坂46の久保さん、梅澤さんは、とても心にグッとくる、自然と涙があふれてきちゃうような繊細な演技をされていて。リハーサルでも、感情移入しちゃうような演技は、本当にグッときます」
柿崎「私は、欅坂46の菅井友香さんの演技がすごく心に響きました。稽古中に、回数を重ねていくごとにどんどん感情が入っていってるのが、分かって感動しました」
――相手のチームや違うグループに対して感じることは?
小坂「チームによって全然、色が違います。3グループで一緒にやっているので、それぞれのグループ内でも、性格の違いはあって。TEAM“RED”は、少し大人しめなメンバーが多いので、そういうところとかが演技にも出ちゃうところもありますが、でも、それがお互いのすごくいいところになってるんじゃないかなと思います」
――改めて、舞台「ザンビ」の見どころを。
久保「未だに謎に包まれている、謎だらけの舞台になっているんですけれども、皆さんの期待をいい意味で裏切れるような舞台になっているんじゃないかなと思いますので、ここにいる12名全員で頑張っていきたいなと思いますので、ぜひよろしくお願いします」
与田「ザンビプロジェクトという、大きなプロジェクトの第1弾。一言で言うと、今回の舞台はすごく泣ける舞台。『泣く』っていうのもホラーの怖さだけの涙ではなく、友情だったり、人間としての優しさだったり……逆に人間だからこその怖い部分とかも繊細に描かれていて、演じている私たち自身もたくさん、たくさん心を動かされる部分があります。ご覧いただく皆さんにも感動だったり、共感だったり、もどかしい気持ちだったり、いろいろな気持ちになっていただけるんじゃないかなと思います。ぜひ楽しんでいただけたら」
(C)zambi project