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中居正広がMCを務めるドキュメンタリー特番「笑いの正体」が、NHK総合で3/21㊊後6時05分より放送。今や日本人の暮らしに欠かせない「お笑い」の歴史を改めて振り返りながら、革新的な笑いを生み出した人たちの思いに迫る。今回取り上げるテーマは「漫才」。“漫才ブーム”の頃から現在に至るまで、漫才はどのように進化していったのか。漫才師たちは、なぜ漫才師を職業に選んだのか。その時々どんなことを考えてネタを作ってきたのか。現役の芸人のインタビューVTRをもとに、ド正面から漫才を掘り下げていく。
収録を終えた中居は「初めての(番組の)収録って、楽しみなんてものはあんまりなく、不安のほうが勝ってしまうんですけど、今回は自分で言うのもなんだけど、手応えを感じています。面白かったです、やってよかった」と自信たっぷり。「世代や育った場所によって、いろいろ文化も違うはず。見てきた景色はそれぞれなんで、解釈の違いみたいなものもあって面白いと思う」と続けた。
今回の特番で自身の学びになったことは「仕事をするにあたってのアプローチとか、心構えとか、向き合い方」だといい、「しっかり正面で向き合って、しっかり壁にぶち当たって、その壁を乗り越えないといけないってことを教えてもらった」と話した。そんな中居だが、これまでに自身が壁にぶち当たった経験は「ない」とキッパリ。「僕が歩いてるところは、ずっと道が開けてます(笑)。すみません、なんか。当たりたいです、当たってみたいと思います。そういう取り組みなくしてここまで来れちゃったのは、なんか申し訳ないです」と、ニヤニヤ顔で“中居節”をさく裂させた。
中居の印象に残っている“お笑い”といえば「ザ・ドリフターズ」だといい、ザ・ドリフターズの出ている番組を見て「テレビに向かって声を出して笑ったのを覚えている」とか。「小学校1、2年生くらいだったと思うんですけど、初めてドリフのコントを見た時、ほんと笑った。腹抱えて笑った。その時、たまたま親がいなかったんですよ。普段親がいる時は、下品なもので笑ったら怒られるんじゃないかなとか思ってたけど、その時たまたまいなくて。もうゲラゲラ。月曜日になると、ドリフを見た“下品な者同士”で集まって(話してた)。親のいないところ、先生のいないところで(下品なことを)口にする解放感、忘れられない(笑)」と、自身の“お笑い”との思い出を懐かしんだ。最後は「ちなみに、その品のないお友達とは今も付き合いがありますね(笑)」と補足し、取材陣を笑わせた。
中居が「VTRも見応えがあって、吸い込まれるような感じで食いついてみちゃった。本当に、手応えあり」と自信満々に語る本特番は、3/21㊊後6時05分から!
【番組概要】
「笑いの正体」
3/21㊊ NHK総合 後6時05分~6時43分
MC/中居正広
スタジオゲスト/劇団ひとり、ケンドーコバヤシ、松嶋尚美
VTR出演/松本人志(ダウンタウン)、水道橋博士(浅草キッド)、後藤輝基(フットボールアワー)、塙宣之(ナイツ)、山内健司(かまいたち)、濱家隆一(かまいたち)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、粗品(霜降り明星) ※順不同