NEWS
12月6日(日)放送の「NNNドキュメント」(日テレ系)は、「シリーズ戦後 75 年 マルレ 秘密特攻隊 出動せよ。」が放送に。そのナレーションを、声優・下野紘が担当することが発表された。
戦後75年の今年、「NNNドキュメント」は、「シリーズ戦後75年」を立ち上げ、戦争の記憶をつないできた。そして太平洋戦争開戦で知られる12月8日を前に、「マルレ 秘密特攻隊 出動 せよ。」を放送する。
太平洋戦争末期、ベニヤ板で作られた小さな舟で敵船にぶつかる極秘の特攻隊があった。その名は、マルレ。陸軍の海上挺進戦隊だ。連絡艇の頭文字をとって○の中にレを記してマルレ。兵力不足のなか、乗り組んだのは今の高校生や大学生たち。熾烈を極めた戦地で、若い命が次々に散っていった。そして、1945年8月6日。広島に原爆が投下された直後、秘密基地があった広島県江田島で訓練をしていたマルレの特攻兵にも、新たな命令が下る。若者たちが背負った過酷な任務とは。歴史に埋もれたマルレの運命に迫る。
ナレーションは、今、大注目の声優・下野紘が担当。今、大ブレイク中の「鬼滅の刃」で人気キャラクター我妻善逸の声を始め、数々のアニメ作品で主 要なキャラクターを演じる下野紘が、報道ドキュメンタリー作品に初挑戦。下野紘の起用につい て、制作した北日本放送の土井あゆみディレクターは、「秘密特攻隊マルレの隊員の年齢は、15歳から20歳、21歳ほど。下野さんがアニメで演じるキャラクターたちに近い年齢の若者が、太平洋戦争末期に、次々と散っていきました。彼らの死を、今を生きる私たちがどう受け止めるのか考えていくためにも、下野さんに声で表現していただきたい、と思いました」とコメント。土井ディレクターはさらに、「マルレを知ったのは3年前。被爆者を取材していた時でした。多くの若者が特攻で死んだこと、原爆救護に奔走したこと。マルレの歴史を埋もれさせてはいけない。その一念で制作しました。元特攻兵の言葉をぜひ聞いてください」と、番組への想いを語った。
「NNN ドキュメント」は、日テレ系で 毎週日曜の深夜24時55分より放送。
番組公式HP
http://www.ntv.co.jp/document/
番組公式ツイッター
https://twitter.com/n_docu