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8/11㊍に幕を開けるミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のプレスコール取材会が行われ、岩本照(Snow Man)、横山由依、吉田栄作が囲み取材に応じた。
本作は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説「世界をだました男」をもとに製作された映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(主演:レオナルド・ディカプリオ)のミュージカル版。
2009年にシアトルにて初演後2011年にブロードウェイに進出、同年のトニー賞の3部門にノミネートされるなど高い評価を得た。ブロードウェイミュージカル初主演となる岩本は、どんな天才詐欺師の姿を見せるのか。
ブロードウェイミュージカル初主演の岩本は「ミュージカルは華々しいイメージがあります。いつか挑戦してみたかったので、いろんなご縁とたくさんの方に支えてもらい、ミュージカル主演の機会を20代のうちにいただけてうれしかったです」とあいさつ。
プレスコールで魅せたダンスシーンについて問われると、「メンバーと踊るのとは全然違いますね。振り付けを考えなくていいので、歌と踊りに専念させていただいています」と笑顔を見せた。
また岩本は、劇中で詐欺師として様々なキャラクターになりすますために七変化を披露。「1つの作品でいろんな役をやらせてもらえるのは、ある意味アイドルと近しいものがあるのかなと考えていました。ちょっと前は消防士をやらせていただいたので、そういう感覚が近いのかな、と。いろんな人の話し方、いろんな人の身振り手振りをアンテナを張って、自分なりに試行錯誤しました」と胸を張る。
役作りで参考にした人を聞かれると「いますけど、内緒です」と。演じる“詐欺師”については「自分は嘘をつくのが苦手なので、向いてないと思います」と笑った。
Snow Manのメンバーは観に来てくれるのかを問われると「わかりません」と即答。それでも、岩本は「観に来てくれるとは思うんですけど、ちょっと恥ずかしいので自分から観に来てよとかは言わないんじゃないかな。でも観に来てほしいです、こっそり。意識しちゃうので」と照れ笑いを浮かべる。
まもなく迎える初日に、岩本は「ドキドキ、ワクワクって感じです」という心境を。続けて、「皆さんとお会いしてからこのステージに立つまで、ものすごいスピードで駆け抜けてきた感じがします。その中で培った絆があるので、それを感じながら、お客さんを楽しませたいなというワクワク、ドキドキでステージに立っています。ミュージカルは、観終わった瞬間からその人の人生が鮮やかになる感じがします。それを楽しみに、劇場に足を運んでいただけたらと思います」と呼びかけた。
会見では、横山や吉田から、「岩本くんは乳酸菌飲料やタピオカを差し入れしてくれる」と、座長としての健康意識の高さや気遣いを絶賛される場面もあった。
ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、8/11㊍~9/4㊐東京国際フォーラムホールC、9/9㊎~15㊍オリックス劇場で上演予定。