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1986年の第１作発売以来、シリーズ累計出荷本数6600万本以上を誇るゲームソフト『ドラゴンクエスト』。その30周年記念プロジェクト発表会が開催。ステージのバックに30周年アニバーサリー仕様のゲームのマップ画像が映し出され、それを基に、生みの親である堀井雄二、30周年総括プロデューサーの市村龍太郎らが、30周年プロジェクトの内容を発表した。そのなかで、堀井は社会現象となったドラクエⅢの発売当時(88年)を振り返り、｢気になって自転車で行列を見に行ったんですよ。寒い冬だったんですよね。夜中から並んでいてすごく悪い気がして、お茶でも差し入れようか思った｣と当時の思いを明かした。
2016年は、1／28(木)にゲームソフト「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」(PlayStation4ほか)が登場し、発売に先駆け、１／22(金)より体験版が配信に。3／24(木)にゲームソフト「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー３」(ニンテンドー3DS)、そして第１作目の発売日でもあった５／27(金)には「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」(PlayStation4ほか)が発売され、今夏にはアミューズメント向けの新作「ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー」も登場する。
また、5／13(金)～15(日)には、幕張メッセで人気謎解きイベント「リアル脱出ゲーム」とのコラボレートしたイベント「竜王迷宮からの脱出」の開催も発表。その場で例題が出され、会場を訪れていた狩野英孝が見事、正解を答えて会場を沸かせた。
さらに、７～８月にかけては、アリーナクラスの全国５ヵ所で「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー」が行われる。詳細については、１／20(水)後７ 時56 分より放送の日テレ系「1 億人の大質問!? 笑ってコラえて！」の緊急生放送で明かすことを告知。「ドラゴンクエストⅢがテーマ」(堀井)の内容になるという。
7月下旬～9月中旬まで渋谷ヒカリエで「ドラゴンクエストミュージアム」が行われるほか、開業15周年を迎えるユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボレートも発表(時期未定)。作曲家・すぎやまこういちが生み出してきた「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽を楽しめるコンサートの開催や、堀井雄二やキャラクターデザイン・鳥山明らの30周年関連書籍の発売に。発表の終盤では、新作となる「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」の進捗にも触れ、堀井は「物語はほぼ作り終わっています。ゲームも冒頭は本気で遊べるぐらいまではできあがっていて、かなりいい感じです。ボリュームが多いので、もう少し時間はかかると思いますが、(来年５月までの)30周年のうちに出せればいいな」と展望を明かした。
発表会終了後、ゲストとしてスマホ向けアプリ「星のドラゴンクエスト」の新CMに出演する本田翼が登場。ドラクエ好きを公言している本田は、「１日休みがあったら、前の日から食料を買い込んで、18時間ぐらいゲームしてます。レベル上げが好きで、防具もその町で一番強いものを買っていかないと気がすまない」と明かし、さらにファンとして「ドラクエⅥのバーバラはマスタードラゴンですか？」とマニアックな質問をぶつけ、堀井をうならせる一幕も。そして、「本当に30周年おめでとうございます。これから何年、何十年先も続いていくシリーズだと思うので、ずっとファンでいます」と祝福のメッセージをおくった。
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