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コント日本一を決める「キングオブコント2018」の決勝が行われ、トリオ結成4年目・芸歴8年目のハナコが、11代目キングに輝いた。
今大会では決勝進出10組が生放送で発表されるという初の試みが行われ、上位3組がファイナルステージへ。1stステージ3位だったハナコは、ファイナルステージ1番手で2本目のネタを披露。バナナマンの設楽統は「マジで面白い。思っている以上にヤバいと思う」、松本人志は「結成4年目でこのレベルはなかなか。もし優勝しなくても、この先の将来が期待できる」と絶賛。そんな将来有望な若手トリオが、見事、3位からの逆転劇を見せた。1stステージ1位となったチョコレートプラネットは優勝に手が届かず、松尾駿は人気のIKKOのモノマネで「(優勝は)まぼろし~!」と叫んでいた。
本番を終え、囲み取材に応じたハナコの秋山寛貴は、「決勝進出だけでも実感が湧かなかったが、優勝も実感が湧かない。信じられない!」と感想を。これまでファイナリストになったことを言えなかったことについては、「めちゃくちゃ言いたかった。我慢していた」と明かした。
岡部大は「(この舞台を)誰よりも楽しもうと決めていた。今日は楽しくコントができて、それが見ている方にも伝わってたのでは。最高の日でした」と笑顔を。ネタを担当する2人に対し、本番中も出番の少なさを審査員にいじられれながら、優勝決定の瞬間、誰よりも先に涙を見せ「最初にお前が泣くな」(秋山)と突っ込まれていた菊田竜大は、「緊張で体調が悪かった。ちょっと休みたい」と語り、周囲の笑いを誘っていた。
先月は芸人での収入がゼロで給与明細も出なかったというハナコ。賞金1000万円について、菊田は「3等分でお願いします!」と懇願。使い道については「海外旅行」と答えるも、副賞でイタリアに行けることを知り、「(自分で)行かなくてもいいや、海外。(旅行費)ういた~!」と喜んでいた。また、同じ質問に秋山は「お世話になった方々にお礼回りを。バイト先のシャッターが古いので買い替えたい」と。ネタで犬になりきった岡部は、「犬が大好きなので、いい出会いがあるなら犬を飼いたい」と答え、報道陣を笑わせた。
そして、秋山は、応援してくれた人々、お世話になった人々へ感謝の言葉を述べ、「何よりハナコを初めて見てくださった方に知っていただけたのがうれしいです。これからもご注目お願いします!」とメッセージを送った。