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綾野剛主演の月10ドラマ「アバランチ」の第5話が、本日(11/15㊊)後10時より放送。物語の第1部が完結する第5話は、羽生(綾野)や山守(木村佳乃)の過去とアバランチ誕生の秘密を描いた“エピソードゼロ”で、第1話に続いて再び藤井監督が手掛ける回となる。この第5話放送を前に、綾野からコメントが寄せれられた。
このドラマの制作開始前から藤井監督と、「必ず人の心の深淵に響くものを作ろう。僕たちが与えられたスキームや環境の中で諦めず出来る最大限のことを、演出に携わる各部署の力と、役を生きる俳優部の力を駆使して必ず作ろう」と約束していたことを明かした綾野。撮影を振り返るとともに出来上がった作品を鑑賞して、「最大限やり切れましたし、それぞれがそれぞれの約束を果たせたかなと思っています」と手応えを語った。第4話までの謎が明らかになる回であり、国側との戦いが激化していく第2部に向けても重要な分岐点となる回でもあり、何よりも綾野自身「本当に届けたかったものが全て詰まった」と語るように、単話の物語としても「人の心の深淵に響く」回となること間違いなしの第5話。ぜひ、ご期待いただきたい。
■綾野剛コメント 全文
必ず人の心の深淵に響くものを作ろう。僕たちが与えられたスキームや環境の中で諦めず出来る最大限のことを、演出に携わる各部署の力と、役を生きる俳優部の力を駆使して必ず作ろう。このドラマを始める前に、藤井道人監督とそう約束したことから、このエピソードゼロが生まれました。そういった意味で、最大限やり切れましたし、それぞれがそれぞれの約束を果たせたと思います。
第1話からこれまで積み上げてきたこと全てが第5話、さらにはラスト1分に結集されて第1部が完結し、少しの休憩もなく、第2部・戦争編が始まります。少しずつ間違いなく雪崩は起き始めていて、世界は傾きつつあるなかで、その雪崩や傾きがどこに向かうのか。この作品の情報解禁時のコメントで、「人は、180度変わる必要はない。360度見渡す必要もない。たった1度だけ角度を変える勇気を持てば、世界は大きく動きだす」という言葉の通り、第5話エピソードゼロは、世界が大きく動き出す第1部最後の狼煙(のろし)を上げる瞬間を見届けていただける回となっています。
第4話で「もう戻れないぞ」と羽生の言葉にあった通り、それは過去との決別だけではなく、未来を生き抜き見届けるために。
第1部で本当に届けたかったものが全て詰まった第5話、ぜひご期待ください。受け止めてくださることを真に願っております。
■第5話あらすじ
「もう戻れないぞ」。西城(福士蒼汰)を前に、羽生が語るアバランチ発足の理由と真の目的とは――?
3年前、日本で開催される国際会議を前に、国際テロリスト集団からの爆破予告に対し、官邸は対応に追われていた。大山(渡部篤郎)が警備局長としてトップに立つ公安部はいち早くテロリストの潜伏先を確認するものの、情報提供者が拘束されてしまう。情報提供者の救出作戦にあたった公安部外事三課の羽生は先輩の藤田高志(駿河太郎)の静止を振り切って現場に突入するものの、それは仕組まれたワナで…。
テロリストが起こした爆発から奇跡的に命を取り留め、病院で目を覚ました羽生を待ち受けていたのは過酷な現実だった。失意の中、警察を辞めた羽生は、和泉卓司(森下能幸)が営む小さな町工場で働き始める。娘のあかり(北 香那)は不正なやり方で工場を切り盛りせざるを得ない父親に反発し、羽生の前で怒りをあらわにするが、もはや正義の力など信じられない羽生は心ここにあらずだった。そんな矢先、羽生の居場所を追っていた山守が工場を訪れて……。
【作品概要】
「アバランチ」
毎週㊊後10時~10時54分
カンテレ/フジテレビ系 全国ネット
出演/綾野剛 福士蒼汰 千葉雄大 高橋メアリージュン 田中要次 ・ 木村佳乃
監督/藤井道人、三宅喜重(カンテレ)、山口健人
プロデュース/安藤和久(カンテレ)、岡光寛子(カンテレ)、笠置高弘(トライストーン・ピクチャーズ)、濵弘大(トライストーン・ピクチャーズ)
制作/カンテレ、トライストーン・ピクチャーズ