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6月25日公開の映画『夏への扉―キミのいる未来へ―』の初日舞台挨拶に、山﨑賢人、清原果耶、藤木直人、夏菜、眞島秀和、高梨臨、三木孝浩監督が登壇。
信じていた人たちに裏切られた科学者・高倉宗一郎(山﨑)が、30年の冷凍保存から目覚め、2025年の東京で運命を変えるため奮闘する物語。
共感した部分について聞かれた山﨑は「諦めなければ失敗じゃないというメッセージ。今起きてることに、一生懸命にならないと、未来が変わらない。今を一生懸命生きるところに共感しました」とコメント。宗一郎の未来での相棒のロボット・ピート役の藤木は「時を超えた人の想いの強さ。璃子(清原)の思いの強さに心打たれました。女性の方が強いな」と感想を語った。
また、宗一郎を裏切る婚約者・鈴役の夏菜は「私たちから学ぶことは、ないですよね」と、同じく宗一郎を裏切る和人役の眞島に話を振ると、眞島は「いや、才能ある若者の足を引っ張るオジサンにだけは、なるまい、と」と語り笑いを誘った。
理想の未来について聞かれた清原は「みんなが笑顔で、美味しいものがいっぱい食べられたらうれしい」とコメント。高梨は「全自動風呂機が欲しい。疲れていると、髪を洗って乾かすのが面倒なので、全自動でできれば」と語ると、山﨑も「全自動と名の付くものは、すべてほしい」と共感していた。
さらに、宗一郎が飼っている猫のピートを演じた猫・ベーコンが登場。藤木が抱きかかえると、リラックスした表情を浮かべるベーコンに、一同「かわいい」を連発。夏菜は「山﨑くんに意地悪するより、ベーコンをいじめるシーンが胸が痛かった」と語るなど、全員がメロメロに。そんなベーコンの現場の様子について、三木監督は「動物はコントロール効かないんですけど、ベーコンともう1匹の猫・パスタちゃんは、2匹とも優秀で」と大絶賛。
最後に山﨑は「この映画は、真冬でも夏への扉を探す物語。逆境でも前向きに進むというメッセージが好きで。信じた道をまっすぐ進んでいたら、いろんない人に助けられたり、支えられたり。映画作りにも感じること。頑張っていたら最高のサプライズが待ってると思うので、皆さんにも最高のサプライズが訪れますように」と語り、イベントは幕を下ろした。