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10/4(月)後9時より初回放送を迎える月9ドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」。スタートに先立ち取材会が行われ、前作から引き続き主演を務める窪田正孝と、本田翼が登場した。
2019年に放送された医療ドラマの続編となる本作。窪田演じる天才放射線技師・五十嵐唯織が、本田演じる放射線科医・甘春杏らとともに、レントゲンやCTを駆使して“視えない病”を探しだしていく。
前作から約2年を経て、この度放送が決まった時の気持ちを振り返った窪田は「仲の良さがつまった作品だったので、またあの楽しい日々が帰ってくるんだなと思って」と語る。“ラジハ”チームの空気感は、他の作品とは違ったものがあるそうで、「共演者の方々と仲良くなるより、まずは仕事をしっかりまっとうしないと、と思うタイプ」がゆえに、普段は共演者とのコミュニケーションは最低限だという本田も、今回ばかりは違ったと明かす。悩みを共演者に相談することもあり、「何でも言える場所。貴重な場所でした」と本田。
そんなチームワーク抜群のラジハチームだが、現場の雰囲気で前作から変化したことといえば、新しく加わった八嶋智人の存在なんだとか。窪田は「今まではエンケンさん(遠藤憲一)がチームの盛り上げ役だったけど、そこに八嶋さんが加わることで、話がどんどん進んでいくんです!」と笑顔で語る。一方で、八嶋とキャラが被りがちな浜野謙太はそれに危機感を感じていたそうで、「ポジションが奪われないように、ハマケンさんも芝居をどんどん変えてくるんですよ(笑)」と窪田。本田も「とにかく、現場の明るさがパワーアップしました!」と笑顔で加えた。
物語も2年後の設定で、唯織(窪田)が2年のアメリカ留学を終え、帰国してきたところからスタート。それぞれが演じるキャラクターの変化を聞かれると、窪田は「唯織は基本、変えていないです。変えないことが彼の軸。2年間の留学で得たものは、セリフにも描かれていなくて。役の重さは表現できたらと思いつつ、変えない勇気を持ってやっていました」と語る。ちなみに、衣装もまったく変わっていないそうで、窪田曰く、衣装合わせは1分で終了したそう。そこまで一貫して変えない姿勢に、「監督の勇気を感じました(笑)」と。一方、自身が演じる杏について本田は、自分のことでいっぱいいっぱいだった前作よりも、「シーズン2はかなり技師の方とも心を通じ合えていて。杏ちゃんはかなり変わりました」と披露。さらに、「かなり悩む子になりました。患者さんのためにどうしたらいいかを考える、そんな女の子」と。そんな真逆の唯織と杏の恋路については、前作同様に微妙な距離感が続くといい、本田が「くっつくかくっつかないかみたいなのは、監督が好きなんです(笑)」と笑い交じりに語ると、窪田からも「どんだけひっぱるねん!ってね(笑)」とツッコミが。
最後に本田は「シーズン1よりかなり!!パワーアップして帰ってきています。ハラハラしたり、どうなっちゃうの!?という部分もたくさんある。そんな部分も楽しく見てください」とアピール。窪田も「続編をできるというのは、なかなかないこと。見てくださる視聴者や応援してくださる方がいたからこそだと思います。シーズン2というと、ハードルは高いですけれど、初めて見る方を置き去りにしないように、もちろんシーズン1からの方にも楽しんで見れるようになっています。成長したみんなを見ていただけたらと思います」と意気込み、取材会を締めくくった。
「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」はフジテレビ系列にて、10/4(月)後9時よりスタート。初回90スペシャルで放送される。