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【コメントあり】沢口靖子『科捜研の女 -劇場版-』完成報告イベントで「ファンの皆さまに感謝」

NEWS 2021.08.15

FIX_BSI4539 9/3㊎公開まであと1ヵ月を切った『科捜研の女 -劇場版-』の完成報告イベントが開かれた。

 主人公・榊マリコ役(榊=木へんに神)の沢口靖子をはじめ、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が登壇し、映画の見どころや撮影現場でのエピソードを披露。本作でマリコと対峙する天才科学者・加賀野亘役の佐々木蔵之介からビデオメッセージも届いた。

1-_ITA85072-_ITA8141 冒頭で沢口は「いよいよ劇場版の公開が来月に迫ってまいりました。たくさんのファンの皆さまに支えていただき、ついに完成しました。早く観ていただきたい自信作です」と感謝を。続けて、「テレビドラマシリーズのスケールを大きくした、劇場版の新たな世界観が誕生したなと“手応え”を感じました。そして、もちろん結末を知っているのですが、これは事件なのか? 事故なのか? 犯人は誰なのか? トリックは? と、一緒に謎解きする感じで、ドキドキしながら観ました。科捜研の魅力が全て詰まった、集大成にふさわしい作品だと思いました」と完成した作品への感想を語った。

 本作は、これまでテレビシリーズに登場してきたメンバーとの再会シーンや、懐かしい掛け合いも見どころに。内藤は、物語上では“初対面”となるマリコの元夫・倉橋拓也役の渡辺いっけいに触れ、「(沢口、内藤、渡辺の)3ショットが1回出てきます。僕といっけいと、どちらがマリコに似合うのか、ぜひ観て判断していただけたら(笑)」と笑いを誘った。

 イベント中盤、メッセージビデオで登場した佐々木蔵之介は、「同じ京都府警のサイバー捜査が忙しくて、リモート参加で失礼いたします」と、現在主演を務めるテレ朝系「IP~サイバー捜査班」(毎週㊍後8時)をネタにする一幕も。
 撮影現場では、役柄を意識して、あえて沢口とあまり話さなかったものの、同じ関西出身の内藤については「僕が京都に行くと『京都の仕事場を荒らすな!』と。でも、僕こそが京都人なんです(笑)。そういうことを言わはるんですけど、とても温かく受け入れてくださり、とても感謝しています」と。劇場版への出演には「光栄に思っています。20年以上の歴史があり、皆さん強固な信頼関係を持ちながらも、現場はとても穏やかに楽しく進んでいきました。スケールの大きな『科捜研の女』、ぜひ五感をフル稼働しながら楽しんでください」とPRした。
 佐々木のメッセージに沢口は「普段は京都弁で、すごくざっくばらんで面白い方なのですが、役に入るとガラッと変わりまして、飲み込まれそうになりました」と、共演シーンを振り返った。また、裏話を“暴露”された内藤は、「本人にも伝えましたが、蔵之介は本当に(演技が)うまい。僕たちの映画に力をくれました。だから僕は潰していこうと(笑)。なるべく蔵之介の仕事を取っていこうと!(笑) それほど、すごい役者だと思っています。オフィシャルの場で言っておきます。人柄もいいしハートもいい、抜群の男です」と、冗談を挟みながらも賛辞を贈った。

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FIX_BSI4459(編集)
【登壇キャスト コメント】
■沢口靖子/榊マリコ役(榊=木へんに神)
Q.これまでドラマシリーズに登場してきたキャストとの再会・お芝居は?
 とても懐かしく、うれしかったです。台本を開いてお名前を見た時に、皆さん一人ひとりの顔が浮かんできました。現場では一時期、苦楽を共にした友人と再会したような感じで、一気に時間が縮まりましたね。そして、役同士ですぐに打ち解けましたし、皆さんも科捜研の世界に溶け込んでいらっしゃいました。
 ストーリーの中で、それぞれが本当にうまく物語に絡んでいます。それぞれの出会いの中で化学反応が起きていき、クライマックスに向かって行きますので、そのあたりも楽しみにしていてください。

Q.マリコと早月の関係性について
 私(マリコ)もやはり先生を尊敬していますし、すごく頼っている部分がありますが、面白いところで言うと、時間の感覚が違うところです。先生はご家庭がある方ですが、マリコは科学一筋で生きている人。夜中の2時に「先生、まだ2時ですよ。まだできますよ」と言うと、先生に「もう2時よ!」と、いつも怒られてしまうんです(笑)。 それでも先生は、いつもいつもマリコに応えてくれています。

Q.ファンの皆さんへ
 今日は、1つ夢がかない、1つかないませんでした。劇場版がついに完成して、このようにご報告できたのはうれしいのですが、長年応援してくださった、支えてくださったファンの皆さまに、直接この場でお伝えすることができませんでした。正直、残念でたまりません。
 でも私は“つらい時こそ諦めずに、前を向いて歩いていこう”と、マリコに背中を押されて、ここまで来ました。「科学で、より良い未来を切り開く――」それが、この映画のテーマです。今は大変な時期ですが、一人ひとりの心掛け次第で、きっとステキな未来がつかめるはず。9月にはぜひ劇場で、皆さんの前に立ってごあいさつできるように、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。それまでどうぞ、お元気でお過ごしください。

■内藤剛志/土門薫役
Q.マリコと土門の関係性について
 一言では難しいんですけども、おそらく皆さん“恋愛に繋がるんではないか”と楽しんでいただいているかと思います。ですが、僕たちは、あまりそういう話をしないんですよ。あえて言うならば「兄弟以上、親戚未満」。要するに、そこに恋愛感情はない関係、同志だと思っています。

Q.ファンの皆さんへ
 科学を使って事件を解き明かし、犯人を追い詰めるという目的は(テレビシリーズと)全く変わりません。しかし、映画版ということで、今まで20年以上、そして250本以上のドラマの中で、一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。初めての方法で犯人を捕まえます! たぶん、これは1回きりしか使えない方法だと思います。ぜひ劇場に足を運んでいただいて、確認していただきたい。マリコに、とんでもないことが起こります!

■若村麻由美/風丘早月役
 冒頭から私、風丘早月が衝撃の目撃者となり、事件が始まります。自分で知っていながら、試写を観た時に「きゃー!」と声が出てしまいました。恥ずかしかったです(笑)。そして、今回の見どころの一つとして、歴代のレギュラーメンバーが集結し、これがまた圧巻でとても楽しく拝見しました。どうぞ皆さまお楽しみください。

3-_ITA7533_A■風間トオル/宇佐見裕也役
 今まで一つひとつやってきたことが、このような大きな映画になるということで、とてもうれしいです。“天才科学者の教授vs科捜研マリコ”のバトルを、ぜひ大スクリーンで、ご存分に観ていただけたらと思います。

4-_ITA7676■金田明夫/藤倉甚一役
 僕も試写は冒頭で「きゃー!」と言いました(笑)。250回以上続いているドラマが成し得た映画化だと思います。 ドラマの中でこねられて、 その上にできた映画だと思っています。ぜひこれは、マストで劇場に足をお運びくださることを心よりお願いいたします。

5-_ITA7748■斉藤暁/日野和正役
 20年たって映画になったこと、本当にうれしく思います。役者もスタッフも一丸となって作品を作りました。そして土門さんも言いましたが、こんな事件の解決のしかたは、これ一回きり。確かにそう思います。私はマリコくんの上司として、いけない上司だと思っています。それは映画で観てください。(劇中で)怒られました(笑)。

6-_ITA7835■山本ひかる/涌田亜美役
 シリーズ13から出演させていただき、8シリーズ出演してこの映画…ということで、観終わってエンドロールが流れた時に大号泣して、しばらくその場から動けなくなってしまって。監督に感想を言うより先に感動して、皆さまに愛されている作品に出られたことがうれしくて。その日は監督に「ありがとうございます!」と言って走って帰りました(笑)。シリーズの集大成にふさわしい素晴らしい内容で、片時も目が離せないので、9月3日を本当に楽しみに待っていただければうれしいなと思います。

7-_ITA8001■石井一彰/蒲原勇樹役
 斉藤さんもおっしゃったんですが、スタッフ、キャストが一丸となって作った映画です。みんな「科捜研の女」という作品を愛していて、プロデューサーから「これは20年見てくださったお客様への恩返しの作品でもある」と。それを聞いて、そういうモチベーションでやろうと思いました。劇場で楽しんでいただければと思います。

8-_ITA8074【作品情報】
9/3㊎公開
科捜研の女 -劇場版-
出演/沢口靖子、内藤剛志、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、
金田明夫、斉藤暁、佐津川愛美、渡部秀、山本ひかる、石井一彰
脚本/櫻井武晴 音楽/川井憲次 監督/兼﨑涼介

©2021『科捜研の女 -劇場版-』製作委員会

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